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暗鬼



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暗鬼の評価: 2.83/5点 レビュー 40件。 Eランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

サイコではなく、一部現実

作中に大ババちゃんの、「迫害にあった時代もあった。」という語りが有りますが、迫害の理由は具体的に書かれてなかったと思います。
でも、この一族の特殊性と過去の迫害の歴史は、ある事実を暗示しており、この小説の人文的なテーマかも知れないのです。
単なる気味が悪いお話ではなく、現実にそういう風習の人たちがいたかもしれない。
私はヒロインのようにその中に入らず、目撃者になる前に、ヌメヌメした空気から離れました。彼らの関係を見抜いたのか、単なる想像だったのか今は確かめようがありませんが。
暗鬼 (角川文庫―角川ミステリーコンペティション)Amazon書評・レビュー:暗鬼 (角川文庫―角川ミステリーコンペティション)より
4041914019
No.6:
(3pt)

そう言う結末か‥

謎解き=スッキリ
と言うわけではない一冊でした。
読み終えた感想はただただ気持ち悪い‥でした。
少しずつ洗脳されて逃げ場を無くして最後は従うことが心の安らぎとさせる大家族の人々。ただの近親相姦じゃないの?と思ったり、そんな間違った家族に対して一発逆転を期待していましたが唯一の友人までもその毒牙になり、その恋人まで‥
決して純血ではない血に呑み込まれていく主人公でした。
血筋を大切にするのも大事だけど犯罪が許されるはずはないです。
もう少し違った結末が良かったなぁ。
暗鬼 (角川文庫―角川ミステリーコンペティション)Amazon書評・レビュー:暗鬼 (角川文庫―角川ミステリーコンペティション)より
4041914019
No.5:
(3pt)

正直どんな評価をつけていいのかわからない

嫌悪感に耐えながら最後まで読みました。宗教的な脚色を除けばよく最近行われている母の卵子を使用したりという行いと変わらないのではとも思いますがどうなんでしょう・・・神経作用のある植物と宗教を掛け合わせているのでしょうか。浸かりすぎると抜け出せなくなるという・・・その警鐘ですかね。時代によってなにが普通とするかはその時代に生きてみないとわからないとも思いますが現代に生きている私には受け入れがたい内容でした。
暗鬼 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:暗鬼 (文春文庫)より
416765203X
No.4:
(3pt)

この小説…

読み終わってからも心がざわついたまま。
何を伝えたかったのかが今でもわからずにいる。
こうして人の心が何かに支配されるのか、という移り変わりを非常に生々しく描いた作品だと思う。
読了後は自分自身が現実と非現実のはざまにいるような錯覚に陥った。
自分自身もこうなるのだろうか…
暗鬼 (角川文庫―角川ミステリーコンペティション)Amazon書評・レビュー:暗鬼 (角川文庫―角川ミステリーコンペティション)より
4041914019
No.3:
(3pt)

まぁまぁ、だ。

 一言で言ってまぁまぁの作品。よくもないが悪くもない。 家族間のつながりを徹底してサイコチックに仕上げた作品だが、意外性も希薄で、主人公が間抜けというか、何だかおかしい。 それからストーリーに運びも微妙。もうちょっとテンポを早め、そこで妥協しないで最後の展開からもう一捻りする必要があったんじゃないだろうか?
暗鬼 (角川文庫―角川ミステリーコンペティション)Amazon書評・レビュー:暗鬼 (角川文庫―角川ミステリーコンペティション)より
4041914019
No.2:
(3pt)

興味に引き摺られ読み進んだけれど…

乃南アサさんの作品は大好きです。この作品も「え、何? どうして?」と気になりつつ、一気に読みました。いつもの如く心理描写が細かくて物語にのめり込んでいきます。しかし残念なのは、ラストにちょっと物足りなさを感じました。ストーリーの途中で既に期待が大きくなりすぎた分、最後でカクンッと拍子抜けしたというか…。一読者の我侭として、「もっと違ったラストだったらいいのになあ」というところです。
暗鬼 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:暗鬼 (文春文庫)より
416765203X
No.1:
(3pt)

気味の悪い家族

★お見合いで結婚した主人公が嫁いだ先は大家族。夫の家族たちは違和感を抱くほど親切で純粋な、善良な家族であった。しかし一見幸せな日常で、一枚づつ薄皮を剥いでいくようにあらわになっていく秘密の影・・・この善良な家族がおかしいのかそれとも自分が狂っているのか―疑心暗鬼に取り付かれた主人公が見た家族の真実の姿とは。・・・というのが大体の筋ですが、特筆すべきは全体を覆う「薄気味悪さ」でしょう。ほんと気持ち悪いです。主人公の疑いと思考の乱れが整頓されることなくそのまま文章になっているので、何かに酔ったような感じというか・・。気味悪さを味わいたい方にはお薦めです。そしてラストが・・・なんとも言えない余韻です。
暗鬼 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:暗鬼 (文春文庫)より
416765203X

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