ランボー・クラブ
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予想を越えて面白かった。 面白さの大きな要因としては、後天性の色覚障害とランボーの詩を絡ませたことだろう。 それと、探偵が抜群に有能でないこともいい。 ただし、犯人は、ミステリに慣れていれば想像がつきやすい。 それでも、最後まで一気に読めたことを考えると、かなりの面白さを備えた作品である。 『血の色の記憶』と改題されて文庫化されるようだが、内容的には文庫のタイトルの方が相応しいと感じる。 | ||||
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ラストまで話が転がり続けるミステリーです。非常に綿密に計算されつくした一級の価値があります。何から何までもが素晴らしいです。最高です。 | ||||
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'過去からの手紙' とは流石に違って,Rimbaud の詩,フランス語,京言葉を駆使し,中世ヨーロッパのステンドグラスの技法から超現代的な遺伝子治療までの豪華な道具立てで語られる奇想天外な犯罪計画.心地よく堪能できる隙のない構成.特に主人公的少年が魅力的で,安心して推薦できる作品.しかしこの犯罪計画には恐らく作者も試みてあえて放棄したのだろうけれど,もう一つの見破り方があるように思えて,それがこの作品を読むもう一つの楽しみ方を提供している.つまり極めて高い知能を持つこの少年をもっと中心に据えて,探偵役としても働いて貰うのである.勿論危険性はぐっと高まるが,冒険スリラーミステリーとして楽しくなり得るのではないか ? このような空想をかきたててくれるのもこの作品の特別な魅力である.この意味でも強く推薦. | ||||
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前3長編の、おどろおどろしい心理劇に比べると、正統的なミステリーに近い作品ですが、長い年月に籠もった登場人物たちの複雑な関係、最先端の医学研究が絡んでくること、京都が舞台であることなど、岸田女史独特の世界が現出し、思わずその世界に引き込まれます。 巧妙なプロットと綿密な伏線の張り方は、思わず読者を唸らせるもので、2度読み返してはその都度新しい発見をして、その完成度の高さに打たれました。 一方で、女探偵と助手の、ウィットに富んだ掛け合が清涼感を与えています。たいへんお勧めの作品です。 | ||||
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