過去からの手紙
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 | 2008年01月31日 過去からの手紙 (ミステリーYA!) 一週間の沖縄合宿から帰ってきた純一。久しぶりの我が家で待っていたのは、奇妙な置き手紙と、腐ってもいないのに捨てられたシチュー用の肉、そして、数日前から母親が家に帰っていないという事実だった。ひとつひとつは取るに足らない、小さな違和感が積み重なっていく。それが不安に変わるころ、母が発見された。記憶を失って…。知れば知るほど不可解な母の行動と、増殖していく謎。美人だが、いつも一言多い幼なじみの静海の力を借りて、純一は母が失った空白の過去をたどる決意をする…。京都の町を自転車で駆けめぐる、個性豊かな高校生たちの活躍が楽しい、爽やかな青春ミステリー。 (「BOOK」データベースより) |
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| 難しいことは書けないが、読後感がよい。 単純におもしろかった。 作者の他の作品をさがして買った。電車で読むのがたのしい。 | ||||
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| この評論社ミステリーYAシリーズは四冊目です。 なんかだんだん水準が落ちてくるようです。 児童向きだからこんなもんでいいのでは、っていう感じで書いているようです。 もしかしたら作者は、ライトノヴェル感覚で書いているのではないだろうか。 作者はヤングアダルトジャンルをなめているのではないだろうか。 外国の作品と比べると内容は相当落ちます。 同じ評論社の外国アダルト物は格段にすばらしいのだが・・・。 | ||||
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| 幽霊を出してきて 透視をさせたりするんだけど、 いささか物足りない。 すごく中途半端な感じで 別に登場させる必要もなかったのではないかと思うんだけど･･･。 話の展開も、 あちゃ〜、そう来たのか、と言う感じで ひねりがないと言うか、 なんかあまり面白いとは思える作品ではなかった。 | ||||
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| 著者は京都人で，従って舞台は京都市．だけど京都の高校生が川島誠の '800' みたいな言葉をつかうのかしら．これが最大の違和感だった．それと高校生にしてはいささか幼稚な感じと，ミステリーの約束破りの本物の幽霊が謎の解明に一役買うこと．著者はヤングアダルト物だと言うことで少し基準を甘くしたのかも知れない．高校の部活に料理を加えたのは全く新鮮なアイディアで，この活動のメンバーを主役に据えたのは成功．ミステリーの筋自体はかなり凝ったもので，それだけに解決は容易でない．タイトルがメイントリックを暗示しているが，それがそうとして意識されるのは終盤に入ってのことである．幼馴染カップルがこのあとよい感じになったらと願いながら本を置く．読後感はよい．ただ，例によってカバーの絵がラフすぎる．京都を知らない人が描いたのだろうか． | ||||
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