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(短編集)
未練
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未練の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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1996年の直木賞受賞作『凍える牙』、『花散る頃の殺人』、『鎖』に続く音道貴子シリーズの第4弾の短編集。ただ、時系列的には『鎖』の前後に話がまたがる。このシリーズは短編(2,4作目)より長編(1,3作目)のほうがストーリー展開が面白く、中身も濃い。もしかしたら今後も、短編、長編の順にシリーズ化していくのかもしれないので心理的にも話を追っていくなら読み逃せない一冊ではある。 | ||||
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としみじみ言いたくなるような話が続きます。特に、「聖夜まで」なんかはもう、こんなひどい話にわざわざかかわっていかなくても、、、といいたくなりますが、こんなひどい話にかかわらざるを得ない職業なのでした、音道さんは、、、でも、中には救われるところもちらほら。だから、完全に暗い、とは言い切れませんが、彼女を取り巻く環境の中には本当に多くの悪意が転がっていて、ため息が出ます。でも、本当は彼女の周りだけではなくて私たちの周りでもあることなのでしょうね。そう思うから、余計にやるせないし、「おいしいカレー」や「元気なお母さん」などに力づけてもらって、元気になってほしいと祈ってしまいます。 | ||||
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音道貴子のファンにとっては、彼女の近況を知ることのできる短編集。少しトーンがマイナス方向で暗いが……。彼女の心情よりも、事件、またその背景となる世の中を描くことが中心となっていると思う。「未練」は、おいしいカレーが食べたくなる話。「聖夜まで」は少し重くてつらい。「よいお年を」が、爽快。いいぞ、音道貴子!この元気で、また長編でがんばる話を早く読みたい。 | ||||
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