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妖奇切断譜
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妖奇切断譜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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前作の『鬼流殺生祭』でも思ったのだが、この作者の美人の形容はしつこい。 美人の登場シーンでページ半分以上使ってその美しさを描写し、その後も事あるたびにいかに美しいかを語彙を尽くして書いている。 「画家じゃなく小説家なんだから、“美人”と書かずに読者に『美人だ』と思わせる表現をせんかい!!」 と、思ってしまうのは決して不美人のひがみではない(と思いたい)。 そして今回も、髪型や服装については書いていない。 瞳の輝きや顔の整い方を書くより、どんな簪をしているかとかどんな着物かを書いた方が気品や上品さが伝わると思うんですけどね・・・。 いまいち人物像が浮かばず、話にのめりこめなかったのが残念。 それと、今回主人公が友人に、友人が大切にしている“公家の誇り”を「時代遅れの害悪」と言い放つのが不快で・・・。 30近くになっても親のスネをかじってじいや付きのニートをしてる人に、誇りをけなされ「自分の方が世の中を知ってる」と言われたら 相手が怒って当然でしょう。 主人公の好感度が下がってしまった・・・。 | ||||
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戊辰戦争の傷跡が残る維新明けの東京という非常におもしろい時代設定で、喜八郎や朱芳などの興味深い人物が登場し、彼らの生き方には大いに魅了され、時代背景と共に前半は多いに楽しめたか、後半肝心の犯人の描写・動機などが画一的で単純。朱芳が謎解きをする場面もなんとなく不自然。後半息切れしてしまった、と言う感じ。残念。 | ||||
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貫井の作品を読んで数冊目になる。明治期の本格ミステリー物として期待し読んだのだが、話の展開は横溝、味付けは京極夏彦といった感じが見えすぎ、正直オリジナリティにかける。このシリーズ第二作目なのだが、なぜ時代は明治なのかも率直に疑問が続く。慟哭を読んで、文章がうまくプロットもなかなかと思って読み始めたが、この作風は作者には合わない。他の作品にもいえることなのだが、いかにも○○風といった即分かる技巧は避けてほしい。期待しているので。 | ||||
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オカルトでもなく、ミステリーでもなく、登場人物が、和製ホームズ&ワトソンのようで、いやそのとおりで。子供に読ませるルパン・ホームズにしては殺人表現がおどろおどろしく、結末の殺人の謎時は、卑猥であり、どうしたらいいでしょう。殺人の理由もばかげていたような。「慟哭」のお礼に最後まで読ませていただきました。シリーズ化してほしくないです。してしまっていますがね。 | ||||
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