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掌の中の小鳥
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掌の中の小鳥の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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…しかし表題作の「掌の中の小鳥」以降、出てくる人出てくる人、皆が皆「聡すぎて」この集りの中に居たら常に「勝負」を仕掛けられてる緊張感があるだろうなwみたいな 一瞬たりとも「隙」は見せられないぞ、的な 全体の印象が「微笑ましい」だった。紗英が明るく、圭介が安定してるキャラだからだろうか ストレスなく穏やかに楽しめた感じ | ||||
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1995年の単行本の文庫化。 ゆるやかな連作短篇。身の回りで起きる、日常の不思議を解明していくという、著者得意の手法で、誰にでも楽しめる一冊。他愛もない謎ばかりだが、はっとさせられる結末が心地よい。 しかし、登場人物が定型的。著者の描くキャラクターには目新しさがない。人物造形も台詞もありきたりで、イライラさせられる。 それから、本書は『魔法飛行』などと比べると、投じよう人物の年齢層が、やや上がっているのだが、下手な青春小説家が大人の恋に脱皮しようとして失敗したようで苦しい。 | ||||
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懐かしい日々。きらきらと輝いていた日々。だれにでもそんな思い出の日々があったに違いない。そういう懐かしさを思い起こさせてくれる本だ。だが単なる青春物語ではない。その中には色鮮やかなミステリーが織り込まれている。作者の独特の感性が、物語のあちこちに、まるで宝石みたいにちりばめられている。読後もさわやか。 | ||||
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殺したり、殺されたりなミステリー小説に半ば嫌気を感じていた時にここのレビューを参考にさせて頂いて購入しました。してやったりなトリックとそれを解き明かしていくのも1つの面白さですが、こういう日常の些細なミステリーというのは多くないだけに余計に面白く感じます。暗い色をイメージさせるミステリーというジャンルの中で、この小説は派手ではないが、明るく暖かい色を放っています。「自転車泥棒」は5つの章の中でちょっとどきりとするタイトルだけれど、やはり暖かいお話です。登場人物の1人である、紗英がとても魅力的。普通なんだけど、同性の私もすごく惹かれました。ただ、圭介さんの良すぎる勘、推察にちょっとついていけない感も持ちました。(「お城」の泉さんの推察力にも) | ||||
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