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機龍警察
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機龍警察の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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メインの登場人物は特捜部の部長と龍機に乗るパイロット3人。彼らの素性は元外務省官僚や傭兵、ロシアの警察くずれなど日本の警察にはいなかった人たち。他に特捜部のスタッフが数名、警察内部から抜擢されている。こうした群像とテロ組織の事件解決を物語は追っている。 端的に感想を言うと、メインの人物たちは思い切り架空の人々で、「よくある」人物造型の域を出てないと感じた。気障でクールな皮肉屋。無口だが内面に葛藤をもつ元テロリスト、等々、まあ、昨今の我が国のアニメや漫画には多くの同類のキャラクターが存在する。 この人たちはトイレ行くのだろうか、多分いかないだろうなという耽美な人たちである。 それはそれでいい。エンターテイメントなのだから。 ただ、周囲の人物群がリアルよりなので、なかなか融合しにくい。 警察内部の描写のリアルさが売りという評判をきいていたが、組織が縦割りで縄張り意識があったり、お互いにイヤミの応酬をしたりというのは、別に警察の専売特許ではない。「人類の」現実である。 だから、「これが警察だ!」みたいな書き方をして「さあ、びっくりしただろう!」という文章には驚きもしないのである。 むしろ、同じ警察モチーフの「機動警察パトレイバー」の方が警察官のもつ空気感や日常の様子をフラットに描いており、納得感をもって世界に没入できる。本作はこの点が至っていなかった。 もうひとついえば、登場人物が多すぎて頭になかなか入ってこなかった。 沖津部長と龍機に搭乗する3人のパイロットくらいしか個性と名前が一致しない。 さらに、白眉と多くの方が絶賛する戦闘シーン。確かに迫力を感じる箇所もあった。ただ、兵器のことをよく知らないと具体的な絵は浮かびにくい。冒頭の地下鉄の戦闘シーンは、位置関係がわかりにくい。挿し絵や図があると親切だった。 実は絶賛されるこの作品を楽しみたいと思って、コミック版も購入した。しかし、沖津と3人のパイロットの描写は予想通りだったし、他のキャラクターの描き分けもあまり巧いとは思えなかった。だから、この小説を補完するには至っていない。 続刊は読まない。現実の世界を生きてエンターテイメントをピュアに楽しめない汚れた心の持ち主である私は読む資質に欠けるのである。 | ||||
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これ一冊で終わらない (終わらないならナンバーリングしろよ) どれが次作か調べましたら 何冊も続いている 続きはどれ? タイトルにナンバーリングしていないから サブタイトルみてもわけわかりません どこかで終わるのか? 今出ているやつすべて読んでも終わらないのか? 3冊くらいでいったん終わるのか? 全体で一つのストーリーになっているのか一話完結形式なのか? とりあえず一冊で完結しないならややこしいのでナンバーリングしろよと言いたい | ||||
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ここ最近に読んだ本で、ダントツにつまらなかった。 一々、描写が寒い。作者の自己満足のようなカッコをつけた文章は、読んでいて恥ずかしく、わかりづらい! 読み進めるのが苦痛だった。 警察内部の争いの描写なんかも、本当に軽く、他の小説の上辺を撫でただけ。 キャラクターも中学生が考えたような浅いやつばかり。 これは、出来の悪いライトノベルだと思う。 中学生ぐらいの年代の方であれば楽しめるのかもしれない。 | ||||
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オススメされて借りてみたけど、冒頭の22ページまで読んで、そこから先へは、読む気が失せた。全然、引き込まれなかった! なんだこりゃ! ダァイマダファカ凸(# ゚Д゚)凸 | ||||
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テロや民族紛争の激化に伴い発達した近接戦闘兵器・機甲兵装。新型機〈龍機兵〉を導入した警視庁はその搭乗員として三人の傭兵と契約した。警察組織内で孤立しつつも彼らは機甲兵装による立て籠もり現場へ出動する。だが事件の背後には想像を絶する巨大な闇が広がっていた……。 | ||||
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完全版とありますが、何が補完されたかわかりません。何でしょうね? | ||||
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警察+SF小説。警察小説なのにSF要素?相反するような組み合わせだけど…?と興味を引かれ手に取りました。実際に読んでみて少し想像したものとは違いましたが、わかりやすく言うと警察官が秘密兵器のロボットを操縦するというSF要素を取り入れた警察小説になってます。 犯人側も警察側もロボットに搭乗してガンガンぶつかり合うため、戦闘は大胆且つ大味。ガンダムやエヴァといったロボット系作品が好きな方には特に好まれるかもしれません。一部の希少ロボは搭乗者と感覚をリンクさせることによりまるで自分の体を動かすようにロボットを操縦できる…といった設定があり、ガンダムよりはややエヴァっぽいかもしれません。 しかしこの戦闘描写、本作では少なめです。冒頭と終盤に一回ずつのみ。開始早々大型ロボットを使用しての大規模テロが行われ、おお~とワクワクしたのも束の間、それ以降はスイッチを切り替えたかのように警察小説ならではといった感じの地道な捜査描写が延々と続きます。正直、緩急の差が激しい。リアルとフィクションの隙間が埋まりきれていないというか。 あと犯罪者が易々と大型ロボを複数入手できる世界観なのに、ロボを悪用された時のための対策とかは各都市にはないんだろうか。ロボには警察のロボで対抗するしかないとしたら対症療法にもほどがあるのでいまいち納得いかない。バリアやシールドとまではいわないから、せめて防護壁とかの用意くらいはあるんだろうか?そういう合間の設定が気になりました。 警察小説+SF小説でありながら文章自体は堅苦しくなく、すんなり頭に入ってきます。まさに本作はシリー第一作目といった感じで、始終世界観や登場人物、機体の紹介に重点を置いている印象。そのためストーリー自体はやや退屈でした。事件・作戦・戦闘に取り立てて「おおっ!」となるような部分はなく、そして肝心の真犯人は結局本作だけでは判明せず、俺たちの戦いはこれからだ!というto be continued的ラストには少々苦笑い。せめてこの一冊だけで一つの事件が綺麗に終わるようなストーリーを書いてほしかった。☆2かな。 | ||||
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キャラ作りも文章も軽いので、サクッと読めます。アニメをノベライズしたと言われても違和感ありません。 ロボット抜きでハードボイルド、警察小説として期待して読むと厳しい評価になると思います。 | ||||
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これで一気に読む気が失せた。 古い工場にキモノが隠されていたという設定であるが、 あれだけのものが動くなら、暖気運転のようなエンジン音などの試運転の音が 建物の外まで聞こえているのではないか。警官たちは、工場のシャッターの前まで、 そんな大きなロボットの稼動音さえも聞こえないまま近づいていく、そんなことはないやろ。 もし、聞こえていたとしたなら、キモノという機械がある時代というならば、 その音がなんであるかも警察官が察知できないということはありえない。 というわけで、冒頭のシーンは、音に気づかないはずはないのでおかしい。 さらにいえば、これだけの大きなロボットが都内で、 誰に目にも付かずに隠されているということもおかしい。 ここへ運ぶときもなにかしら目に付くのではないか。 警察はこういうこともしっかりと監視しているのではないか。 近未来であれば、今以上に至るところに監視カメラが張り巡らされており、 危険物体の存在は警察が必ず把握しているのではないか。 あと、ロボットが登場する小説で必ずげんなりさせられるところが この小説でもやはり解消されていなかった。 以下、月村には声を大にして言いたい。 戦闘用機械、すなわちロボットは、なぜヒューマノイドでなくてはいけないのか? この説明がなされていない。っていうか、ただカッコいいからってことだろうけど、 それじゃあ、説明にならない。 ガンダム世代、ゲッターロボ世代は、戦闘用機械はヒューマノイドと勝手に決め付けていないか? ヒューマノイドが最も戦闘に適した機械であることが論理的に示されていないといけない。 だが、実際にはそうはならない。 もし戦闘用ロボットを作るとしたら、物理(実力)的にも予算的にもヒューマノイドはありえないはずだ。 もっともベストなものは、 単なる山型の鉄の塊で、底に球状のタイヤが張り巡らされている。 これが最も地上戦は強いはずだ。ムダな予算もいらない。 しかし、絵的にカッコ悪いから小説にしないんだろうな。 それがわかるから、余計につまらないんだよ、こんなロボット小説は。 ヒューマノイドロボという仮定が解消されない限り、近未来SFというのは、いつまでもアニメ漫画の域を越えない。 | ||||
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アイアンマンを思い浮かべながら読んだものの、最後まで入り込めなかった。きっと映像化された物なら楽しめたと思う。 | ||||
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電子書籍でどんな文字サイズで読もうが読者の勝手だと思うが、この本をAndroid端末で一定以上の大きさの文字で読むと、左端の行が消えるのである。早川書房によるただし書きがあり、「その場合は文字サイズを小さくして読んでください」ですと。 要するに、状況が分かっているにも関わらず、読者の意向は無視だ。直すもつもりも無いのだろう。当方KindlePaperwhiteもiOSデバイスも持っているがそれで読むことを良しとせず、2ページも読み進むことができない欠陥本としてAmazonに返品しました。 | ||||
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所謂ロボット(に乗り込んだ人間も)が闘う近未来が舞台なのに、女子高校生がコンビニでコピーとっていたりする。違和感は随所にある。ロボットや武器を熱心に書きこんでも、日常の光景を払拭し、それに代わる近未来のなにげない日常の情景を書くのは難しいのだと思った。そして、そんなオッカナイ近未来のロボットが繰り広げるテロに警察が立ち向かう。軍隊はどうした?一方、警察内の軋轢や葛藤は、現代を舞台にする小説の題材と変わらず、逆に古臭くさえ感じた。こうした違和感が随所にあり、つっこみながら面白く読ませて頂いた。続編は読まないだろうけれど、これが漫画なら違和感がないのだろうか? | ||||
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