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暗鬼
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暗鬼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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あっという間に読み終えてしまいました。引き込まれる、面白い。読み終わった後最初に出た言葉が「怖っ」でした。 | ||||
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胸糞悪い、後味悪い、気持ち悪いと悪いこと尽くめの小説を語るネットの掲示板に必ず名前が挙がる作品だったので、興味を惹かれて読んでみたら想像以上でした。 歪んだ考えを持つ大家族に洗脳されていく過程が克明に描かれていて、これは家族ですが、カルト宗教に洗脳されていく時もこんな感じなんだろうなあと思わせます。 | ||||
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家族というねっとり濃厚な闇、 知らないところで行われる薬物による洗脳 他人には分からないファミリールールという 心理的な暴力 あり得ない話と思う人もいるだろうが、確実に今の時代を描いていて、(カルト、レイプドラッグ、毒親、情報規制など)そこから自分の心を守るにはどうすれば良いのか、いや、いっそ身を任せる方が幸せか。 嫌悪感を持たれる方もいるかもだが、自分の違和感をたしかめるためにも、一度読んでおいた方がいい作品かと思う | ||||
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どうしてこんなに評価が低いんだろう?ものすごく面白いですよ。家族って宗教だなと思いつつ、この作品はホラーだなと。ページを捲る手が止まりませんでした。 | ||||
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悪いレビュ―が多く読むのを躊躇した。が、個人的には悪くない 一気に拝読しました。やはり、彼女の作品は面白い。 | ||||
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人の怖さサスペンスの名作です! 純粋な狂気と、それが集団と化した恐ろしさの真髄を、見事なまでに描ききり、人の怖さにうち震えながら存分に楽しめました! 一点、後書きにネタバレの一部が含まれており、この作品に関しては後書きを最初に読んだので少し悲しく、後書きは読了後に読まれる事を推奨します。 人の怖さで楽しみたい時に是非オススメな名作です(^-^*)/ | ||||
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私はこれが一番面白かった。どうして皆さん、前半は良いけれどラストに嫌悪感?どうして表層的に読んでしまうかなぁ?カルト宗教、気持ち悪い家族の絆とか、現象として捉えないで読んで欲しい。皆さん、お若いのだと思います。孫を持つ世代になって、今一度読んでみて。家族を国の文化、制度、倫理…集団の共同幻想と思って読んでみても良い。アジアの人間関係の根底にあるものとか、逆に日本のように強烈な大きな宗教のない国の、互いに信用出来るのは血の絆とか…よく理解出来るのです。 これを読んだ時、雅子さまの憂鬱を思いめぐらせてしまいました。毒キノコ、これは何なんでしょうね。儒教か、道教か、…分かりません。 | ||||
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大した事件は起きないのにジワジワと主人公が追いつめられていく描写はさすがで、次々とページをめくっていました。 エンディングもホラー系にはよくあるパターンなので、ああこうなったか、とニヤリとさせられました。 個人的には後味悪いバッドエンドという感じはなく、むしろ主人公はこうなるしかなかっただろうなと思いました。 後半はこの結末へと進んでいることを感じながら読んだので、どんでん返しがなかったな、程度でした。 むしろこの家族の中で翻弄される主人公をもっと見たかったので終りがあっさりすぎるとは思いました。 洗脳についてはリアリティがありました。家族の異常な儀式も、閉じた宗教(カルト?)ではよく聞くことなので、そんなに驚きませんでした。 主人公と夫との一見うまく行ってるようにみえてその背後に何かが隠されていそうな関係性が一番面白いと思いました。夫への愛と疑惑が、昔見た映画(ヒッチコックのレベッカ)を思い出させました。 | ||||
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大家族に嫁いだ法子が抱いた違和感。 それはまさにグロテスクな家族の形であった。 前半はストーリーの起伏がなく、淡々と嫁が抱く嫁ぎ先の家族の行動への違和感が描かれている。 終盤に一気にグロテスクな内容となり、そこまでの淡々としたストーリーに納得。 中村うさぎさんが「解説」で記している通り家族というのはその形はまさに区々である。 従って本作品に描かれているような歪んだ家族の常識というものが全く無い訳ではないと思うが、かなりのグロさを感じた。 私自身、妻の家族と同居した際、家族内で当たり前に行われている行動や会話に強い違和感(自分の育った家庭との違い)を持ったこともあり、本作品の嫁の立ち場に共感する部分もあった。 特に印象に残ったのは、嫁が家族によって洗脳されていく過程。 みんなで褒めて持ち上げたり、一転罵倒したりする部分は先日読んだ「洗脳 地獄の12年からの生還」(Toshl著)に酷似しており、強い恐怖をおぼえた。 | ||||
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心理描写が細かくて、読んでいる間中ドキドキ。 前半で“多分、最後はこうなるだろう”というのがある程度予測できたので、意外性は少なかったかな。 でも、面白かった。 | ||||
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人間から見て花や植物というものはどれもこれも、ただ似たように静かに咲いて生きている。 彼らは人間に牙を剥くことはないし、人間がちょっと手を加えてやるだけで生死に関わる。 安心の対象であり、か弱い愛すべき存在に見える。 だが彼らは彼らなりに毒を持っている。 ひとたび人の体に入り込めば、血を汚し、内臓を痛めつけ、心を狂わせる。 ただ心和ませるだけの存在だと思っていた美しい草花が、実は得体の知れない毒を持っていると知ったとき、 人はそれまでと同様にその花達に囲まれて過ごせるだろうか。 他の花々を見ても毒など持っていないと無条件に信じられるだろうか。 更に、彼らが意思を持つ生物で、人間に敵意を向けることができるとしたら・・・? --- そんな風に薄気味の悪い話です。 SFではありません。植物が意思を持つなんて話ではありません。 しかし家族同士で敵意や違和感を持つことの恐ろしさが表現されています。 あまりに突拍子のない気持ち悪い筋書きではありますが、ホラー好きな人には、これを読んだ後の日常生活がきっと愛しく思えることでしょう。 後味が悪いのでサスペンスというよりはホラーなのではないかと思います。 あまり冬に読むのはお勧めできない・・・かも・・・。(なんで今さら冬にレビューしてるんだろう私) | ||||
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最近本棚の整理を決意。 以前買って読んだんだけど、処分するか否か?という審査を始めた。 要するにもう一度、残すかどうかという観点でしっかりと読もう、というもの。 乃南作品は、さらさらと読めるんだけど自分の中では評価があまり高くはなく。 標準点以上ではあるんだけど図抜けた作品はないというか、残らない。 ただその中で、ぼやっと覚えていたのがこれ。 なんか、うっすらと寒気がするような不気味な話だったような‥ と、読み進み、思わずの一気読み。 いやこれ、すごいわ。 洗脳の基本というか、ものすごい論理詰めの恐怖。 文章は軽く、さらさらと流れるように、でも芯から冷えるような物語。 よかったよかった。 これはぜひ、残さねば。 | ||||
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題名からも分かる乃南アサ特有のサイコサスペンス調の話。気持ち悪さ的には「水の中のふたつの月」となんとなく似ている感じを覚えました。主人公の心情変化をリアルに描写していて、人間が懐疑的に考えていた宗教に見事にはまってしまうのと同じような心理を伺うことができました。 | ||||
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本当薄気味悪いというかなんというか… 人間はやっぱりなんでも環境に順応していくものなんだなと思いました。でもこの滅茶苦茶怪しい感じが出せるのはやはり乃南さんの腕がいいからなのでしょう。私的にはラストにはちょっとガッカリしましたが、後味悪い系が好きなひとにはよいのでは? | ||||
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総勢九人と言う大家族に嫁いだ法子。幸せな結婚生活がスタートする。しかし、時々感じる違和感。この家族には何かある。その秘密が明らかになった時、彼女はどうするのか? 一応、サイコ・ミステリーに分類されているみたいだが、ホラー的味付けがかなりなされている。 | ||||
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