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機龍警察
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機龍警察の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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オーバーテクノロジーのパワードスーツ、警察内政治の描写が売りのようですが、前者はオーバーテクノロジーの出どころを匂わせもしないので解像度が低くて没入感がいまひとつです。逆に後者は解像度が高すぎて別の作品からシナリオを移植したようですね。素材が巧くこなれておらず、のど越しの悪い読後感でした。 | ||||
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どうも登場人物の人名がややこし過ぎて・・・・・感想になってなくてすみません。 | ||||
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これまで2冊読んでいずれも少々期待外れに終わった月村了衛、一応満を持して各方面から絶賛されている『機龍警察〔完全版〕』、最初の数十ページ読んでああやっぱり感。期待値が高過ぎるのか。なんかが過剰だ。小説というより漫画の原作読んでる感。やっぱり彼の小説は起承転結の承の部分で必ず中だるみする。過去を顧みるのがワンパターンで必ずストーリーテリングのリズムが悪くなる。構成が下手なのかも。結局のところ、大真面目に書いた漫画の原作あるいはB級映画の脚本といったところ。このシリーズだけ評価が高いのは解せない。皆おんなじなんだもの。 | ||||
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著者の本はいくつか読んでいる。息をもつかさない展開がとても好きだ。その著者のデビュー作である。 シリーズ化もされている大作らしい。警察内部で特殊な任務につく部隊。 想像ではエヴァンゲリオンのような小型モビルスーツのようなものを着込んで、戦う部隊。 彼らとテロリストの戦いを描いている。いろいろな武器や戦闘が出てくるが、正直細かすぎて疲れてしまった。 物語のダイナミズムよりディテイルが優先されていて、それはそれですごいのだが、理解が追いつかなかった。 しかし、デビュー作でこの出来は単純にすごい。荒削りながら、後の活躍を予測させる小説だ。 しかし、自分には合わなかった。 | ||||
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「追憶の探偵」が面白かったので、読んでみた。 近未来の東京では、テロに対抗するため外部からの人材を募り、警視庁特捜部が設立された。 コアとなるのは三機の龍機兵だ。それぞれに重い過去を持つ三人の突入要員は、テロリストの操る機甲兵装と闘いを繰り広げる。 死にたがってるやつがいたり、敵方に因縁のある相手がいたり、まあベタなハードボイルドだ。 それなりに迫力はあるが、人型兵器の必然性が感じられない。 なぜ使用されるようになったのか、どこが従来の兵器より有利なのかを納得させてほしい。 ロボットとパワードスーツの中間のような感じか。有名作品では、ボトムズのATがイメージに近い。 表紙にも中にも機体のイラストが一枚もない。こういうのはビジュアルで補完しないと辛いものがあるなあ。 地味な警察パートとバトル場面が遊離している。新鮮なアイデアはないが、ふつうに楽しんで読めた。 | ||||
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2012年の日本SF大賞受賞作品と言うことで読みました。 龍機兵(ドラグーン)と呼ばれるロボットが登場する以外は、特にSF観はなかったですが、楽しく読めました。 2~3メートル程度の小さめのロボットを身体を使って操縦する感じ、警察という部隊で犯罪者と戦う感じが、『アップルシード』に似ています。 『アップルシード』を現代日本において、警察の一部隊にした感じ、でしょうか。 3人の主人公も傭兵あがりですしね。 3人の主人公が乗るロボットは、それぞれ色や機能が違って、特性があるのですが、このあたりは小説で読んでもよくわからず、かっこいいメカデザインでの映像化を期待したいところです。 冒頭に書いたように、ロボットが出てくる以外にあまりSFらしさはありません。 SFって「(ありそうな)未来」を描くことを通じて、現代批評なり人間性の本質的なところを問うものであると思っているのですが、本書では、そのあたりの深堀り(未来の社会性なり、各キャラクターの内面なり)はされているとは思えません。(次巻以降であるのかもしれませんが) ミリタリー要素とロボットバトルを楽しむ娯楽小説です。 面白く読めますが、求めたところと違った、という点で、星3つとさせて頂きました。 | ||||
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デビュー作ということもあり、警察の黒さの描写が不足気味。 また登場人物も、根が善人とまではいかないが、悪人臭が 薄い悪人が多く、カタルシスは弱い。 最近の作品である「コルトM1851残月」や「黒警」などでは、 悪人の描き方がかなり上達されておられるので、本作を読んで 物足りなさを感じた方には、そちらをおすすめします。 「キモノ」アクションやテロとの闘いという点では、攻殻機動隊というよりは むしろApple seedの方が近いかもしれない。 | ||||
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ロボットものということで勝手に期待して読んだところ、なかなか白いけど、一撃で大破し過ぎたり、警察内部の確執にこだわったり、政治や軍事的な世界観の説明が足りないなど、不満も残ります。 もう少し世界観の説明にページを割いて欲しいところ。日本が置かれている状況、ロボットが置かれている状況など、もう少し踏み込んで世界を作って欲しい。なんとなく今現実の国際情勢がそのまま延長されている感じだから、夢が足りないかな。 それ以外では、興奮して面白く読める小説でした。 | ||||
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近未来、警視庁に新設された「特捜部」を舞台に、傭兵たちがモビルスーツ様の二足歩行する新型の機甲兵装"龍機兵"を駆使して、 犯罪者と立ち向かう話しである。 "龍機兵"に乗る3人のキャラクターの内面や背景の描き込みも十分で、警察内の対立や機甲兵装の描写等的確で、 脚本家出身にありがちな描き込みの甘さは感じさせない。 また文体自体も、硬派の文体で、話の展開と良くあっており、話の展開にも無駄がなく、すべての面で卒なくまとまっている。 もちろん、小説としては面白く、私自身、8時間ほどかけて読み、その間は十分に楽しんだ。 ただ、個人的な印象だが、話や、設定が、(『VIPER'S CREED』+『機動警察パトレイバー』+『攻殻機動隊』+『機動戦士ガンダム』)/4 という感じで、すべてが何処かで見たものの使い回しで、緻密に描かれたアニメの原作を読まされているような感じで、 なにか物足りない感じがする。。。 せっかく、脚本家が小説家としてデビューするのだから、絶対映像化できないような、 もっと斬新なものに挑戦していただければというのが正直な感想だ。 さすがに警察ものという範疇でこの作品を読むのは難しいと思うが、 現在の日本のSFという先入観を持たずに作品を読んでいたら、 もう少し素直に楽しめたのかもしれない。。 | ||||
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警察モノというより、SFとインテリジェンス小説的な印象を持ちました。インテリジェンスモノは好きなので、いろんな黒幕や水面下の動きを匂わせてどんな黒い組織が出てくるのかと思ったけど、正直物足りませんでした。 これ以上書くとストーリーに触れてしまうと思うので、やめておきますが。 スタイリッシュさはあるので、世界観はあります。 | ||||
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多少オリジナリティはありますが、暗い過去を持つ登場人物や組織の枠からはみ出て反発を受ける精鋭部隊といった設定の小説やアニメが日本でどれだけ作られてきたことか。 きっと続編を作りたいのだろうという作者と編集者の意図も見え見えの内容ですが、スピーディーな展開と読みやすい文章なので、さくさく読めました。 しばらくすると内容は忘れてしまうと思いますが、退屈しのぎに読むにはもってこいでしょう。 | ||||
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いろんな設定盛り込んだけど、ページ数足りなくて食い足りないって印象。 その分読みやすいですけど。 まず、機甲兵装ってののイメージが出来ないのがツラかった。 旧型はパトレイバーみたいなので、主人公達が操る新型は攻殻機動隊に出てくるパワードスーツ みたいなものかしらん? アニメ畑のメカニックデザイナーに表紙書いてもらえば良かったのに… 主人公達3人は元傭兵・元テロリスト・元警官、それぞれ過去の何かに囚われているわけだが それが明らかになっていい感じになりそうなのに描き込み不足で物足りないのが残念。 っていうか、元傭兵・元テロリスト・元警官のどれか一つでもメインディッシュ級なのに 3つ出して、さらにそれを現代警察物の味付けするってのは大変だ。 警察物としても今野敏や佐々木譲を読んでいる目の肥えた読者には物足りないでしょう。 まぁ、小説ではデビュー作の作品をそんな大御所と比べるのもアレなので、今作がパイロット版的な 位置づけで、今後シリーズ化されてブ厚くなっていくことに期待します。 | ||||
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あらすじを見れば内容はわかりますが、警察小説+ロボットもの。攻殻機動隊をもっとはるかに現実的にした内容といったらいいでしょうか。機甲兵装といったパワードスーツが一般化した近未来で、警察内部の対立、メインの主人公3人の因縁(緑も主人公級ですが、今回は姿がメイン?)、そして謎のバックボーン持つ新鋭機『龍機兵(ドラグーン)』をめぐって物語が展開します。文体は乾いていますが、それぞれのキャラクター達のドラマが丁寧に描かれていて実際はもの凄くウェット。というか、著者の本領は、戦闘シーンや設定というよりは数多いキャラクター達の人間ドラマを丁寧に描くことだと思われます。この点でかなり自分好みの小説。まぁ警察小説なので当然といえば当然ですが、実際の物語の展開は警察小説のレベルでなく、国際情勢や軍事革命を含んだもっと大きいもの。おそらくアメリカが絡んでくるのかな? 個人的に興味はあるのはやはりテロリスト出身のライザと、彼女の愛機を複雑な思いで整備するテロ被害者の緑の絡み。ただしまだまだ導入部といった印象で、黒幕がはっきりしてくるのもこれから。このドラマの先に期待して、新刊が出たら後を追わせてもらうつもりです。しかし表紙はライトノベル調にする必要はありませんが、もっとセンスよくなりませんかね? | ||||
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