血の色の記憶
- 障害者 (12)
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面白すぎる。400ページ弱を一気読み。 次から次へと謎が出てきては絡み合い、読者に結末を予想させない。イライラするくらいページをめくる手が止まらない。岸田るり子恐るべし・・・。 色覚障害を持つ中学生菊巳と未亡人私立探偵麻理美のパートが交互に来る「カットバック方式」で物語が展開する。菊巳のパートはとてもシリアスで暗い。それに対して麻理美のパートは庶民的で明るく、そこで読者は息抜きをさせてもらっている気分になる。この2人が交錯する中盤以降から物語は加速していき、ページをめくる手も止まらなくなる。 とにかく謎がたくさんあり、密室殺人、アリバイトリック、オカルティックな占い師や黒魔術まで出てきたりと詰め込み過ぎな感は否めないが、読者は多くの謎と疑問を提示され、最後までぐいぐいと物語に引き込まれていくというミステリ好きの至福の体験ができる。京都を舞台としたサスペンス風のミステリで、作風がなんとなく内田康夫に似ている。おススメである。 | ||||
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