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機龍警察
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機龍警察の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 1~20 1/4ページ
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オーバーテクノロジーのパワードスーツ、警察内政治の描写が売りのようですが、前者はオーバーテクノロジーの出どころを匂わせもしないので解像度が低くて没入感がいまひとつです。逆に後者は解像度が高すぎて別の作品からシナリオを移植したようですね。素材が巧くこなれておらず、のど越しの悪い読後感でした。 | ||||
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警察が龍機兵という二足歩行をするロボット(兵器といっていい)を導入して犯罪組織に立ち向かう。龍機兵に搭乗するのは警察と契約した傭兵である。武装した外人部隊(特捜部)を擁する警察という現実にはあり得ない世界設定であるが、物語では、特捜部と従来の警察組織との対立など、やけにリアルな組織の姿がある。物語は都内でテロを起こす組織に立ち向かう。今回は龍機兵の活躍が目立ったが、巨悪に迫るまではいかない。エンタメとしてアクションを楽しめた。 | ||||
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メインの登場人物は特捜部の部長と龍機に乗るパイロット3人。彼らの素性は元外務省官僚や傭兵、ロシアの警察くずれなど日本の警察にはいなかった人たち。他に特捜部のスタッフが数名、警察内部から抜擢されている。こうした群像とテロ組織の事件解決を物語は追っている。 端的に感想を言うと、メインの人物たちは思い切り架空の人々で、「よくある」人物造型の域を出てないと感じた。気障でクールな皮肉屋。無口だが内面に葛藤をもつ元テロリスト、等々、まあ、昨今の我が国のアニメや漫画には多くの同類のキャラクターが存在する。 この人たちはトイレ行くのだろうか、多分いかないだろうなという耽美な人たちである。 それはそれでいい。エンターテイメントなのだから。 ただ、周囲の人物群がリアルよりなので、なかなか融合しにくい。 警察内部の描写のリアルさが売りという評判をきいていたが、組織が縦割りで縄張り意識があったり、お互いにイヤミの応酬をしたりというのは、別に警察の専売特許ではない。「人類の」現実である。 だから、「これが警察だ!」みたいな書き方をして「さあ、びっくりしただろう!」という文章には驚きもしないのである。 むしろ、同じ警察モチーフの「機動警察パトレイバー」の方が警察官のもつ空気感や日常の様子をフラットに描いており、納得感をもって世界に没入できる。本作はこの点が至っていなかった。 もうひとついえば、登場人物が多すぎて頭になかなか入ってこなかった。 沖津部長と龍機に搭乗する3人のパイロットくらいしか個性と名前が一致しない。 さらに、白眉と多くの方が絶賛する戦闘シーン。確かに迫力を感じる箇所もあった。ただ、兵器のことをよく知らないと具体的な絵は浮かびにくい。冒頭の地下鉄の戦闘シーンは、位置関係がわかりにくい。挿し絵や図があると親切だった。 実は絶賛されるこの作品を楽しみたいと思って、コミック版も購入した。しかし、沖津と3人のパイロットの描写は予想通りだったし、他のキャラクターの描き分けもあまり巧いとは思えなかった。だから、この小説を補完するには至っていない。 続刊は読まない。現実の世界を生きてエンターテイメントをピュアに楽しめない汚れた心の持ち主である私は読む資質に欠けるのである。 | ||||
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近未来の日本を舞台に、新型近接戦闘兵器「龍機兵」を操る警視庁特捜部の活躍を描いた警察小説シリーズの第一作。特捜部のトップは元外務官僚の沖津旬一郎、搭乗員は三人の傭兵という異色のメンバーで、警察組織内で孤立しながらも、機甲兵装による立て籠もり事件や国際的な陰謀に挑んでいきます。 この本の主要なテーマは、警察という組織のあり方や、個人としての正義と使命感であり、この複雑なテーマが深く掘り下げられている点が印象的です。特捜部は、警察の常識とは異なる運営方法や、傭兵という存在から、他の部署や上層部から反感を買っていますが、その一方で、彼らの強い信念と困難な状況下での果敢な行動が、読者の心を惹きつけます。しかし、彼らは自分たちの信念に従って、犯罪に立ち向かっていきます。特に、傭兵たちは、それぞれに過去の傷や秘密を抱えていて、警察という組織に属しながらも、自分たちのルールで戦っている姿には、深いドラマがあります。彼らの人間ドラマや、龍機兵という兵器との絆も見どころの一つです。 この本を読んで、私はまず、アクションシーンに圧倒されました。龍機兵や機甲兵装という近未来の兵器が繰り広げる戦闘は、迫力満点で、目が離せませんでした。特に、龍機兵は、搭乗員の感情や意志に反応して動くという設定で、人間と兵器の一体感が感じられる点が非常に興味深いです。また、緻密な設定やリアルな描写も魅力的でした。作者は、軍事や政治、テロなどの専門知識を豊富に持っていて、それを巧みに物語に織り込んでいます。そのため、物語の世界に深みが出ているところも、この作品の大きな魅力の一つです。さらに、登場人物たちの感情や心理も丁寧に描かれていて、彼らの苦悩や葛藤、成長に共感できました。特に、傭兵たちの過去や動機が明らかになる場面では、胸が熱くなりました。 総評としては、この本は、警察小説としても、SF小説としても、人間ドラマとしても、素晴らしい作品だと思います。アクションとサスペンスのバランスが絶妙で、読み応えがあります。 | ||||
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これ一冊で終わらない (終わらないならナンバーリングしろよ) どれが次作か調べましたら 何冊も続いている 続きはどれ? タイトルにナンバーリングしていないから サブタイトルみてもわけわかりません どこかで終わるのか? 今出ているやつすべて読んでも終わらないのか? 3冊くらいでいったん終わるのか? 全体で一つのストーリーになっているのか一話完結形式なのか? とりあえず一冊で完結しないならややこしいのでナンバーリングしろよと言いたい | ||||
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ここ最近に読んだ本で、ダントツにつまらなかった。 一々、描写が寒い。作者の自己満足のようなカッコをつけた文章は、読んでいて恥ずかしく、わかりづらい! 読み進めるのが苦痛だった。 警察内部の争いの描写なんかも、本当に軽く、他の小説の上辺を撫でただけ。 キャラクターも中学生が考えたような浅いやつばかり。 これは、出来の悪いライトノベルだと思う。 中学生ぐらいの年代の方であれば楽しめるのかもしれない。 | ||||
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再読だが、やはり面白い。 シリーズ最初なので、特捜班の設定や立ち位置、機龍そのものの説明なども緻密だが、だれないようにドラマや捜査活動が上手く織り込まれている。 意外とキャラが多いがどのキャラも丁寧に描かれているし、基本的なドラマがしっかりしているうえに、アクションシーンも描写がうまく緊迫感がある。 全てにおいて文句のつけようがない完成度の高さ。 いつかこれの映像化作品を見てみたいが、今の日本の映画界では無理だろうから、Netflix辺りがしっかり製作費を出しくれればいいのだが。 | ||||
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ほどよく王道の筋立てに、ほどよく癖がある人物造形で、文章のテンポも良く、一息で読めました。 エンタメ小説として欠点らしい欠点はなく、メカ(人型兵装)とアクションが好きな人に安心して勧められる良作だと思います。 (逆に、メカニックな説明やアクションの描写を読み飛ばす方には不向きです。) あとは、SFやサスペンスを読み慣れていると、やや調和しすぎて物足りないような気はしますが……、そのあたりは、シリーズを読み進めれば補われるのかもしれません。 続きも読んでみます。 | ||||
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どうも登場人物の人名がややこし過ぎて・・・・・感想になってなくてすみません。 | ||||
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テロリスト、傭兵、元ロシア警察刑事を日本国警察が警察官として雇用する発想には敬意を表します。 警察組織内のセクショナリズムや軋轢を交えたストーリーもそれなりに面白い。 でもねえ…、 ガンダムとかエヴァンゲリオン、宇宙戦艦ヤマトの類には全く興味がなく知りたいとも思わない時代遅れのオッサンには二足歩行型機甲兵装の活躍は理解の範疇外。 著者の創造力、想像力、発想力、筆力をもってすればテロリスト、傭兵、ロシア人警察官の個々別々の物語が可能と思えて仕方ありません。 | ||||
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これまで2冊読んでいずれも少々期待外れに終わった月村了衛、一応満を持して各方面から絶賛されている『機龍警察〔完全版〕』、最初の数十ページ読んでああやっぱり感。期待値が高過ぎるのか。なんかが過剰だ。小説というより漫画の原作読んでる感。やっぱり彼の小説は起承転結の承の部分で必ず中だるみする。過去を顧みるのがワンパターンで必ずストーリーテリングのリズムが悪くなる。構成が下手なのかも。結局のところ、大真面目に書いた漫画の原作あるいはB級映画の脚本といったところ。このシリーズだけ評価が高いのは解せない。皆おんなじなんだもの。 | ||||
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オススメされて借りてみたけど、冒頭の22ページまで読んで、そこから先へは、読む気が失せた。全然、引き込まれなかった! なんだこりゃ! ダァイマダファカ凸(# ゚Д゚)凸 | ||||
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このシリーズ全巻単行本で既読ですが、エンタメ度は高く、再度Kindle購入。直ぐに映像化出来る描写と凄まじい主人公たちの世界規模の過去ねスケール感を背景に、警察改革含めてのリアリティ、宇宙でなく都内でのリアルガンダム戦、顔を上げればいそうな、切迫感が、相変わらず面白い。是非ご一読を。嵌ります。笑笑 | ||||
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月村さんのテビュー作。 アーマードスーツ&ロボットのSF要素も、特捜部が他の警察から疎まれる理由も、二転三転するサスペンス要素も、全てが極上で血沸き肉踊る程に大興奮で面白い神作! シリーズなので、まだまだこれから特捜部の活躍が読めると思うと幸せですし、 3冊目となる月村さんが心底素晴らしく、特に大好きな作家になりそうです(^-^*)/ たくさん執筆されてるので、来年は月村さんをじっくりと全作読破するのが楽しみです♪ | ||||
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エヴァとパトレイバーと足したような作品。最初の事件が起きるのが江東区の住吉あたりで今住んでいる場所の近くなのでそういう意味でリアリティがあった。舞台は2030年くらいの東京?、シリーズの1巻ということで続編で色々と伏線が回収されるらしいのでそれは楽しみです。登場人物のパーソナリティがかなり表面的にしか描かれていないのは敢えてなのかちょっと気になりました。書き込もうと思ったらこの倍くらいの分量にはなったとは思う。あと偶然なのだけどたまたま我が家でもインドネシアのマンダリンを挽いて飲んでいるのでびっくり。本書単体での評価はちょっと難しいかもしれないと思いました。 | ||||
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とても面白くてあっという間に読めました。小説ではあるけれど、IRAの事など少し理解出来ました。 | ||||
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どこかで見たようなステレオタイプのキャラたちが、ステレオタイプのお話で進んで行き、予想通りにおわるのね。 そんな読後感。 ただそれは、僕がいままで乱読しすぎたからだと思う。 16歳の息子に読ませたら、 『カッコイイ、面白い』 との事。 まだ何を読んでも面白い少年が羨ましくなった。 50を過ぎたオジサンとウブな息子とでは読後感が違って当たり前だが、確かにこれを最初に読むと影響されるかと思う。 個人的には、他の方のレビューでマジメなパトレイバーだと書いていたが、横山秀夫の半落ちや、64的な男たちの熱いドラマもあった。 けれどもう少しだけ作者のなかで発酵が進むと、僕もたのしめて良かったかなぁ。 と思った。 | ||||
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著者の本はいくつか読んでいる。息をもつかさない展開がとても好きだ。その著者のデビュー作である。 シリーズ化もされている大作らしい。警察内部で特殊な任務につく部隊。 想像ではエヴァンゲリオンのような小型モビルスーツのようなものを着込んで、戦う部隊。 彼らとテロリストの戦いを描いている。いろいろな武器や戦闘が出てくるが、正直細かすぎて疲れてしまった。 物語のダイナミズムよりディテイルが優先されていて、それはそれですごいのだが、理解が追いつかなかった。 しかし、デビュー作でこの出来は単純にすごい。荒削りながら、後の活躍を予測させる小説だ。 しかし、自分には合わなかった。 | ||||
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テロや民族紛争の激化に伴い発達した近接戦闘兵器・機甲兵装。新型機〈龍機兵〉を導入した警視庁はその搭乗員として三人の傭兵と契約した。警察組織内で孤立しつつも彼らは機甲兵装による立て籠もり現場へ出動する。だが事件の背後には想像を絶する巨大な闇が広がっていた……。 | ||||
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読んでいくうちに、どんどんひきこまれていく内容です! | ||||
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