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魔法使いの弟子たち
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魔法使いの弟子たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 21~38 2/2ページ
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『小説現代』での連載を経て,.文庫化に際して上下巻に分冊されました. 前フリ的なものがまるでなく,いきなり作品の中にポンと放り込まれたように始まる物語は, その状況が,中心人物であり,同じく何も知らされずにその場に投入される男性と被るからか, 一体感にも似た感覚で引き込まれていき,混乱,翻弄される様子に何とも言えぬ緊張を覚えます. また,話の流れにスピードがあり,早い時点でおおよその世界観を見せてきたかと思いきや, 次々に目先を変え,膨らませる手法は,その先への予想がつかず,ページを繰る手が進みます. エンタメ,SF路線を走るかと思わせておいて一転,シリアスな方へと傾く終盤は正にそれで, 自分の置かれた状況に絶望し,したからこそ,社会との繋がりを強く求める一人の女性の姿は, 全体の雰囲気を落ち着かせるとともに,改めてこの世界で起きていることを認識させられるよう. 中盤以降,少しばかりダレた部分はあったものの,広げていったあれこれが散漫になることはなく, うまくへ引っ張った最後,『事の始まり』への疑問,果たしてどこへ行き着くのかが楽しみです. ただ,限定版のイラストカバー(大型帯)については,あまり作品の雰囲気に合っていないのでは…. | ||||
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上下巻構成の下巻.終盤のシリアス調からまた一転,エンタメ路線が繰り広げられます. 結末の話からしてしまうと,評価の分かれる…といった表現がピッタリくる作品だと思います. 確かに,中心だった男の『能力』を引き合いに,絶望の中にも希望や余韻を残してはいましたが, それまで広げてきたあれこれからすると,どこか拍子抜けしてしまうのは否めないところでしょう. とはいえ,荒唐無稽が過ぎたにしても,説明や仮説はそれなりに筋が通っいて頷けはしますし, 警察やマスコミを悪役に見立て,その酷いやり方をまるで相手にしない主人公らの立ち振る舞い, そんな世相から生まれてくる正義や良識とはといった構図は,ベタながらもやはり痛快に感じます. ただ,『事の始まり』に近づき,少しずつ見え出しあたりから皮肉にも失速が始まったようで, ホラ話(著者談)として,膨らませたのはいいものの,畳みきれずに大味になってしまった印象. での目まぐるしい展開であったり緊張感が良かっただけに,ちょっともったいなさが残ります. なお,タイトルは語感だけで選んだそうで,言葉から連想されるファンタジ要素は一切ありません. | ||||
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井上夢人さんワールド全開!ってかんじです。 出てくる超能力やら現象が とても緻密に設定されていて、読みながら冷めることなく 一気に読み切れてしまいます。 最後の大オチになる部分も気持ち良くやられました! 文句なしの1冊です。 | ||||
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兎に角、突拍子もない発想自体が凄いと思います。 設定が有り得無いだけに、展開なども有り得無いのですが、それを引っ張って行って、最後まで一気に読ませる旨さが有ります。 散らばって収拾がつかなくなるのではと思いましたが、纏めて来る辺りが井上夢人の凄ところ。 | ||||
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岡嶋二人からのファンですが、久々に読んだこの作品も、やっぱりいいですね。 荒唐無稽な内容なのに何故かリアリティがあります。 このプロットだと、最後の部分は一気に新しい展開に持ち込んで、続編に繋げる事も可能に思えます。 井上夢人さんの次の作品が楽しみです。 | ||||
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井上夢人さんの作品は初めて読みます。 暇つぶしに少しずつ読んでいくつもりが 思わず1日で一気読みしてしまいました!! 面白かったです。 ウイルス感染の副作用で特殊能力に目覚める… まるでファンタジーな話ですが 特殊能力に対する世間の目や警察やマスコミの動きが なんかリアルというか、本当にこんなことが実際にあったかのような そんな感覚になって読んでました。 まさに情景が思い浮かぶような感じ。言い回しも分かり易かった ただちょっと予知部分での“時間を押す、引く”というのが理解しにくかったかな。 いつかは映画化とかしそうな?だったらいいですけど この方の他の作品も読んでみたいです。 | ||||
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相変わらずの読み易い文章に引き込まれていきますが、 特殊能力という状況設定のアイデアだけで引っ張り過ぎてる感も。 でも突拍子もない特殊能力に違和感を感じず読めればオチもいいのでお勧めです。 読みながらマンガ化やアニメーション化しても面白いとも思いました。 | ||||
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最後までするする読めて面白かった。 超能力にありがちな「頭痛」とか「能力を使うと疲れて…」などのリスクが全くないので、 サイコキネシスなどは、もうやりたい放題です。車で飛行するわ、道路はがんがん陥没させるわ、 ラストでは○をちぎってぐるぐる回す…ありえない! そのエネルギーはいったいどこから?などと考えちゃうと”荒唐無稽すぎて…”という 感想になるかと思います。 それさえ平気ならば、むしろ、こんな能力あったらいいなーとか、 透視で目の前の相手の過去を見て、相手の嘘を見抜くくだりなど 気持ちいいくらいです。 でもバイオハザードものの緊迫感はないです。生きるか死ぬかのデッドラインもなし。 超能力あるんでなんでもできちゃう。回避できちゃう。 でも逆にそのせいで、危険を回避しちゃうと周りの人が死んだりするので、 自分からは何もしていないのに警察に追われて大変な目に… (この本では警察はラストまで頭の固い悪役の位置づけ) ラストは、うーん、ハッピーエンドなんだろうけど、 カタストロフ回避できていいんだけど、これって透視じゃなくてタイムワープ? それとも、透視の中で未来を変えたなら平行宇宙が1つ増えただけだよね? こういう解決に持っていくなら何でもできちゃうよね?っていう疑問は残りました。 そういう意味で「プラスティック」に似ているかも(内容も構成も全く違うけど) トリックに逃げちゃったかな、という感じ。 もっとがっぷり4つに組んでくれてきれいに終わっていたら★は5つ。 でももともと超能力者がどうやって人類と共存していくのか、みたいな シリアスなテーマじゃないからいいのかな。 面白かったから。 | ||||
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一言で表すなら、病即消滅・不老不死の一文の極み | ||||
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一言で表すなら、病即消滅・不老不死の一文の極み | ||||
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シリアスな作品なのかと思ったら、途中からいきなり超能力モノ・・・。 ツイてこれない人もいるんでしょうが、結構ぎりぎりのところでそっちに転ばないように、 十分に練られているように思います。 間違いなくストーリは面白い。 で、ラストですが、これは夢落ち・・・って言うのかな。 夢落ちって、まとめ方としては幼稚とされているようですが、この作品ではそんな印象はありません。 ラストがちょっと急展開という印象はありますが、ちょっとキュンとするし、読後感も良いですね。 5点満点でよろしいのではないでしょうか。 | ||||
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井上夢人さんのファンです。 岡嶋二人さんのときから知ってます。 ふと、本屋で新刊を知り、 読んでしまいました。 ウィルスの話はインフルエンザ騒動を思い出させますが、 効果?は魔法を想像させます。 人が死にまくる設定にビビりますが、 最後まで読むと少しわかります。 自分自身特殊な状況下にいたので、 特殊な状況が能力者?を産む、 というありがちな設定ですが、 筆致の上手さにグイグイと読んでしまいます。 小説というより、映画ですね。 なお、このウィルス自体が現実に生まれることはない?ので、安心してエンターテイメントとして読めます。 エスパー?サイキック?がいないとは証明できません。 能力?の操作について、無意識(潜在意識)が想定されています。 ここは取材したんでしょうか、納得です。 この作品が想像上の世界で終わることを心から願います。 ただのエンターテイメントでありますように。 | ||||
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井上夢人さんの本を読んだのは初めてです。面白い本を調べていると、井上夢人さんの本が挙げられてるのをたまに目にしてたので、今回初めてこちらの小説を手に取ってみました。主人公が、竜脳炎という新種のウィルス性伝染病に罹患し奇跡的に生存して…という最初の部分までは興味深く読んでいたのですが、正直、途中からあまりの荒唐無稽さに冷めてしまいました…。荒唐無稽でも受け入れられるものなら問題ないのですが、この作品は私にはちょっとムリでした。でも、きっとこれが井上ワールドなのでしょうね。合う人には合うのだと思います。展開もテンポよく進み、文章も読みやすいです。深く考えずエンターテイメントとして楽しむことをお勧めします。 | ||||
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井上夢人さんの本を読んだのは初めてです。 面白い本を調べていると、井上夢人さんの本が 挙げられてるのをたまに目にしてたので、 今回初めてこちらの小説を手に取ってみました。 主人公が、竜脳炎という新種のウィルス性伝染病に罹患し 奇跡的に生存して…という最初の部分までは興味深く読んでいたのですが、 正直、途中からあまりの荒唐無稽さに冷めてしまいました…。 荒唐無稽でも受け入れられるものなら問題ないのですが、 この作品は私にはちょっとムリでした。 でも、きっとこれが井上ワールドなのでしょうね。 合う人には合うのだと思います。 展開もテンポよく進み、文章も読みやすいです。 深く考えずエンターテイメントとして楽しむことをお勧めします。 | ||||
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山梨県で新型ウイルス「竜脳炎」の感染が広まり、大多数の死者を出す大惨事となったのだが、3名だけ奇跡的に一命をとりとめた患者がいた。この患者たちは後遺症として不思議な能力を獲得していた。とにかくおもしろかった。500ページ超で分厚いのだが、息をつかせぬスピード感溢れる展開で最初から最後まで全く飽きることはなかった。出だしを読んだときは週刊誌の記者が新型ウイルスの原因究明をしていく話なのかと思ったのだが、いい意味で期待を裏切ってくれた。感染症から生還を果たし特殊能力を獲得した者たちが、その能力を利用してどのように生きていくのか読み応え満載だった。能力の種類や使い方、能力を得た者たちへの周囲の反応や警察の対応等、架空の世界の話が実にリアルに描かれており、本当によく考えられていたと思う。 | ||||
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井上夢人さん!待ってましたぁ〜〜!! ハードカバーの新刊が出ているのを人から聞いて、 びっくりしてすぐに買いに行きましたとも!! 読み始めのところから、 あぁぁ〜〜!この先もっとおもしろくなりそうな 予感がする!どうしよう!! という期待で苦しくなりました。 「読書」と思えないくらいテンション上がる上がる! 実際は・・・・やっぱりおもしろかったぁ!!! なんで不思議な世界のことをあんなにリアルに描けるん だろう・・・・!! “オルファクトグラム”とかでも同じように感じたけど、 夢人さんは「においを見る」とか、今回の「超能力を使う かんじ」とかを、本当にリアルに描くと思う。 読むと、自分も主人公たちと同じ景色が見えて、同じ 感覚を感じられる。 だからもしかしたら、においが見えたり超能力が使えたり する人が本当に存在して、夢人さんはそういう人たちと 知り合いで、体験談を聞いて本にしてるんじゃないか・・! ・・・・・なんて考えてしまうくらいリアルなんですw! おもしろい!ほんとうに! 『パワーオフ』とかも、リアルサスペンスのフリしていつの 間にかちょっと不思議系!?で、かなりおもしろかったから お気に入りの本のひとつです! 『メドゥサ、鏡をごらん』や『クラインの壺』もっ! こんな不思議系の世界の本ばかりじゃないけど、どれも 場面がリアルに想像できてのめり込めるので、ぜひ井上 夢人さんの(岡嶋二人さんの)本をおススメします! ・・・・・・・・・・・・ただ! ただ、今回の作品のラスト(オチ)は、ニコラスケイジ主演の 『NEXT』という映画を思い出してしまいました。。。。。 なので★4つ。。。苦肉っ・・・ でもっ! むしろなんであの映画を観てしまっていたのか! 観ていなかったら最後まで夢人さんの世界にどっぷり 浸れたのに!! と、それくらい私には夢人さんの本はおもしろかったです。 | ||||
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井上夢人さん!待ってましたぁ〜〜!! ハードカバーの新刊が出ているのを人から聞いて、 びっくりしてすぐに買いに行きましたとも!! 読み始めのところから、 あぁぁ〜〜!この先もっとおもしろくなりそうな 予感がする!どうしよう!! という期待で苦しくなりました。 「読書」と思えないくらいテンション上がる上がる! 実際は・・・・やっぱりおもしろかったぁ!!! なんで不思議な世界のことをあんなにリアルに描けるん だろう・・・・!! “オルファクトグラム”とかでも同じように感じたけど、 夢人さんは「においを見る」とか、今回の「超能力を使う かんじ」とかを、本当にリアルに描くと思う。 読むと、自分も主人公たちと同じ景色が見えて、同じ 感覚を感じられる。 だからもしかしたら、においが見えたり超能力が使えたり する人が本当に存在して、夢人さんはそういう人たちと 知り合いで、体験談を聞いて本にしてるんじゃないか・・! ・・・・・なんて考えてしまうくらいリアルなんですw! おもしろい!ほんとうに! 『パワーオフ』とかも、リアルサスペンスのフリしていつの 間にかちょっと不思議系!?で、かなりおもしろかったから お気に入りの本のひとつです! 『メドゥサ、鏡をごらん』や『クラインの壺』もっ! こんな不思議系の世界の本ばかりじゃないけど、どれも 場面がリアルに想像できてのめり込めるので、ぜひ井上 夢人さんの(岡嶋二人さんの)本をおススメします! ・・・・・・・・・・・・ただ! ただ、今回の作品のラスト(オチ)は、ニコラスケイジ主演の 『NEXT』という映画を思い出してしまいました。。。。。 なので★4つ。。。苦肉っ・・・ でもっ! むしろなんであの映画を観てしまっていたのか! 観ていなかったら最後まで夢人さんの世界にどっぷり 浸れたのに!! と、それくらい私には夢人さんの本はおもしろかったです。 | ||||
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岡嶋二人時代からのファンで全て読んでいます。待望の新刊が出ました!今回は致死率100パーセントの竜脳炎にかかり意識が戻ったのは3名だけだった。その3名は後遺症として特殊能力が身についていた。まるでファンタスティックフォーを思い浮かべるようなアクション!ジェットコースターのようなスピード感溢れる展開の作品で一気に読んでしまいました。やはり井上さんの作品は面白い♪もんくなしの星5つです♪早く次が読みたいです。 | ||||
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