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隕石誘拐-宮澤賢治の迷宮-



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隕石誘拐-宮澤賢治の迷宮-の評価: 3.63/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

初長編

 「邪馬台国はどこですか?」で衝撃的なデビューを飾った著者の長編第一作。
 童話作家への夢断ちがたく,一方で経済的な問題と子育ての方針の食い違いで夫婦間の亀裂が危機的状況にある主人公・中瀬研二。妻子が誘拐されたのをきっかけに学生時代の旧友や隣人を巻き込んでの宝探しへ・・・。
 宮沢賢治についてのトリビアと作品,人間像の新解釈は「さすが鯨統一郎」とうならされたものの,作風に似合わないバイオレンスとレイプシーンは無いほうが良かったのでは・・と思う。
 読めばされなりに楽しめるものの,やはり著者の持ち味は短篇と連作にあると思う(もちろん大化けする可能性も否定できないが)。
隕石誘拐―宮沢賢治の迷宮 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:隕石誘拐―宮沢賢治の迷宮 (カッパ・ノベルス)より
4334073425
No.2:
(3pt)

タブー破りの本

私はかって、氏のデãƒ"ュー作「邪馬台国はどã"ですか」ã‚'低く評価ã-ていた。「æ­'史」というものã‚'侮辱ã-ていると思ったからだ。ã-かã-今回ã"のï¼'作目にå½"たる長編ã‚'読ã‚"で、氏の狙いが「侮辱」にあるのではなく、「タãƒ-ーのæ‰"ç '」にある事か分かってきた。ã-かã-残念な事に今回も題材が良くなかった。私は古代ファンであるだã'でなく、ï¼"0å¹'来の賢治ファンでもあるのだ。賢治の「思想」ã‚'曲解ã-たテロリスト集団による「性とæš'力」の数ã€...は賢治礼賛本に対するタãƒ-ーç 'りとã-て私は理解できる。ã-かã-、賢治が七色のダイヤモンドというä¸-界的な鉱物発見ã‚'å...¬è¡¨ã›ã¬ã¾ã¾æ­»ã‚"でいったという設定はç'å¾-できない。賢治の鉱物に対する愛æƒ...ã‚'考えると、ã"の発見の解明ã‚'せずに死ã‚"でいくã"とは説å¾-力が無い。「ダã!‚¤!ヤã‚'巡る醜い争いが起きる」という説明も説å¾-力が無い。幾らでもそã‚'回避するæ-¹æ³•が考えられるからである。さらに厳ã-いã"とã‚'言えば最後の二転三転はå°'ã-無理がある。今回もやはり低い評価にならã-るã‚'å¾-ない。ã-かã-、最後まで楽ã-みながら読むã"とが出来た、という事はå'Šç™½ã-ておã"う。
隕石誘拐―宮沢賢治の迷宮 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:隕石誘拐―宮沢賢治の迷宮 (光文社文庫)より
4334732917
No.1:
(3pt)

まずまずおもしろい

「邪馬台国」の作家が書いた長編、という期待は半分はかなえられたか。奥さんの凄惨な状況が偏執狂的で、ついていけない点以外は、まずまずおもしろかった。宮沢賢治に対する解釈が進む中、事件は解決に向かう。謎解きが思いつきや思いこみに支えられている点がミステリとしてはイマイチだが、宮沢賢治ファンで鯨統一郎ファンなら、読んで損はないのだろう。
隕石誘拐―宮沢賢治の迷宮 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:隕石誘拐―宮沢賢治の迷宮 (カッパ・ノベルス)より
4334073425

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