血の色の記憶



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

5.00pt ( 5max) / 1件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2015年10月
分類

長編小説

閲覧回数1,676回
お気に入りにされた回数1
読書済みに登録された回数1

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

血の色の記憶 (創元推理文庫)

2015年10月30日 血の色の記憶 (創元推理文庫)

色覚障害者のサイト〈ランボー・クラブ〉。仲間を探す不登校の中学生・菊巳が偶然見つけた、そのサイトのトップに掲げられたアルチュール・ランボーの詩。フランス語など習ったこともないのに、なぜ僕はこの原語の詩を読めるのだろう? 「Aは黒、Eは白、Iは赤、Uは緑、Oは青……」。その時、僕は見たはずのない鮮やかな血の色の記憶があることを思い出す。そして後日、何者かによってその詩が書き換えられ、詩になぞらえた死体が発見された! 色覚障害の少年をめぐる事件の驚くべき真相。鮎川哲也賞受賞作家が贈る傑作本格ミステリ。『ランボー・クラブ』改題文庫化。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

血の色の記憶の総合評価:10.00/10点レビュー 1件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.1:
(5pt)

岸田るり子恐るべし・・・。

面白すぎる。400ページ弱を一気読み。
次から次へと謎が出てきては絡み合い、読者に結末を予想させない。イライラするくらいページをめくる手が止まらない。岸田るり子恐るべし・・・。

色覚障害を持つ中学生菊巳と未亡人私立探偵麻理美のパートが交互に来る「カットバック方式」で物語が展開する。菊巳のパートはとてもシリアスで暗い。それに対して麻理美のパートは庶民的で明るく、そこで読者は息抜きをさせてもらっている気分になる。この2人が交錯する中盤以降から物語は加速していき、ページをめくる手も止まらなくなる。
とにかく謎がたくさんあり、密室殺人、アリバイトリック、オカルティックな占い師や黒魔術まで出てきたりと詰め込み過ぎな感は否めないが、読者は多くの謎と疑問を提示され、最後までぐいぐいと物語に引き込まれていくというミステリ好きの至福の体験ができる。京都を舞台としたサスペンス風のミステリで、作風がなんとなく内田康夫に似ている。おススメである。
血の色の記憶 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:血の色の記憶 (創元推理文庫)より
4488476023



その他、Amazon書評・レビューが 1件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク