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私の男
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私の男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全166件 81~100 5/9ページ
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近親相姦(少女であった私と父親)が延々と続いていく しかも主人公である少女は肯定し なんて、絶対感情移入できない。 考えただけで虫唾が走る内容である。 しかし、不思議にこの少女に共感を抱いてしまう。 永遠に誰にも見つからないで二人の関係が続けばよいと 思いながら読んでしまった。そして、はじめから 父親に対しても、肯定的に思えてくる。 そんな事ってあるだろうか?ふつうありえない だからこそこの小説はすごいのだと思う。 なぜ、作者にこのような物語が書けたかと考えてみると 後から気付いたのだが、 それは、ゴシックなどの少女が主役のファンタジー小説をも 得意としている、作者ならではの才能ともいえるのではないだろうか 内容は言葉で説明すると、とてもエロチックで、ドロドロしているような 内容なのだが、作中の二人はどんな罪を犯そうとも 決して穢れを知らない人として淡々と描かれている。 大人の小説、しかもファンタジー的に書かれた 親子とは、男女の関係とは、肉欲とは、血のつながりとは 罪とは何だろうか、色々な要素が詰まっている。 あり得ない内容なだけに、評価が分かれるだろう 男性より女性の方が受け入れやすいのだろうか。 ちなみに私はアラフォー女性。 近親相姦は嫌いです でも、この作品は大好きです | ||||
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決して許されるべき形ではない、父と娘の親子関係。 だが、作者の人物造形や心理描写、構成の巧みさに 読む側は妙に納得させられてしまう。 極端に狭い二人だけの世界が濃密に描かれていて、 ある種の羨望にも似た気持ちが生まれる 不思議な小説だ。 | ||||
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桜庭さんはライトノベルの作家だと思っていました。今回初めて読んで圧倒されました。過去に進んでいく構成のうまさもありますが、文章がいきいきしています。続けて作品を読みたいと思います。 | ||||
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主人公は腐野花(くさりの はな)24歳。明日結婚する。 その養父腐野惇悟40歳。花は自身で両親を失い、遠縁である惇悟に引き取られた。 その時、花10歳。惇悟25歳。惇悟は独身だった。 花と惇悟は、17彩都32歳になったときに、東京に出てきた。 そして花は、明日、尾崎美郎(おざきよしろう)と結婚する。 その挨拶のために腐野花と腐野惇悟と尾崎美郎は3人であった。 腐野当いうなの義理の親子、美郎という名の結婚相手。 その安易な命名はおいておこう。 小説は何を書きどう書いてもいい。ただし読者にも何をどう嫌っていいかの自由がある。 腐野花と腐野惇悟の「禁じられた愛と性の日々」が、僕は嫌いである。 『赤朽葉家の伝説』を最初に読んでよかった。直木賞のこの作品から読んでいたら、 桜庭一樹は僕の読書リストから外れていただろう。 | ||||
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単行本のカバーがもの凄く良かったですね。 あの装丁の絵で読むと嫌悪感も魅力になるような。 星はつけづらいですねえ。強い魅力がある。 相当気持ち悪い部分もあるし子どもに読まれたらまずいな、と思うが 持っているのがヤダっていうことはない。☆2でもあるし☆5でもある。 死体を部屋にほっといて済むわけないだろう、 いかに最初は9歳でも5年たてば14歳と30歳の父娘の取り合わせで 孤児を引きとるのなんて、周囲が納得するわけないだろう。 という2点はさすがに変なんですが、まあそーいう野暮なことは 言っちゃいけないのかなあ? もっと幻想小説の域に踏み込んでくれた方がすっきりしたかな、その辺。 北の、最果ての地というべき空、海、氷の描写が圧巻でした。 | ||||
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凄い言葉に表しにくい作品です。 何というか、読んでると心の中でグルグルと何かが渦巻くんですよ。 不快感、と言っても過言じゃないです。 お互いが縋り合いながら生きてる、って印象が強いです。 | ||||
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主人公の花と結婚することになる美郎の回想の中に、(かつての)恋人菜穂子が「チェイン・ギャング」という名の絵を見て「こんな風に誰かと結ばれてみたい」ようなことをつぶやくところがあった。菜穂子のようにおそらく恵まれて育ったであろう娘にもそんな渇望がある。・・・女は誰も心の奥にただ一人の男と一体になってしまいたいという望みを持っているのではないだろうか。人は皆一人で生まれ一人で死んでいく。孤独から逃れることはできない。だけどこの世にただ一人の「私の」男と思える相手と強く結ばれることができたらどんなに幸せだろう。 ただ、多くの女にとってそれは必要でもないし、その望みをかなえることが危険なことだと本能的に知っている気がする。でも中にはそれほど強い一体感がないと生きていけないような女もいるだろう。作者はそれを求めざるを得ない境遇・環境・事件を主人公の周りに用意し、そして相手は「この世にただ一人の」自分の父親だった。どちらにも他の人には代わりようのない存在。 物語の初めのころ、花が街を歩く多くのカップルをみて「この中のどれほどの人たちが今の相手をこの人しかいないと信じているだろう・・・」と思う。花はまさしくこの人しかいない、まさに私の男といる幸福感をかみしめる。その幸福感が別れの絶望を深くする。 私はいちど最後まで読み、第1章をもう一度読み返した。それが正しい読み方のような気がして。 深い一体感は必ず引き裂かれ、この上ない歓びは耐え難い苦しみをつれてくる。心にも、きっとおそらくからだにも。 ずっとどきどきしながら読んだ。近親相姦というより、ありえないほどにひとつになった男女の話だと思った。二人の強い孤独に引きずり込まれてしまった。 | ||||
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実に巧い!桜庭一樹の長編小説を読むたびに感じることである。読者はまんまと乗せられてうまく桜庭魔術にかかって抜けられなくなっている。気が付けば軽い疲労とともに読み終えてしまっている。 桜庭魔術の特徴。「少女⇒女性⇒女」が物語の核になっている。しかし、小説は「女⇒女性⇒少女」と遡る形式で進行する。これが実に巧みである。 女性が書いたとは思えない圧倒的な筆力・文章力、しかし女性にしか書けない、桜庭にしか書けない微妙な部分部分がある。 ヒロイン花の出生の秘密がもう一つのこの小説の核になっている。しかし、それは読者の前には明瞭に明らかにはされない。周囲の人々の語りから推測される。「ああいう生まれ方をしたから、いやらしい子になったんかも」 誰が話した言葉?「ああいう生まれ方」って? | ||||
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2008.9父さんと娘。ありえない話とは思うが 絶対無い話でも無いのかも・・・。狂気を感じながらも引き込まれていきます。桜庭 一樹・初めて読んだけれど また読みたい!と思いました。強烈な話です。よく読んだ後に忘れることが多いけれどこれは忘れないだろうなー。 | ||||
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何かを失った時、失った今を起点に、それがあった時を振り返って、人は切なさを覚える。章ごとに時代をさかのぼって行く構成自体に新味は無いが、その形式の必然性の高さが出色である。切なさは細部に渉っていて、小町という脇役の失われた美しさも切なさを醸し出し、単なる語り部には終わっていない。そうして女性の登場人物たちが確かに生きていることが、セリフ回しのこなれの悪さなどの多少の傷を気にさせない。(男性の登場人物は、やや拵え物めいている。)頭の中で時系列に並べ替えて読んではいけない。6つの章を逆に、つまり時系列に並べ換えると、小説の価値の過半は消失する。それだけ形式をもって語らせる筆力は見事。文章家ではない。たしかに小説家がここにいる。 | ||||
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禁忌の筈なのに、どうしても二人を責められない。むしろ応援したくなる。何故かしら。不思議です。ねじ曲がっているにも関わらずそこにはどうやら愛があって、暗い痛みに顔をゆがめながらも互いが互いを手放せないで苦しんでいました。例えば、後ろ暗さのないカップルたちの愛の振りをしたお付き合いよりずっと、必死で懸命な姿だと。何だかよく分かりませんが泣きました。 | ||||
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インモラル作品のラストは崩壊あるいは描かれないというある種のお決まりを覆した本作.ねっとりとした文章もあいまって,濃厚な作品に仕上がっている.「 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」「少女には向かない職業」など暗い結末を迎えることの多い桜庭一樹の作品.はまった時は面白いが,読後感の悪い著者の作品だが,本作は時系列を逆から順に書いていたために結末は早い段階で示される.殺人が行われるし,インモラルな描写も多々見られたが,それでも時系列的な意味でのラストでカタストロフには至らない点に,ある種の安心感を持ち読み進めることができた.以前著者の私の男に関するインタビューで「若いころは不幸な少女の未来を思い描くことができず,救いを与えることができなかった.年齢を重ねてこのような結末を描くことができた」と語っていた.かつてのライトノベル作家の面影は途上人物に対するふざけた名前くらいのものだ. | ||||
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正直言って作者がこの本で何を言いたいかよくわからない。いや、言いたい事なんてはじめからないのだ。作者はただ、筆で書くのも憚られるような恐るべき禁忌の世界をリアルに書いてみたかっただけなのだ。その意味ではこの小説はとても成功している。近親相姦小説は過去からいろいろとあるが、この作品はその中でもっともリアルなものに違いない。男女の、そして親子の、救いようのないどろどろの世界。それが恐るべきリアルさで描かれている。そしてこの作品を読んでしまった読者は、もう背徳の道に一歩踏み込んでしまっているのだ。社会によって刷り込まれた近親姦への嫌悪感、自分の中に刷り込まれた道徳律、それらが本当に正しかったのかと見直しを迫られる。それこそが作者の狙いではなかったろうか。 いや、やっぱり作者はただこの「世界」を描いてみたかっただけなのかもしれない…。 | ||||
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女の子は、誰かの娘、恋人、母親。それを一度に経験する運命は、やっぱり異常なんだろうか。子供、恋人、親に対する愛情は、海みたいに大きなひとつのものでみちひきが境界線をあいまいにして、いろんな顔を見せながら、ときには凍った刃を他人に向けて、自分自身を飲み込むものなのかも「誰かとずっといっしょに、どうしようもない生き方がしたい」おんなじ海に、一緒にまるごと飲まれたとき、お互いの愛情の境界線自体がわからなくなったときそんな生き方ができるのかもしれない。 | ||||
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2008年6月、OLの腐野花は結婚式を間近に控え、婚約相手の尾崎美郎の待つレストランへ向かっていた。雨の中、およそ新婦の父親としては似つかわしくない、義父の淳吾と寄り添いながら…。直木賞受賞作の本作が書いているのは、娘と父親の「血」をめぐるおよそ20年の奇蹟だ。序盤にてあらゆる「謎」が提出される。彼らは何から「逃げている」のか。そして、結婚式直前の花の取り乱しが象徴するような、すこし度を超えた二人の親子仲の理由はなにか。それらは親子というよりももっと、別の「間柄」で定義づけた方が、すんなり納得できるような…。そういった謎が謎のまま提出される。本作は、そんな淳吾と花の「現在」という帰結から二人の出会いまでを、複数の登場人物の視点を借りて、時系列を遡りながら紐解いていく。ミステリーの構成としては常道の部類に入るが、「たぶんそうだろうな」と予想がつきながらもついついページのめくりが勇み足になってしまったのは、著者の描写力のたまものだろうか。一見無頼に書かれるこのひどい父親が、幼い花を引き取り、なぜに彼女だけに執着したのかというのは奇妙にすら思えるが、その真相はすぐに思い当たる性的倒錯(いわゆるロ×コン)ではなく、もう一ひねり加えられている。詳しくは本書をぜひ読んでもらいたいところだが、そこには、何とも言えない地域共同体の粘っこい温情と、それに相反するほどの「血」へのこだわりも、関係していく。"co-dependency"というのは、まさにこういう関係のことを言うのだろう。いろいろわかってからの話が冗長になっているという見る向きもあるかも知れないが、それは作者が展開や結末だけで読者を引きつけようとしているのではなく、丹念な描写で勝負しようとしていることの意思表示かも知れない。長くはあるが、十分に読むに耐える。 | ||||
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はなは淳悟によって、永遠の愛の対象を手に入れたのだと感じた。はなは、生まれてはじめて、人から心から必要とされて、娘として、女として一生失う事のない関係を手に入れた。例え、淳悟が死んだとしても、淳悟ははなの心の中に生き続ける。揺れることなく、はっきりと。そのようなはなは、他の誰もが欲しくても手に入れられないものを手に入れたように見える。はなを手放す淳悟の心を想像すると、淳悟がこの先どのように生きて行くのか、生きて行けるのか、生きて行くのはあまりに過酷なことのように思えるのだが。 | ||||
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文章が上手とか技法が云々というのはあまり感じなかったですが、引き込まれました。私は好きな部類に入ります。確かにおかしいところは所々あるけど、(8年もあんな感じにしといて大丈夫なわけないでしょとか)花と淳吾がお互いに依存していく感じとか、それでも花が淳吾から離れていこうとする気持ち、淳吾のこれから、決定的に描かれないからこそこの物語が引き立つのではないでしょうか。淳吾が花を引き取った理由も、花が淳吾を選んだ理由も、全部本の中に書いてあると思います。まさに、行間を読む、という感じですよね。事実ではないにせよ、こういう情念めいた関係も人生勉強のひとつに知っといて損はしないと思います。ま、図書館で借りたので今手元にはないのですが、文庫があるということなので、そのうち購入します。 | ||||
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桜庭さんの作品を読むのは「推定少女」以来の2作目ですが、 ライトノベル作家の直木賞作品に興味を引かれて読みました。 第一印象は、無機質で軽快だった文体が、どんよりとした物に変化しているのに驚きました。 それは題材として近親相姦というタブー視されるの物を扱っているからだけでなく、 桜庭さんが描く、花と淳悟の会話のネットリ感、血の臭いがする二人の絡みの表現から感じました。 物語は、二人の別れから出会いを遡って綴られて行きます。 現代から遡っていくに当たって、登場人物の心情変化を饒舌に表現するのではなく、 一瞬の独白で描くことで、長い年月の中で心が蝕まれていくのを感じとれました。 また、多くを語らずとも、血の繋がりを持った二人の前では、出会った時から、父と娘であり、 男と女だというのを受け入れてしまう桜庭さんの筆力に飲み込まれました。 多くの人は読後に、不快感、嫌悪感を抱く作品だと思いますし、 私も最初は花と淳悟の世界を不快に思っていましたが、 読み進むうちに私自身をも不快に感じていました。 それは、私には踏み越えることができない、あちらの世界に対して、 「覗いて見たい」、「踏み込んでみたい」と惹かれてゆく私自身がいたからです。 「血の絆」があれば全てが許されるのかとも思う不条理な話ですが、出会えて良かった作品です。 | ||||
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直木賞受賞の本作。 ある理由から離れ離れとなっていた親子が、あの奥尻津波をきっかけに出会う。 娘、花は、育て親の元で何処か疎外感を感じていたが、 父、淳悟と出会い初めて血を分けた家族がいることを知る。 そして淳悟は、年端も行かない花に、あろうことか母の姿を求める。 互いに何処かおかしい、欠損した親子が、 渇望し合い、禁断の関係にのめり込んでいった、その歴史を描いた小説。 いわゆる近親相姦有りの、どろどろとした異常愛が主軸の話であるが、 冬の凍てつく北海道オホーツク沿岸の街を舞台として、 厳しく美しい自然と共に、心象表現も狂おしく、陶酔的に、かつ美しく描かれている。 舞台設定もそうだが、花と淳悟の苗字も“腐野”となっており、 キャラクターイメージは直球ど真ん中を狙っていて、逆に面白い。 ふたりの間にあるのは、家族愛でも恋愛でもなく、 やはり欠損部品を心と身体で補い合う関係。 “ひとつになりたい”といった表現が随所に出てくる。 人間の不完全さを突きつけられる内容で、ある意味恐ろしいが、 誰もが持つ欲求のひとつかも。 また、第1章の2008年から、最後の第6章の1993年まで、 時間が遡っていく構成となっており、 ふたりの関係が、読み進めていくに従い明らかになったいった。 こういった所も良かった。 が、星5とはいかなかったのは、花の結婚相手、 美郎の章の存在意義がよく分からなかった点かな。 | ||||
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最初の章でいっきにはまりました。物語に秘密が隠されているのはあきらかで、 下手をすれば非常に短絡的な秘密・結末を予測させてしまいます。 そこがこの作品の面白いところだと思いました。 読み進むうちに、どうやらそれは違うんだと感じてきて、それじゃあ「それ」 はなんなんだと、余計に興味を惹かれる訳です。 ほかのレビューにもあるように、確かにすごいシチュエーションだし、描写も ぎりぎりなところがあります。 私も若干嫌悪感をもつところもありましたが、結末に救われました。 逆にある程度リアルに描かなくては、あの結末ではしっくりこなかったかもしれない なぁという感想です。 物語は別として、昔、道南に住んでいたので、当時のことを思い出し、とても悲しい 思い出を思い出しました。 | ||||
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