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私の男



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【この小説が収録されている参考書籍】
私の男
私の男 (文春文庫)

私の男の評価: 3.33/5点 レビュー 303件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全87件 81~87 5/5ページ
No.7:
(1pt)

マーケティング戦略

他の方も書いておられたが、表現の稚拙さに唖然。昨今の直木賞受賞作は、必ずしもその作家の代表作ではないかもしれないが、力作・佳作が多く、読み応えのある作品が多い中、非常に落胆させられた。倒述法での構成の醍醐味は、時間を遡及していくにつれて、読者が思いもかけぬ仕掛けがしてあるところに妙味を感じるものだが、この作品の場合、先に行くにつれて展開がばればれで、とてもプロの作家の構成とは思えない。テーマ自体は、特に奇を衒ったとも思えず、掘り下げていけば面白いものだろうが、何ら人生に対しての示唆や、もしくは、反感・憎悪といったものを感じさせることもなく、ただただ昼の連ドラを見るように進んでいく。昨今、芥川賞受賞作家では女性作家の躍進が目覚ましく、また実力も素晴らしいが、今回はいただけなかった。しかし、この作家は、赤朽葉家の伝説シリーズではいい仕事をしており、なぜ、そちらでの受賞でなかったか理解に苦しむ。どんなに力のある作家でも、凡作はある。
私の男Amazon書評・レビュー:私の男より
4163264302
No.6:
(1pt)

稚拙で内容が薄い

平均評価が高いので驚いた。
内容は稚拙で日本語のレベルも低いし、話の平仄が合わず、いちいち引っかかって読みにくい。表現がとにかく気持ちが悪い(特に繰り返される「おっおっ」という台詞)。ミステリーとして一流との評価があったがありえない。
他の直木賞候補作品も読んだが、これが一番酷いと思った。
直木賞も地に落ちたものだ。
私の男Amazon書評・レビュー:私の男より
4163264302
No.5:
(1pt)

後味が悪い、再度読みたくない本

直木賞受賞作ということで買って読んでみましたが、娘を持つ父親として、このような近親相姦は、余りに現実離れしていて、不自然に感じた。また近親相姦の箇所は、気持ちが悪くなり飛ばして読んだ。自分的には候補作の「警官の血」の方が面白かった。
私の男Amazon書評・レビュー:私の男より
4163264302
No.4:
(2pt)

…拙い長文になります。

なんていうか結局、愛し合ってるなら、どうしようもなく孤独で私たちはお互いに唯一無二の魂から結ばれた存在だから、近親相姦しちゃっても人殺ししちゃってもOK!なんかそれだけの作者の自己満足(女の欲望、叶う事の無い渇望を単に描いた)の陶酔しきった世界の、浅い小説に感じました。全く共感出来ないとか、そういう事は無いんですけども。後、他の方がレビューに書いてある様に風景描写(第四章)が本当にしつこかったのも疲れたし、苛々しました。物語自体が読者を置き去りにして勝手に勝手な人たちが動きまわってるのを終始見せつけられてるみたいな。二人の存在の絶望的な孤独感とか物悲しさが理解出来ない訳じゃないんだけど、本当にこの二人(父娘)は身勝手で二人で一つな自己完結しちゃってるんです。(ならもういいじゃん!他に何が言いたいのって感じ)そして、物語に深入り出来ずこの作品を好きになる事が出来なかった理由は近親相姦のタブーだとかそんなんじゃなくて、魂を奪われた亡霊の様な娘の花の悪魔の様な女の本性、どろどろした情念、男を捕らえすべてを支配し支配される事を望む、哀しい迄の女という孤独で汚ならしい性と相反していつまでも甘ったれて執拗で幼稚な子どもの愛情に飢えて貪欲に欲する狡い部分をまざまざと見せつけられて、嫌悪感を抱き、共感出来なかったからだと思います。長々と自分の感情を吐いただけですみません。読み終わった後は特に哀しいとか切ないとか感慨深いものは無くて、ただ淡々とした虚無感に襲われました。少女七竈のあんなにも高潔で美しく切ない物語を描いた人とは思えませんでした。多分、この物語はある種の年齢が自分より上の女の人にだけ受け入れられるような狭い世界の物語だと思います。
私の男Amazon書評・レビュー:私の男より
4163264302
No.3:
(1pt)

インモラルとは?

インモラルな表現、現象はいまコミック・小説や映画から実際の事件までどこにでもすぐ見つかる時代だ。文学はインモラルなものに対し究極の局面でどう対峙しようとしているかが作品の価値のわかれめであろう。
ぞくりとする表現、ダークな雰囲気が濃厚なこの小説のどこに本当の真剣さがあるのか、これまでの著者の作品とともに考えてみても、いまだにピンとこない。
北海道、近親者間の愛憎、流氷、地震・・そのモチーフをつかった作品にいわずもがな三浦綾子氏の傑作『氷点』があるが、宗教さえ超えるような人間のモラルとの戦いの極限状況が描かれる著者の真剣さと比較して考えてみると、ライトノベルでストーリー作成のパターンを覚えた書き手が、「直木賞」を意識した一般文芸の舞台でその手法を巧みに踏襲したものにすぎないかもしれないという危惧をいだいてしまった。
エンタテインメント作品として水準は高いとは思いますが・・。
私の男Amazon書評・レビュー:私の男より
4163264302
No.2:
(2pt)

最後まで読めませんでした

直木賞作品と言うことで書店でも大きく陳列されている。
一緒に並ぶ芥川賞作品とどちらを読むか迷ったが単純に
表紙が気に入ったので本書を購入。
結論から言うと、最後まで読まずに途中でギブアップしました。
結構本は読む方ですが途中であきらめることはまずありませんが
本書は読むと気が滅入ってきました。
文学的レベルはおそらく高いのでしょうが、私のようなただ単純に
物語を楽しみたいタイプにはいささかヘビーな内容でした。
馳星周のようなノワール系でもなくただただ”陰”な感じがずっと
抜けずにあっさりとギブアップでした。
個人的には合いませんでしたがきっと好きな方もおられると思います。
作者には非常に失礼な書評で恐縮ですが、個人的には正直、星2つです。
私の男Amazon書評・レビュー:私の男より
4163264302
No.1:
(2pt)

暗い話です。

 この著者の本は初めてでした。過去へ遡っていく章だてとなっています。
 父と娘の近親相姦の物語なんだけれど、暗い話でした。ちょっと理解できない物語でした。
 最後(本では一番最初の章)はいったいどうなったのでしょうか。
私の男Amazon書評・レビュー:私の男より
4163264302

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