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密室の鎮魂歌
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密室の鎮魂歌の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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背筋がゾクッとするような謎の連続密室殺人が、オセロのようにパタパタとひっくり返ってゆく感覚。振り返れば、思い浮かぶいくつかの伏線が、一本の糸として紡がれる結末へ・・・まさにサスペンス小説の醍醐味溢れる作品でした。 | ||||
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読み始めると一気に最後までいきました。 登場人物の内面が良く描かれていて共感できた。 | ||||
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安楽椅子探偵も敏腕刑事も登場しない普通の中年女性が主人公のミステリー。 そのおかげで、読者も主人公といっしょに数々の謎に首を捻ることができます。 論理的に話しは展開していき、かなり高レベルな小説です。 面白くて、ついつい一気に読んでしまいました。 一つ言いたいことがあるとすれば、金欠中にうなぎは食べるな。 | ||||
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第14回鮎川哲也賞受賞のデビュー作である。 鮎川賞らしく密室が連発されるが、いわゆる物理不可能トリックに主眼を置いた新本格系のノリではない。なので密室トリック自体は特に斬新な趣向は全くないが、これをもって評価を低くしている人は本作の本質を全く把握していないと言わざるをえない。 この連続する密室はいわば鮎川賞向けにするための調味料みたいなものであり、メインは女性同士の感情のもつれによる人間模様とある絵画に隠された事件の真相という本格推理というよりはサスペンス趣向の強い作品である。 このメインの絵画の謎は非常に効果的に作用しており、印象深いものとなっている。 デビュー作としては非常によくまとまった秀作である。 | ||||
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2004年に出た単行本の文庫化。 第14回鮎川哲也賞の受賞作。 新人のデビュー作だが、そうとは思えないほど小説としてのレベルが高い。文章も良く出来ているし、ストーリーにも破綻がない。密室トリックはちょっとアレだが、全体のプロットもなかなかのもの。ミステリとして、充分に満足できる作品に仕上がっていると思う。 ポイントとなっているのは、男女の妄執。ここまで来ると美しいね。 | ||||
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一年ほど前に読んだので、細部は忘れてしまいましたが、面白かったです。 魅力的な謎、存在感のある登場人物、読みやすくて丁寧な文章と完成度が高かったです。2作目を待っています。 | ||||
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女流画家の絵に描かれた不思議な模様の謎が、圧巻です。最後の章は読んでいて背筋の凍る思いがしました。登場人物間の心理的な関係が非常に面白く描かれており、また何人かの奇妙な登場人物が不思議な彩を添えているのがよいです。絶対お勧めの一冊です。 | ||||
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京都の描写が女性らしい目の付け所で紹介されてミステリーの中で違った意味で楽しめた。 作者の略歴を見ると化学が専門でさらっと専門知識をうまくストーリーの中に取り入れている。検索すると作者はいろんな大きな賞で最終エントリーまで残っておりかなりの実力者であるようだ。次作も楽しみだ。はっきり言って引き込まれた。 | ||||
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