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神のふたつの貌
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神のふたつの貌の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 1~20 1/2ページ
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私も子供の頃から神様はいると 信じていました。 キリスト教関連の本もたくさん読んだし教会にも行った事がありますが結局は見えない神様を信じられるかた達の場であり書籍なんだろうなぁ…という言葉にならない想いを早乙女輝の言葉として語ってくれました。 『折り目』つけた箇所を書き出そうと思っていますがなかなか時間が取れずにいます。 | ||||
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「沈黙」を書いた遠藤周作の爪の垢でも煎じて飲め!! ミステリーの書き方のマニュアルでも読め!! | ||||
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「慟哭」に引き続き、貫井作品2冊目の読了です。牧師さんの話だけあって、宗教色強めで、それなりに読み応えはあったのですが、個人的には、もう少し話にメリハリが欲しかったなぁ~という感じです。 | ||||
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一部と、二部の話がつながらないので、連作短編化とおもったが、三部で見事につながる、ty社お得意のいち冊、「慟哭」ほどではないが、ぐいぐい読み込ませるのは、さすが。 | ||||
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途中で物語に着いていけなくなった。最後まで読んでも、わからなかった。わからなくて正解。読後に調べて、理解が出来るという物語。 | ||||
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貫井徳郎氏の代表作(と思われる)2作品『微笑む人』『乱反射』を読んでみましたが、いづれも凡作で通常であれば、期待できない作家として他の作品を読むことを諦めていたでしょう。 しかし、本作のテーマが「神」「信教」という大変興深いものであり、何よりも既に早まって買ってしまっていた為にとりあえず読んでみることにしました。 (他の作家さんとの比較ではなく)あくまでも『微笑む人』『乱反射』との比較ですが、本作には最後まで読んでみたいと思わせるだけの筆圧が備わっているように感じました。 3部構成になっているのですが、退屈な第一部を読み終えることができれば、第二部・第三部を楽しむことができるのではないでしょうか。 ただ残念なことに、テーマであるはずの「神」「信教」については、信仰を持たない人々が<論理的な>観点から抱く疑問が並べられているだけで、それ以上の考察や掘り下げた筆者独自の見解が示されているわけではありません。 少々極論かもしれませんが、巻き起こる出来事(“悲劇”)の数々は、全て主人公(その息子、あるいはその血流)の“特異性”に起因するような印象を読者に与えるのみです。 仮に<初期の馳星周氏>が本作と同じ人物構成・場面設定で物語を紡いだとすると、途轍もなく陰惨な暴力の描写と絶望的な心象が描かれ、大変な名作になったのではないかと想像されます。 ***** ※ 本作では疑問としてのみ取り上げられた「神」「信教」についてですが、そもそも信仰とは「神」に全てを委ね、盲目的に<=非論理的に>信じること。 <非論理性>にまで辿り着かなければ、確固たる信仰を持っているとは言えないでしょう。 信仰を持たない人々と信仰を持つ人々との対話・議論が一切噛み合わず、なんら生産性のないものとなってしまう光景は珍しくありません。 それは、<非論理性>に身を委ねている信仰を持つ人々に対し、信仰を持たない人々は<論理的な>疑問を投げかけるからです。 信仰を持たない側の人々が対話を成立させたいと欲するならば、まず<非論理性>を単純に“愚”としてしまうのではなく、何故彼らは<非論理性>を必要としているのかという地点から自らの思考を再構成していく必要がありそうです。 ***** ''He truly believes he's on a mission from God. Absolute faith like that overwhelms a need for analysis. The whole thing about faith is to believe things for which there is no empirical evidence.'' - Bruce Bartlett (a domestic policy adviser to Ronald Reagan and a treasury official for the first President Bush) “信仰とは経験的裏付けのないものを信じることである。” - ブルース・バートレット | ||||
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「キリスト教」「神」「神の沈黙」などに最近興味を感じて遠藤周作の『沈黙』『深い河』『死海のほとり』『白い人・黄色い人』などを読み,その延長でこの本を読んだのだが,遠藤周作の方が真面目に真剣にこれらのテーマに向き合っているように思う。 この本を読んでもうちょっとキリスト教ものを,と思われている方には,遠藤周作はお勧めです。皆さんの方で,キリスト教ものでお勧めの本がありましたら,是非教えてください。 | ||||
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突っ込みどころ満載の重い作品です。 真ん中辺りは速読で乗り切りました。 宗教好きな私ですが、小説としてみた 場合、展開の無さに失望を隠せません。 堂々巡り | ||||
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宗教的な視点から把握するのは私には難しかったが、ただ家族というテーマは変わらず描いてくるなと思った。表からは正常だが、不自然な重たい父子関係や母娘の関係など、描き方は丁寧で読み応えあるし、厳格な父とそれゆえ寡黙な子とのよそよそしさは痛ましい。一方、トリックのほうには解説を読むまで気付かなかったので、あっと言わされてしまった。ただ、その衝撃は「慟哭」ほどではない。家族の暗く重たいものを抱えている人にはひっかかるのでは。 | ||||
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良くも悪くも暗く救いのない貫井的作品だが、救い=殺すと宗教物としては ネタがベタなうえ、伏線を隠す気がないような書き方をしていてばればれなので、 ミステリとしても面白くない もう少し宗教要素を生かしたような作品にしてくれていれば楽しめたかもしれないが、 何となくキリスト教を題材にしました程度の内容なので神学的な見所はない 貫井的な暗い作品を求める人以外にはいまいちな作品だろう | ||||
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大掛かりな見事なトリックに驚いた。神に使える神父一家の苦悩と信者達の迷い、神は存在するのか、といった非常に難しい問題をベースに展開されるミステリー。事件が起きる度に疑いが増して行くのだが… 貫井徳郎の『慟哭』『修羅の終わり』などの傑作とはひと味違うミステリー。それにしても、貫井徳郎は変幻自在という感じだな。 | ||||
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読みどころが全くもってなかった。圧倒的な描写力で物語を読ませるのが貫井徳郎さんの常なのだが、一向に読み進まなかった。文章がひたすら鬱陶しく思えた。著者にしては作品自体のテンポが遅く、トリックが冴えない。登場人物に感情移入もできなければ、テーマも見えてこない。ストーリーの起伏もさして見当たらない。この作品のどこが面白い? 貫井徳郎さんの大ファンだが、本作品には失望した。 | ||||
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読みどころが全くもってなかった。圧倒的な描写力で物語を読ませるのが貫井徳郎さんの常なのだが、一向に読み進まなかった。文章がひたすら鬱陶しく思えた。著者にしては作品自体のテンポが遅く、トリックが冴えない。登場人物に感情移入もできなければ、テーマも見えてこない。ストーリーの起伏もさして見当たらない。この作品のどこが面白い? 貫井徳郎さんの大ファンだが、本作品には失望した。 | ||||
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この作者、キリスト教について知らないのがすぐに分ります。 プロテスタントの教会にステンドグラス(カトリック)?主の像(カトリック)? 神学校に行きもせずに牧師に(神学を学ばない)? 聖書ばかり読み暮らす牧師(そんな事は当たり前、さらに現実は途方もなく忙しい=奉仕と子育てで)? …しらけます。 何よりも聖職者なら常識のはずの「救い」を主人公が知らないとは! 呆れてしまいます。クリスチャンは信じたその瞬間に救われているのですよ(救いは約2000年前に達成済み)。その信仰さえも神から与えられるのです。 この作者は旧約の神のみに焦点を当てて、新約(イエスキリストの救い)を完全に無視しています。聖書は旧・新約あわせた全部です。この作品の神は旧約=ユダヤ教の神ですね。ですから自分の努力で救われなければならない。 ついつい自力救済を目指してしまう思考回路に引かれるのは、仏教の土壌のせいでしょうか? 解説によると聖書の型が使われているらしいのですが、ラスト、アブラハムとイサクのあの人類の未来を決定付けたエピソードをなぞるのかと思いきや、そこまでの深みはありませんでした。中途半端。 ミステリーとしても、作者のパターンを知っていればすぐに見抜けてしまいました。 | ||||
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この作者、キリスト教について知らないのがすぐに分ります。 プロテスタントの教会にステンドグラス(カトリック)?主の像(カトリック)? 神学校に行きもせずに牧師に(神学を学ばない)? 聖書ばかり読み暮らす牧師(そんな事は当たり前、さらに現実は途方もなく忙しい=奉仕と子育てで)? …しらけます。 何よりも聖職者なら常識のはずの「救い」を主人公が知らないとは! 呆れてしまいます。クリスチャンは信じたその瞬間に救われているのですよ(救いは約2000年前に達成済み)。その信仰さえも神から与えられるのです。 この作者は旧約の神のみに焦点を当てて、新約(イエスキリストの救い)を完全に無視しています。聖書は旧・新約あわせた全部です。この作品の神は旧約=ユダヤ教の神ですね。ですから自分の努力で救われなければならない。 ついつい自力救済を目指してしまう思考回路に引かれるのは、仏教の土壌のせいでしょうか? 解説によると聖書の型が使われているらしいのですが、ラスト、アブラハムとイサクのあの人類の未来を決定付けたエピソードをなぞるのかと思いきや、そこまでの深みはありませんでした。中途半端。 ミステリーとしても、作者のパターンを知っていればすぐに見抜けてしまいました。 | ||||
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著者の過去の作品を読んでいればトリックはすぐに気付くはずです。 著者が描きたかったのはトリックを用いた小説ではなく、宗教を前面に押し出した思い雰囲気の小説だったのだろうと思います。 ただ描きかたに少々安易な部分があるような気はしますが、独特の雰囲気を持っていて楽しめました。 | ||||
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著者の過去の作品を読んでいればトリックはすぐに気付くはずです。 著者が描きたかったのはトリックを用いた小説ではなく、宗教を前面に押し出した思い雰囲気の小説だったのだろうと思います。 ただ描きかたに少々安易な部分があるような気はしますが、独特の雰囲気を持っていて楽しめました。 | ||||
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謎の男朝倉暁生との出会いをきっかけに、牧師の息子として生まれた主人公早乙女輝が、神の救いとは何なのかについて悩み、神の声を聞こうとするあまり、過激な信仰に心酔していくのがこの話の序盤です。12歳の小僧にあんな思考力があるのか?ってのはあえてつっこまないことにします。 この本は、私が読んだ9作品目の貫井作品でした。小説はあまり読まない私ですが、さすがに8作品も読んでいれば、貫井作品に仕掛けられた「トリック」を見破れるだけの警戒心はついていたようです。詳しくはここには書きませんが、「トリック」に関しては概ね私が予想できたものでした。 読後の感想は、「作中には様々な事件が登場するのに、そうやって登場した伏線がいくつか回収されないまま、謎や単なる事件として終わってるものが多いな」ということでした。 しかし、そんな私の読後の感想が浅はかなものであると思わせてくれるのがあの解説!! 鷹城さんの解説を読んで、トリックばかりに注意を払いすぎて作品全体のテーマである「キリスト教(プロテスタント)における“救い”について」に関しては、あまり深く考えずに読み飛ばしてしまっていたことを少し悔やみました。 とはいえ、あの素晴らしい解説とあわせて評価すれば、作品自体のこの読後の満足感は☆5つです! この作品は、たとえキリスト教の信者の方でなくとも「信仰」と「救い」に関して、何らかのアイデアを与えてくれる作品だと思います。そういった意味では登場人物たちの台詞1つ1つを深く考え、追求ながら、読み進めていかれるとより一層奥深い作品になると思います。信者の方にとっては非常に胸糞悪い作品かもしれませんが… | ||||
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謎の男朝倉暁生との出会いをきっかけに、牧師の息子として生まれた主人公早乙女輝が、神の救いとは何なのかについて悩み、神の声を聞こうとするあまり、過激な信仰に心酔していくのがこの話の序盤です。12歳の小僧にあんな思考力があるのか?ってのはあえてつっこまないことにします。 この本は、私が読んだ9作品目の貫井作品でした。小説はあまり読まない私ですが、さすがに8作品も読んでいれば、貫井作品に仕掛けられた「トリック」を見破れるだけの警戒心はついていたようです。詳しくはここには書きませんが、「トリック」に関しては概ね私が予想できたものでした。 読後の感想は、「作中には様々な事件が登場するのに、そうやって登場した伏線がいくつか回収されないまま、謎や単なる事件として終わってるものが多いな」ということでした。 しかし、そんな私の読後の感想が浅はかなものであると思わせてくれるのがあの解説!! 鷹城さんの解説を読んで、トリックばかりに注意を払いすぎて作品全体のテーマである「キリスト教(プロテスタント)における“救い”について」に関しては、あまり深く考えずに読み飛ばしてしまっていたことを少し悔やみました。 とはいえ、あの素晴らしい解説とあわせて評価すれば、作品自体のこの読後の満足感は☆5つです! この作品は、たとえキリスト教の信者の方でなくとも「信仰」と「救い」に関して、何らかのアイデアを与えてくれる作品だと思います。そういった意味では登場人物たちの台詞1つ1つを深く考え、追求ながら、読み進めていかれるとより一層奥深い作品になると思います。信者の方にとっては非常に胸糞悪い作品かもしれませんが… | ||||
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・宗教をベースにするのはいいが、下調べしていないことが見え見え(「神父」と「牧師」の違いもわかっていないみたい。信者じゃなくても、すぐわかるミス) ・構成が過去の作品と同じ(どの作品かは言いません) ・なぜ宗教を軸に持ってきたのか、必然性がわかりません ……以上のことから、星1つです。 | ||||
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