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機龍警察
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機龍警察の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 21~40 2/4ページ
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当作家はよく読ませて貰っているが、私の思いの内容とちょっと違う感じだった。でも内容はいいです。 | ||||
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最初のページから最後まで、めちゃくちゃ面白いです。シリーズ全部絶対に読みたくなります! | ||||
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特に戦闘シーンの描写が優れている。人間vs人間ではなくロボットvsロボットの戦闘描写が素晴らしい。臨場感 あふれている。 | ||||
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今まで知らなかったがファンになりました。ガンダムが大人になったようですね。 | ||||
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「追憶の探偵」が面白かったので、読んでみた。 近未来の東京では、テロに対抗するため外部からの人材を募り、警視庁特捜部が設立された。 コアとなるのは三機の龍機兵だ。それぞれに重い過去を持つ三人の突入要員は、テロリストの操る機甲兵装と闘いを繰り広げる。 死にたがってるやつがいたり、敵方に因縁のある相手がいたり、まあベタなハードボイルドだ。 それなりに迫力はあるが、人型兵器の必然性が感じられない。 なぜ使用されるようになったのか、どこが従来の兵器より有利なのかを納得させてほしい。 ロボットとパワードスーツの中間のような感じか。有名作品では、ボトムズのATがイメージに近い。 表紙にも中にも機体のイラストが一枚もない。こういうのはビジュアルで補完しないと辛いものがあるなあ。 地味な警察パートとバトル場面が遊離している。新鮮なアイデアはないが、ふつうに楽しんで読めた。 | ||||
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このシリーズを見つけたのは一月前、仕事の合間に全巻二周しました。 しっかりした人物描写、熱い人間ドラマ、骨太の警察サスペンス、官僚世界の魑魅魍魎、世界の紛争情勢などなど、これらが消化不良を起こさずに固い基礎を作っているのでSF的な部分も違和感なく読めるし、むしろスピード感に胸が踊ってしまう。 ロボにこだわる人は苦手かもですね。ロボ的な描写は少ないので。でも主要人物の存在の必然性として強烈に機能してます。見事です。 私は国内・海外問わず、警察物や探偵物が大好きですが、このシリーズはトップクラスの面白さです。本当に楽しめました。 日本にもこんな作家さんがいるんですね。 いやホントに読む価値ありますよ。 | ||||
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小説っていうよりも劇画・漫画のようにハマっちゃいます。 シリーズ一気読みしちゃいました。 | ||||
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タイトルから本書のみで完結すると思って購入しましたが、シリーズ物の第1作です。 簡単にいえば「パトレーバー」のギャグなし真面目版、そこに敵だけでなく警察内部との争いも加わるということで、結構面白く読めました。 龍骨-龍髭システムがどのようなものかが気になりますね。 あとがきによると、すでに5作目まで発表されているそうで、第2作が文庫本で発売されたら購入するかは微妙です。すぐに読めるなら買うと思うのですが。 | ||||
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他の方のレビューにもありますが、今までのアクションSF小説に見られる展開が多く見られます。しかし現実に存在する団体や社会問題を取り込み緊迫感とスピード感をもってストーリーが進んで行くので目が話せません。 続編にも期待を込めて星を五つ付けさせて戴きます。 | ||||
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警視庁特捜部の警察官たちの活躍を描く近未来警察小説。 人型の戦闘兵器を駆る警官という設定はSFそのものだが、それ以外は今と変わらない時代背景になっている。ある事件をきっかけに新設された特捜部と従来型の警察組織との軋轢や、事件の捜査の過程などが、しっかり描かれていて警察ものとして読み応えがある。 戦闘兵器に搭乗する3名のキャラクター設定が素晴らしいのだが、脇を固める面々も見逃せない。戦闘シーンは、まさにガンダムファイト。のめり込まざるを得ない。 登場人物たちの過去、それから今後の活躍に期待が膨らむ、シリーズ上々のすべり出しだ。 | ||||
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著者も分からないそうですが、僕も分かりません。でも面白ければジャンルなんてどうでもいいじゃないですか。 | ||||
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完全版とありますが、何が補完されたかわかりません。何でしょうね? | ||||
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警察+SF小説。警察小説なのにSF要素?相反するような組み合わせだけど…?と興味を引かれ手に取りました。実際に読んでみて少し想像したものとは違いましたが、わかりやすく言うと警察官が秘密兵器のロボットを操縦するというSF要素を取り入れた警察小説になってます。 犯人側も警察側もロボットに搭乗してガンガンぶつかり合うため、戦闘は大胆且つ大味。ガンダムやエヴァといったロボット系作品が好きな方には特に好まれるかもしれません。一部の希少ロボは搭乗者と感覚をリンクさせることによりまるで自分の体を動かすようにロボットを操縦できる…といった設定があり、ガンダムよりはややエヴァっぽいかもしれません。 しかしこの戦闘描写、本作では少なめです。冒頭と終盤に一回ずつのみ。開始早々大型ロボットを使用しての大規模テロが行われ、おお~とワクワクしたのも束の間、それ以降はスイッチを切り替えたかのように警察小説ならではといった感じの地道な捜査描写が延々と続きます。正直、緩急の差が激しい。リアルとフィクションの隙間が埋まりきれていないというか。 あと犯罪者が易々と大型ロボを複数入手できる世界観なのに、ロボを悪用された時のための対策とかは各都市にはないんだろうか。ロボには警察のロボで対抗するしかないとしたら対症療法にもほどがあるのでいまいち納得いかない。バリアやシールドとまではいわないから、せめて防護壁とかの用意くらいはあるんだろうか?そういう合間の設定が気になりました。 警察小説+SF小説でありながら文章自体は堅苦しくなく、すんなり頭に入ってきます。まさに本作はシリー第一作目といった感じで、始終世界観や登場人物、機体の紹介に重点を置いている印象。そのためストーリー自体はやや退屈でした。事件・作戦・戦闘に取り立てて「おおっ!」となるような部分はなく、そして肝心の真犯人は結局本作だけでは判明せず、俺たちの戦いはこれからだ!というto be continued的ラストには少々苦笑い。せめてこの一冊だけで一つの事件が綺麗に終わるようなストーリーを書いてほしかった。☆2かな。 | ||||
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作者は話題作『土漠の花』で広く知られるようになり新たな読者を獲得した。 実は私もその一人である。 しかしそれ以前からの、作家のデビュー作であるこの「機龍警察」シリーズのファンは、 新しい熱狂をせせら笑っていたかもしれない。 まだまだこんなもんじゃないと。 実際そのとおりだと、『土漠の花』のあとにこの『機龍警察』を読んでみてわかった。 前者も悪くはないが、自衛隊が未経験の戦闘に巻き込まれるというテーマで、 読者も隊員への感情移入を強いられるせいか、 どこかナイーブな感じは否めない。 それが一方では魅力でもあるわけだが。 そこへ行くとこの『機龍警察』は、甘くない。 バリバリのプロフェッショナルの世界である。 というより、フィクションとしての自由度が高い分、 実際にはありえないようなスーパークールなキャラクターを存分に踊らせている感じだ。 あらためてこの作家の能力を見直す思いだった。 高度のテクノロジーを背景とした近未来風警察小説としては、 私が知っている中では、 アメリカのシークレットサービスで研修中の日本人が活躍する柳広司の『ナイト&シャドウ』や、 テクノロジー災害小説で知られる女性作家福田和代の『特殊警備隊ブラックホーク』 (後で『標的』と改題したらしい)などを連想したが、 個人的にはこの物語のインパクトはそれらに数段優ると思った。 親戚筋は、しいていえばジャンルは違うが同じ匂いがある『攻殻機動隊』というところか。 人物たちがそれぞれその心に暗部や葛藤、を抱えており、 それがしばしば謎としてあって、物語はそれに食い込むように展開する、というのは どうやらこの作家の特徴なのだろう。 特に警察内の「傭兵」とされる3人のキャラクターが軸になっていて、 とんでもなく凄腕である一方で、いずれも過去に深い傷があってワケありの、 ニヒルというかクールというか強烈な個性の曲者たちである。 このシリーズの、少なくとも本書を含む最初の3巻は、それぞれに焦点を当てながら展開するらしい。 そしてこの3人が異端なだけでなく、彼らの属する組織もまた 警察全体の中で疎まれてアウトサイダーであり、そこにもまた葛藤がある。 そうした二重構造も面白いと思う。 「龍機兵」というのも、なるほどカルト的なファンが生まれそうな設定だ。 作者のことはよく知らないし、いわゆるガンダム世代にはちょっと早い生まれの気もするが、 ロボット系に並々ならぬこだわりがあるのは間違いなさそうだ。 というわけでこの先も楽しみである。 | ||||
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キャラ作りも文章も軽いので、サクッと読めます。アニメをノベライズしたと言われても違和感ありません。 ロボット抜きでハードボイルド、警察小説として期待して読むと厳しい評価になると思います。 | ||||
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題が、なんとなく最近のアニメっぽい題名だったので、避けていた。もっと早く手に取ればよかった。 日本もテロが続発する近未来という設定、犯罪者も警察も機甲兵器を使うという設定という点では、明らかにSFである。でも警察という組織の闇の部分も含め描かれるという意味では、警察小説である。テロを阻止するメインストーリーは、クライムサスペンスだ。 その、どの側面から見ても、素晴らしく骨太のエンターテインメントである。 | ||||
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本作品は、警察小説であると同時に、「龍機兵」(ドラグーン)と呼ばれるパワードスーツを装着する警官が活躍するSF小説の要素も併せ持つ、エンタテインメントの快作です。 ただ、題名に使われた「機龍」が、2002年の映画「ゴジラ×メカゴジラ」のメカゴジラの型式「3式機龍」と同じ言葉であり、私は映画をパクった安易な作品と受け止めていました。 しかし、続編が次々と刊行、(続編の方ですが)数々の賞にも輝き、出版社主催のミステリランキングにも入るに至り、2010年の発表から、時間は経っていましたが、手に取ることにしました。 舞台は、近未来の日本。 警視庁特捜部に、SIPD(Special Investigators,Police Dragoon)が創設され、外部から雇われた、姿俊之、ライザ・ラードナー、ユーリ・ミハイロヴィッチ・オズノフの3人の警部が、未分類強化兵装「龍機兵」の搭乗要員として任務に就いた。 折しも、三機の機甲兵装が地下鉄を乗っ取る事件が発生。 乗っ取りは、犯人逃走で幕引きとなったが、特捜部は犯人逮捕と、背後にある巨悪を追って、捜査を開始する。 想像以上に作り込みのしっかりした作品で、すぐに作品世界に引き込まれてしまいました。 パワードスーツによる戦闘シーンよりも、事件の捜査や警察内部での駆け引きなど、ミステリの要素が前面に出ていたのは、自分の好みに合っていたと思います。 ある種のハードボイルド的な硬質の文章が物語を引き締め、魅力的な展開も十分に楽しめました。 また、主要な登場人物の描写も丹念で、好印象。 ただ、結末があっさりしすぎの感も。 続編を意識しているのかもしれないが、できれば、この一冊の中で、事件の背景に潜む闇にもっと迫ってほしかったと思います。 とは言え、ミステリとSFの両方の要素を最大限に活かしつつ、緊迫した展開が読者を惹きつけてやまない良作として、続編に大きく期待しています。 | ||||
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素晴らしいまでの格好良さだ。 ドラグーン。 言ってしまえば、かつてどこかで見たことのある、ラムダドライバ的なシステムな訳だし、目新しい驚きがそこにあるわけでもない。 だが、しっかりと実弾で戦い、ロマン装置を備えたロボットというのは、それだけでかっこ良いんだ。 かっこよければ、それが新しかろうと古かろうといいんだよ!! 古くたって、カッコイイキャラが乗ってりゃ、それだけでカッコイイ乗り物になるんだよ!! と言いたくなるような素晴らしいキャラクター小説でした。 警察もの、と言うにはいささかファンタジーめいてますが、いわゆる特務機関ものが好きな方は絶対に楽しめます。 警察内部から敵視されながらも、警察として国のために戦う。 同じ組織内での対立というものに葛藤している捜査員たちは、それだけで可哀想でありながら、それでも折れない、真の警察官としての覚悟のようなものが垣間見え、それが素晴らしくいとおしかったです。 また、ドラグーンとよばれる、特殊なロボットにのる、傭兵3人がまた素晴らしい。 それぞれの暗い過去を背負い、それを匂わせながらもクールに任務をこなしていくのが、完全にロマンです。 相容れない存在でありながらも、だんだんと絆を形作っていく形も含めて、その展開にアツくならざるを得ませんでした! じつは、次の自爆条項まで読んでいるのですが、それもまた素晴らしい作品でした。 設定や展開で、何個か粗もある気はしたのですが、それが気にならない位、キャラクターの魅力の力が素晴らしいです。 是非、読んで欲しいですね! | ||||
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最初と最後の白兵戦は、どう見ても「ボトムズ」のイメージです。 | ||||
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冒頭で読む気が失せて先を読んでいない人もいるようですが、最初に襲撃されたパトカーは襲撃犯の偽の通報に寄っておびき出されたものなので、待ち伏せしていた敵が警官が至近距離に入るまで息を潜めていたのは容易に想像できます。 そもそもパワーショベル的な油圧駆動でもないのですから「エンジン音がするはずだ」というのもレトロな推測でしょう。巨体と表現はされていても全高3.5mはガンダム、ゲッターロボとは比較にならないコンパクトさで、既存のメカニズムと比較するなら「プリウス程度」の静粛性は期待してもよいかと思います。もちろん電気で動くなら動く瞬間以外は無音です。 このサイズ感は「車両」として扱えるレベルを狙っているのでしょうね。 住宅の中に入るのは無理でも、車両の活躍できる場所ならOK 電線が張り巡らされた日本の市街地でも安心して活躍できます。 ちなみに私はこの作品を「刑事ドラマ」と捉えています。機甲兵装は主人公の乗り物に過ぎず、その設定の実現性、現実性が作品の価値を左右するとは思いません。 思えば80年代のパソコン通信時代、「ロボットはSF兵器として有りか無しか」なんて議論が盛り上がっていた時代が懐かしいですね。 まあまっとうなSFならロボットの存在する世界観を構築するのが腕の見せ所なのでしょうが、ともあれ、これは刑事小説です。キモは人間ドラマです。主役クラスの搭乗員のそれぞれが生身で戦う設定でも十分小説として面白いと思うわけで、むしろガチガチのメカオタクでは無い人にも楽しめるSFとして推薦できます。 | ||||
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