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隕石誘拐-宮澤賢治の迷宮-
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隕石誘拐-宮澤賢治の迷宮-の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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『邪馬台国はどこですか?』で脚光を浴びた作者の長編第一作。 妻が息子ともども誘拐され、夫の研二は残された手がかりから妻が誘拐された理由が宮澤賢治の『銀河鉄道の夜』に隠された重大な秘密にあると推測し、誘拐犯人から妻子を取り戻すべくその秘密を探り始める、という内容。 童話に隠された秘密の謎解きに加えサスペンス要素のある作品だが、不必要に多いエログロ描写はいったい何なのだろうと思う。エログロがいけないというわけではないが、『銀河鉄道の夜』に隠された謎解きを主眼とした作品にはまったく合わない。 『銀河鉄道の夜』に隠された秘密にしても強引な解釈だし、『邪馬台国はどこですか?』や『金閣寺に密室(ひそかむろ)』など、作者の作品は面白いものと勝手に期待していただけに、超ガッカリだった。おかげで本書の読後、作者の作品はまったく読まなくなってしまった。 後から書かれた『金閣寺に密室』は面白かったので、私の読んだ順が逆になっただけでのことで、以後の作品は面白いのかも知れないが。 | ||||
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