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ハサミ男
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ハサミ男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全255件 1~20 1/13ページ
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読者が想像している犯人像が、この作品の書き方とか展開とか物語の中のマスコミによって違った方向に一人歩きしてしまうが故に、ある場面で「は??へぇ?????ん?あいつは何者?え、じゃあ主人公は?」と思って、考察サイトに寄り道しないと理解が追い付かなかった。思わず読者が読み返したくなるようなトリックの作り方が秀逸で、ある意味ズルい。「そんな書き方されたら分かるわけないじゃーん」とも思ってしまった笑 | ||||
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多少ネタバレがあります。ご注意ください。 読み始めてから強烈な違和感に襲われた。 ハサミ男が一人称で語る場面が多くあるものの、どの様なキャラクターなのか捉えられない。性別も不明、身体的な特徴も不明。 はじめは読み辛さを感じたが、終盤に怒涛の伏線回収。 20年以上前の小説とは思えない、今でも新しさを感じる推理小説と感じた。☆5 | ||||
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本を読んでいって何回も騙されてしまった 2回目読んでここの描写はそういう意味だったのかと本当に感心させられる サイコパスが主人公なのに陰鬱じゃなく軽快でスッキリとした読後感があった 主人公のハサミ男の食へのこだわりなのか食事の描写もなかなか凝っててミートパイがどんなものなのか気になった | ||||
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本書「ハサミ男」が他の供述トリックと一線を画すのは、その仕掛けや驚きが二重三重にも重なっている事だろう。 読んでる最中に「こいつが犯人じゃないか?」という推察を見透かすように、ことごとく否定された点が非常にすばらしい。それも一度や二度ではない。新たな人物が候補に挙がるたびにその疑惑と事実が付きつけられた。 「だったらハサミ男は……樽宮由紀子を殺した偽のハサミ男は誰なんだ!」という気持ちがそのたびに強くなっていき、読みやすさも相極まって本文を正確に捉えながらもページをめくる手がどんどん早くなっていき、移動中だけの読書が自宅に帰ってもなおノンストップで読み切ってしまった。 真相に辿り着いた時はうまく状況を飲み込めなかったが、後で分かりやすく、かつ違和感なく纏められているのも◎ もはや一度目の視点で読むことなど不可能で、未読の方が羨ましくすらある。 | ||||
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本当にビックリしました。なにが?ネタバレになるのでコメントは書けません。 読み進めながら???そして??? 結末がわかっても、なんで?て、わからなくて読み終わってすぐに読み直したくらいです。 「どんでん返し」で面白い本だと勧められて読みましたが、記憶に残る面白い本の一冊となりました。 | ||||
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ンンンー!!?まんまと騙されました…!読了後に何度も考察を見て、ページを読み返して納得。お見事でした。しかしまた新たな被害者を連想させる不穏な結末です。ネタバレになるのでこれ以上は言えません。最後まで面白かったです。ぜひ読んでみてください。 | ||||
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確かに最後の展開は想像してなかったし、読み返しても矛盾がない。 でもね、カギとなる部分が偶然だというのがどうにも。それは作者も自覚していたようで、「小惑星が地球に衝突する可能性は極めて小さいが実際に起きて恐竜は絶滅した」というような話を入れているけど、そうはいってもこの偶然は読者としては絶対に想定できないから、読んでいる最中に謎解きは不可能。 | ||||
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「どんでん返しのミステリー」としてではなく、普通のミステリーやサスペンスとして、とても面白く読み終えました。 自分はあまり「叙述トリック」を謳うミステリーやその手の物語に敏感というわけではないのですが、この小説はこれ見よがしにミスリードを誘う情景文章が目についてしまいました。 25%ほど読んだ時点で「恐らくこの人は・・・」と予測が立ち、主人公の「わたし」を「その立場」と考えて読み進めてしまったので、どんでん返しミステリーとしては楽しむことが出来ずに読了しました。 キャラクターの描写に好感を持てた点と、連続殺人者が別の殺人者を捜査しようとする、というストーリーにも魅力を感じ、しっかり夜更かしして読み終えてしまったので、物語としての完成度は高いと思いました。 この物語は「わたし」のストーリーに警察側の視点を絡ませたサスペンスという事なのだろうな。 | ||||
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ミステリー慣れした読者におすすめ! 是非、驚天動地の結末を堪能して下さい! 難解で、シンプルな読み心地! | ||||
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最後はバタバタだし無理な展開もあるし説明過多になってしまったけど、全体的には楽しい小説だった。 | ||||
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なぜこの子はついて行った?とかなぜそこで抑えられた?など細かいハテナがあったが読み終えたらハテナの部分が全部解明してすっきりした。 前半の急に自殺未遂をして医者が出てくるくだりは最初戸惑って読むのやめようかと一瞬思ったが中盤からクライマックスにかけては面白く一気に読めた。 勘の良い人は途中で気づくかも。 | ||||
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「「「わたし」」」 | ||||
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オーディブルにて視聴。初作家。インパクトのあるタイトル&表紙から何となく躊躇していたけど、読了後、再読したくなる面白さ。騙されたけど心地よい。 | ||||
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残虐な殺人を繰り返すシリアルキラー、ハサミ男。 "わたし"と磯部刑事の視点を交えながら物語は進んでいく。 伏線があちらこちらに張り巡らされていて、最後まで真相に気づかせない巧みな叙述トリックにあっぱれ。 もう一度読みたい本になること間違い無し。 | ||||
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推理力とか全く無くても、メタ的な見方してる人は大体の構造は割とすぐに分かると思う。 描写の随所に不自然な点があり過ぎるので。 主人公の二重人格を途中でバラす事で、不審な点の謎は解けたと思わせようとしているけど もっと明らかな違和感から目を逸らさせる意図に過ぎない。 しかし主人公がハサミ男となった理由も全く説明されていないし、最後も結局… 続編を作る意図があったのだろうか。 それにしてもこれって映像化されてるんですね。一体どういう描写で実現してるのかちょっと 興味が湧いてレビューをみたら、開き直って多少人間関係を変えた上で、ある意味最大の謎を 最初からバラシて作ってるみたいですね。 この作品の肝とも言える部分なのでかなり陳腐なストーリーになってしまって居る気がします。 | ||||
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描写はお見事としか言いようがない、完全に騙された。 本編の内容に触れるので記載はしませんが、個人的に気に入らない結末ではありました。 | ||||
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ミステリーに興味を持とうとしている方に、「とりあえずこの辺からがよいのでは?」とお薦めしている作品です。 | ||||
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でも振り返ってみるとちゃんと騙された方がもっと幸福だったかもw 主人公のように、どんどん関係者や真実に惹き込まれていきました、今日は昼休憩に"いいとこ"に辿り着いてしまい、午後仕事に集中できませんでした。 のめり込み注意です!評判通りの名作でした!! | ||||
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シリアル・キラーもののミステリ作品。 世間を騒がせている通称「ハサミ男」による、少女連続殺人事件。男は第三の犠牲者を選定し、チャンスを伺っていた。対象の女子高生を付け回した挙句見たものは、ハサミを突き立てられた自らが殺害する予定の女子高生だった。慌てた男は、第一発見者として振る舞うことを余儀なくされる…。 出し抜かれた男、そして捜査を担当する刑事の視点が切り替わって物語が進む。所々、精神科医と「ハサミ男」の会話が挿入されるのだが、これがミソ。まんまと著者の術中にはまり、明後日の方向に連れて行かれてしまう。 男を出し抜いたのは誰なのか?警察は犯人を突き止めることができるのか?目撃者となった男が、事件の捜査に取り組むに至って謎は深まるばかり…。 真祖がわかるくだりは、捻りに捻っているので、前のページを見返すはめになる。なるほど、やや荒唐無稽だが、どんでん返しは愉しめる。 …ネタバレにならずに、本作品を紹介するのは難易度が高い…。 【メフィスト賞】 | ||||
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騙された!完全に騙されていた! でも何?この気持ちよさ。消化不良は一切なく読み終えることができた。 終盤色々明らかになってから振り返るには、Kindleが適していた。キーワードで検索して読み返すと、一気に腑に落ちる。 ミステリと精神医学を知りすぎている作者に思いを巡らしても、もう鬼籍に入っている。 | ||||
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