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暗鬼
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暗鬼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 21~40 2/2ページ
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途中までは、これからどうなるんだろう!?と一気に読んだが、終盤から何だこれ?という展開に…。 こんなにくだらない、つまらない作品はなかなかないかも。正直時間の無駄。 | ||||
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嫌悪感に耐えながら最後まで読みました。宗教的な脚色を除けばよく最近行われている母の卵子を使用したりという行いと変わらないのではとも思いますがどうなんでしょう・・・神経作用のある植物と宗教を掛け合わせているのでしょうか。浸かりすぎると抜け出せなくなるという・・・その警鐘ですかね。時代によってなにが普通とするかはその時代に生きてみないとわからないとも思いますが現代に生きている私には受け入れがたい内容でした。 | ||||
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今まで読んだ本の中で、こんなに不快な思いをしたのは初めてです。 みなさん書いておられますが、後味の悪さにつきます。 置いておくのも気分が悪いので処分しました。 | ||||
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大家族に嫁いだ法子が抱いた違和感。 それはまさにグロテスクな家族の形であった。 前半はストーリーの起伏がなく、淡々と嫁が抱く嫁ぎ先の家族の行動への違和感が描かれている。 終盤に一気にグロテスクな内容となり、そこまでの淡々としたストーリーに納得。 中村うさぎさんが「解説」で記している通り家族というのはその形はまさに区々である。 従って本作品に描かれているような歪んだ家族の常識というものが全く無い訳ではないと思うが、かなりのグロさを感じた。 私自身、妻の家族と同居した際、家族内で当たり前に行われている行動や会話に強い違和感(自分の育った家庭との違い)を持ったこともあり、本作品の嫁の立ち場に共感する部分もあった。 特に印象に残ったのは、嫁が家族によって洗脳されていく過程。 みんなで褒めて持ち上げたり、一転罵倒したりする部分は先日読んだ「洗脳 地獄の12年からの生還」(Toshl著)に酷似しており、強い恐怖をおぼえた。 | ||||
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こわっ(+_+) 怖すぎる...おおばあちゃんも恐ろしい。 洗脳って本当に有りそうで、大家族には注意だな。 | ||||
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読み終わってからも心がざわついたまま。 何を伝えたかったのかが今でもわからずにいる。 こうして人の心が何かに支配されるのか、という移り変わりを非常に生々しく描いた作品だと思う。 読了後は自分自身が現実と非現実のはざまにいるような錯覚に陥った。 自分自身もこうなるのだろうか… | ||||
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心理描写が細かくて、読んでいる間中ドキドキ。 前半で“多分、最後はこうなるだろう”というのがある程度予測できたので、意外性は少なかったかな。 でも、面白かった。 | ||||
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乃南アサさんの本は数々読んできましたし、読み返して楽しんでいますがこの本は読み返した事はありません。 他の方がレビューされているように読後感が悪く、作者は読者に何故こんな気持ちわるい思いをさせるのか?と不思議に思う本です。 | ||||
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人間から見て花や植物というものはどれもこれも、ただ似たように静かに咲いて生きている。 彼らは人間に牙を剥くことはないし、人間がちょっと手を加えてやるだけで生死に関わる。 安心の対象であり、か弱い愛すべき存在に見える。 だが彼らは彼らなりに毒を持っている。 ひとたび人の体に入り込めば、血を汚し、内臓を痛めつけ、心を狂わせる。 ただ心和ませるだけの存在だと思っていた美しい草花が、実は得体の知れない毒を持っていると知ったとき、 人はそれまでと同様にその花達に囲まれて過ごせるだろうか。 他の花々を見ても毒など持っていないと無条件に信じられるだろうか。 更に、彼らが意思を持つ生物で、人間に敵意を向けることができるとしたら・・・? --- そんな風に薄気味の悪い話です。 SFではありません。植物が意思を持つなんて話ではありません。 しかし家族同士で敵意や違和感を持つことの恐ろしさが表現されています。 あまりに突拍子のない気持ち悪い筋書きではありますが、ホラー好きな人には、これを読んだ後の日常生活がきっと愛しく思えることでしょう。 後味が悪いのでサスペンスというよりはホラーなのではないかと思います。 あまり冬に読むのはお勧めできない・・・かも・・・。(なんで今さら冬にレビューしてるんだろう私) | ||||
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最近本棚の整理を決意。 以前買って読んだんだけど、処分するか否か?という審査を始めた。 要するにもう一度、残すかどうかという観点でしっかりと読もう、というもの。 乃南作品は、さらさらと読めるんだけど自分の中では評価があまり高くはなく。 標準点以上ではあるんだけど図抜けた作品はないというか、残らない。 ただその中で、ぼやっと覚えていたのがこれ。 なんか、うっすらと寒気がするような不気味な話だったような‥ と、読み進み、思わずの一気読み。 いやこれ、すごいわ。 洗脳の基本というか、ものすごい論理詰めの恐怖。 文章は軽く、さらさらと流れるように、でも芯から冷えるような物語。 よかったよかった。 これはぜひ、残さねば。 | ||||
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女刑事音道貴子シリーズで乃南さんの作品にはまり、全作品を読もうとしています。 これで24冊目になりますが、初めて、”はずれ”と感じました。 途中までは「シュールな作品だな」と思いました。 主人公の気持ちの揺れが大きく、「どうなるの、どうなるの」などと、わくわくするような気持ちもありました。 しかし、最後の方、嫌悪感を持ちました。 単なる、狂気の、犯罪者集団につかまってしまった乙女達の話だ、と感じました。 | ||||
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作家買いした作品ですが、コレはちょっと外したかな…というのが 正直な感想です。 乃南さんの作品って、たまーにこういうのがあります。 ストーリー自体は、序盤から すんなりと引き込まれて行きますし 怪しげな雰囲気が少しずつ漂ってきて、いい感じだったんですが。 後半から、なんだか変な風に進んで行き え?そっちに行くの? …で、そのまま終わってしまいました。 薄気味悪さでいっぱい。 人として、受け入れられない部分があり それは、モラルの問題だとかそういうものが 私達読者に植え付けられているからかもしれません。 その植えつけられているものが、この家族には最初から無いものなのだと したら、変な感じですが妙に納得も出きる。 この「気味の悪さ」の拭いきれない感こそ、作者の意図したものであるとしたら… などと、ちょっと湾曲に考えてしまいます。 それくらい、生理的に受け入れられない話でした。 面白いとか面白くないとかの問題ではなくて 好きか嫌いか…という観点ですね。 | ||||
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途中までは良質のサスペンスですが結末があまりにひどいです。読後、久しぶりに「時間返して」と思ってしまいました。エログロ風味バッドエンド好きにはオススメかも。 | ||||
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題名からも分かる乃南アサ特有のサイコサスペンス調の話。気持ち悪さ的には「水の中のふたつの月」となんとなく似ている感じを覚えました。主人公の心情変化をリアルに描写していて、人間が懐疑的に考えていた宗教に見事にはまってしまうのと同じような心理を伺うことができました。 | ||||
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一言で言ってまぁまぁの作品。よくもないが悪くもない。 家族間のつながりを徹底してサイコチックに仕上げた作品だが、意外性も希薄で、主人公が間抜けというか、何だかおかしい。 それからストーリーに運びも微妙。もうちょっとテンポを早め、そこで妥協しないで最後の展開からもう一捻りする必要があったんじゃないだろうか? | ||||
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私には全く合わない小説でした。読んだあとも不快感だけ残りました。私はこの本が乃南さんの本は初めて読んだんですけど、作者そのものも嫌いになったくらいです。でも、「紫蘭の花嫁」はおもしろかった。他にも読んでみたいです。ただやっぱり、これだけは読まないほうがいいです。 | ||||
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乃南アサさんの作品は大好きです。この作品も「え、何? どうして?」と気になりつつ、一気に読みました。いつもの如く心理描写が細かくて物語にのめり込んでいきます。しかし残念なのは、ラストにちょっと物足りなさを感じました。ストーリーの途中で既に期待が大きくなりすぎた分、最後でカクンッと拍子抜けしたというか…。一読者の我侭として、「もっと違ったラストだったらいいのになあ」というところです。 | ||||
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本当薄気味悪いというかなんというか… 人間はやっぱりなんでも環境に順応していくものなんだなと思いました。でもこの滅茶苦茶怪しい感じが出せるのはやはり乃南さんの腕がいいからなのでしょう。私的にはラストにはちょっとガッカリしましたが、後味悪い系が好きなひとにはよいのでは? | ||||
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総勢九人と言う大家族に嫁いだ法子。幸せな結婚生活がスタートする。しかし、時々感じる違和感。この家族には何かある。その秘密が明らかになった時、彼女はどうするのか? 一応、サイコ・ミステリーに分類されているみたいだが、ホラー的味付けがかなりなされている。 | ||||
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★お見合いで結婚した主人公が嫁いだ先は大家族。夫の家族たちは違和感を抱くほど親切で純粋な、善良な家族であった。しかし一見幸せな日常で、一枚づつ薄皮を剥いでいくようにあらわになっていく秘密の影・・・この善良な家族がおかしいのかそれとも自分が狂っているのか―疑心暗鬼に取り付かれた主人公が見た家族の真実の姿とは。・・・というのが大体の筋ですが、特筆すべきは全体を覆う「薄気味悪さ」でしょう。ほんと気持ち悪いです。主人公の疑いと思考の乱れが整頓されることなくそのまま文章になっているので、何かに酔ったような感じというか・・。気味悪さを味わいたい方にはお薦めです。そしてラストが・・・なんとも言えない余韻です。 | ||||
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