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ハサミ男
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ハサミ男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 1~20 1/4ページ
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ハサミ男と呼ばれる連続殺人事件の犯人。彼を真似たと思われる新たな殺人事件が起こる。事件を 追う犯罪心理分析官と所轄の刑事たち。本物のハサミ男と思われる冴えない肥満の若者の行動。 作品自体は硬質の刑事ものと思われたが。最終100ページほどでこの作品の風景が一変する。 どうやらいろいろな叙述トリックを使いながら、作者は大きく舞台転換をしてきているようだと読者は 感じる。だが、正直「ネタ晴らし」を聞いてもなにかすっきりとしない。もやもや感が残るだけだ。 結果、意外な真犯人が出てくる。普通、これがすっきりとしたトリックで意外性を伴うものであれば、 読者は大いに納得するはずだが、このあまりにもファンタジー過ぎる設定にはもうげんなりしてしまう。 少なくとも、私は。設定や筋運びの非現実性があまりにも強すぎると、それはもうミステリーとは 呼べないのではないかなどと思ってしまう。好きな人は好きだろうけど、私は好きになれないな、 この作品は。 | ||||
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出版から大分期間が経ってしまっていることが要因とは思うが、序盤の文章から意図が透けてしまい、中盤あたりでほぼ確信してしまったため、結果として面白みに欠ける読み方をしてしまったのが残念。 オチも含め、全体の構成が弱く感じる反面、無闇にペダンチックなところが目立つのも「らしい」な、と感じた。 | ||||
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講談社文庫、殊能将之先生、ハサミ男、読了 まんまとミスリードに乗ってしまいました。 後半の展開は少しややこしすぎで、誰の視点か分かりづらかったけど面白かったです。 | ||||
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2回読める 文章が独特できっと作者は偏屈でロックが好きな人だ | ||||
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うまい事引っかかって最後にバイト先の社員の態度の意味がひっくり返るのは面白かったが、自殺の失敗はまだいいとして絶対この人太ってるはずだし可能性がゼロでなければどんな偶然でも起こる論法に一瞬納得しかけたがやっぱりご都合主義な偶然だと感じざるをえない気がした。 | ||||
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視点が変わる事にもっと注意を払っていれば、、どこからそうだったのか、今も全く分からない。 最後の場面で、実際起こっている事か頭の中の事か、誰が誰なのか、分からなくなってしまった部分があった。 思い込みというのは、やっぱり怖い。完全に飲み込まれた感がある。 読み慣れてないからか少しすっきりしないので、また読みたい。。面白かった。 | ||||
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「連続殺人犯が模倣犯を探す」という話。各所で評価が高かったので読んでみた。 読み始めて、節々に女性的な描写が散りばめられていること、性別を決定づける描写がなされていないことから、ハサミ男は女性であると確信。 では、タイトルに偽りあり? 女性なのに男性とはこれ如何に? これは恐らく、タイトルの「ハサミ男」とは、模倣犯のことだから。と解釈。 が、中盤でハサミ男と思われる人物の正体が明らかとなり、自分の女性説が崩された。まあ、結果的には女性だったんだけど。 叙述トリックに気づいたのは終盤も終盤。「これはハサミ女の描写か?」「それとも肥満男の描写か?」この辺を踏まえて、再読すると面白いかもしれない。 ハサミ女と医者の対話は、薄っぺらい脳内会議といったところ。芝居がかった禅問答は、読んでいて退屈だった。よって、中盤から読み飛ばした。 警察サイドの動きが活発になる中盤以降は面白かった。 それにしてもまあ、内情をペラペラと撒き散らす新米刑事だこと。 いくつか矛盾点というか、ツッコミどころが見えたので、残念ながら読書欲はさほど満たされなかった。 | ||||
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普通かなー。どうしてこんなに評価が高いんだろう? 多重人格すぎて何がなんだかわかりにくい。 結局、ハサミ男がなぜ殺人を犯したのかもわからない結末だったし。 特に面白くはなかったかな。だいぶ雑に読み進めてしまいました。 | ||||
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区切りが無いまま何人も出てきて読みにくいので、読み終わるのに時間がかかった | ||||
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8割ぐらいまでは警察の捜査と犯人の思考についていけたが、真犯人が出て来た所から場面についていけなくなった。 後でネットの解説を見てみようと思った。 真犯人が判明するまでは面白い展開もあったが、やや話が進むペースが遅い様にも感じた。 | ||||
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まだ読んでないけど楽しみです | ||||
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若干分かりにくいというか。 ミスリードまでは良いのだけど気持ちよく騙された感はあまりなかった。 アクロイド殺しの方が記述の仕方がスマートだったかな。 ネタバレ解説を読んでみると、 あーそこねと頷けるので多少もやもやが晴れました。 | ||||
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【面白かった所】 サイコパスの一人称心理描写。 無駄な精神的葛藤がなくサクサク思考してくれるので、ストレスなく読めました。 【残念だった所】 叙述トリックのオチが分かりやすいと思った。 | ||||
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デジタルで読むのは残念だなとおもいました。人物の描写は上手いなと思う。 | ||||
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読んだ人々の感想に騙されたとの声が多かったので、警戒しながら読みましたが結局騙されました。 20年近くの前の作品ながら、いまだに読み続けられている訳がわかりました。 | ||||
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若い女性が殺害される 連続事件が起こる。 しかも、被害者は首にハサミを 突き立てられていた。 犯人が第3の犯行を行おうと思っていた矢先に、 別の誰かが狙っていた人物を殺害する。 しかも、自分の犯行に見せかけて。 犯人は誰か・・。 その動機は・・。 叙述トリックとしては、 許容範囲だと感じる。 しかし、ハサミ男がわざわざ犯人を 探そうとするだろうか。 ハサミ男(シリアルキラー)の 殺人の動機も弱い。 また、被害者および被害者の家族の人物設定が無理過ぎて、 混乱してしまった。 | ||||
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美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。 | ||||
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物語としては普通に楽しめる。ただミステリーとしては...粗が目立つかな。少しガッカリではあった。 | ||||
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冒頭、主人公の独白が続く。これが淡々としていて、事務的で、 でもどこか狂っていて。そのかんじが不快で、ページを繰るスピードが速まらなかったが、 3人目の被害者が登場し、刑事たちが捜査に乗り出し、ハサミ男ではない人物による ハサミ男的殺人事件が勃発してからは、通常のミステリー小説が持つドライブ感が発揮され、 読むことは楽しくなった。 | ||||
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叙述トリックは、作中に「書かれていること」ではなく、「書かれていないこと」や「読者の勝手な思い込み」を利用するのがポイントだが、その点、本作のトリックはかなり早い段階で見破れてしまう(作者が意図的にそうしたのかは不明だが、ある脇役の設定が重要なヒント)。「ハサミ男」の異様なキャラは面白いのだが、模倣犯の正体がややチープなのが残念。ラストも、ちょっとありきたりかな。 | ||||
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