めぐり会い
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この人、書くのはとても上手い。天使の眠りは。。最後でえ?でしたが、本にも選り好みかなり分かれるでしょうね。これはかなり興味深く読ませてくれました。 | ||||
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なかなか凝った話で、面白くないことはない。。。。。んです。 ただ、作中の「詩」がなんともいただけない。まさに中二病。(まあ、中学生の書いた詩ではあるんですが) 絵画ならば、勝手に頭の中ですばらしい作品に変換することもできますが、言葉を扱うのは本当に難しいですね。 この方の作品は何作か読み、アイデアやその使い方には感心するところもたくさんあるのですが、 文章が粗いのがいつも気になっています。 | ||||
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物語の中で起こる事件のからくり以上に、物語の中軸である「めぐり会い」自体が切なく美しいミステリだった。 主人公は10年ほども年下の少年に魅かれてしまうのだが、これをまるでショタコンのように理解してしまってはいけない。 彼女が魅かれたのは、14歳の少年に宿る魂であり、その感性なのだ。魅かれたというのも正しくはない。感性が共鳴してしまったのだ。 ならば、少年の姿などは関係ないのではないかと言われれば、実はその通りなのだ。 彼女は少年の絵を描き、恋に落ちるけれど、実際にはその姿を描きながら、魂を覗き込んでいたのだ。 桜を描いたときに桜に同化したように、少年を描きながら少年の魂に同化していたのだ。 物語に描かれてもいないそんなことを読みながら理解してしまっていた。 感性が共鳴しあったからこその第17章は、「失われた破片」を取り戻した幸福に満ちている。 相手の職業や家柄を計算したのではなく、魂が、感性が共鳴した二人には、それまでに、この物語の中にたくさん描かれてきた「愛」という偽名をかかげる身勝手な独占欲と依存心など、かけらも見当たらない。 そして、読者たる私はと言えば、著者の感性に魅かれ同化していた。 私の方に共鳴してもらえるものが何もないので、こちらの片思いだけれど。 | ||||
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騙し絵のような作品です。するする読めて、終盤に突然、 これまで見てきたものと全く異なる全体像が鮮やかに浮かんできて そうか、そうきたのかー!と思わずニヤリとしてしまいました。 ただ、ヒロインが14歳の少年に心奪われる際の形容が、 単に「アブない人」と読者がひいてしまう感じで、共感したり 圧倒的筆力で納得させられてしまうというほどでないところが、残念です。 ラストの邂逅シーンも、二人の会話の口調が何か不自然でリアルさが無く その違和感と、まとめにかかる強引な印象だけが残ってしまいました。 しかし、よく出来た作品です。オススメします。 | ||||
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お見合いで、医者と結婚した主人公。旦那には結婚前から付き合いがある女性がいる。 冷え切った結婚生活、そんな耐え難い日々の中、趣味の絵を描きに訪れた先で手違いの末手に入った一枚の少年の写真。なぜか強烈にその少年に惹かれる主人公。 その写真の少年が暗い過去を背負ったもう一人の主人公であるミュージシャン。 この二人が、めぐり合う物語です。 しかし、このめぐり合う過程に情緒がなく、ご都合主義な感じが否めません。 何故、主人公はこのミュージシャンに惹かれるのか、最後まで読んでも全くわからず・・・ 恋愛小説としても中途半端、ミステリー(といえるのかどうか?)としても中途半端な感が否めません。 | ||||
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