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麦酒の家の冒険
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麦酒の家の冒険の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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満足しています | ||||
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満足 | ||||
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いつも角がボロボロです。 雑すぎて新品なのか疑うレベル。 | ||||
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「多重解決」の作品が好きなので読んでみました。 正直、あまり出来が良いとは思わなかったです。 1、肝心の「謎」が小粒すぎて興味が沸かない。 別に殺人事件を扱えとは言いませんが、 この謎だけで300ページ以上引っ張るのは厳しいですね。 2、謎を解くためのヒントとなる「手がかり」が少ない。 手がかりが少ないため想像の部分が大きくなり説得力がないです。 3、登場人物が4人いる必然性がない。 一人一人が自説を語るのではなく、 それぞれが思い付きを口にして答えを絞っていく内容なので、 極端な話2人いれば成立すると思います。 短編や中編ならば良かったと思うのですが、 この長さになるとメリハリがなくなり間延びした印象がありました。 | ||||
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タックシリーズ二作目。前作を読んでいなくても特に問題ない仕上がりになってます。 本作は安楽椅子ミステリーということで、登場人物たちが右往左往した末に真相に辿り着いた前作と違い、本作はほとんど動きのない内容になってます。評価が分かれてる理由は主にこの辺でしょうか。 車のガス欠により森の中で立ち往生してしまった主人公たち。森の中をさ迷った末、96本のビールとベッドしか置いていないという寛ぐ場所としてはあまりに奇妙な別荘に辿り着く。そこで「この別荘はいったいどういう意図でビールとベッドしかないのか?」という推理合戦を酒を飲みながら4人で行うという、本気でそれだけの内容になってます。 登場人物たちは真相究明のために動くことはしないので物語の緩急というものはほぼゼロに等しく、与えられる情報も乏しいため登場人物が打ち出す推理も推理というより妄想に近いものです。なるほど…!と思える推理はほぼなく、真相すら力業が過ぎて拍子抜けしました。 別荘の謎について登場人物たちと同じように真剣に考え楽しめるかどうかが本作の評価にモロに繋がるでしょう。私はそれ一本で勝負するには肝心の謎が弱すぎて早々に退屈した口でした。「この別荘はいったいどういう意図でビールとベッドしかないのか?」というクエスチョンに対してそんなのどうでもいいよと少しでも思った方にはおすすめできません。 しかし4人の楽しげな掛け合いはこれでもかというほど描写されるため、シリーズファンの方なら読んで損はないでしょう。私はミステリー小説ということを重視し、☆2かな。 | ||||
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安楽椅子小説。 ひたすら、その場であーでもない、こーでもないと、酔っ払いながら楽しく談義する様子が和みます。学生の頃ってこんなでしたわ。 | ||||
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この作品の評価が思いのほか低かったのでコメントを。 まず、この作品が低評価につながりやすいのは ・登場人物たちが事件とは全く関係なしに、推理合戦をするだけの話であること ・推理合戦といっても、大半は「事件の真相」に至るための余興的な推理ばかりで辟易すること が、あげられるかと思います。 しかし、どこかで起こった事件を酒の席で推理して解決するというのは「匠千暁シリーズ」のスタイルであって、今に始まったことではないですし、動きがないからつまらないだの、推理がしょうがないなどという話は、西澤作品、殊に「匠千暁シリーズ」の醍醐味でもあるので、これを評価に直結させるのは少々安直な気もします。 ただ、シリーズを通してみても本作品は特に動きが見られず、ややもすると会話だけで全ページ終わってしまったではないかと思うほどです。 このような場合、特に登場人物(タカチ・タック・ウサコ・ボアン)に対して思い入れがないと読んでいて苦痛になりがちです。 そういう意味でも、「匠千暁シリーズ」の愛読者に限定される作品といえそうです。 もっとも、ミステリー、とりわけ事件のトリックに関してだけ見ると非常に完成度が高いと思います。 「4人が迷い込んだ別荘にあったのは、1つのベッドとビールの入った冷蔵庫だけ」 このようなシチュエーションだけ与えられ、最後に驚くべき真相にいきつく様は、ミステリマニアとしてはたまりません。 少々、過大評価しすぎた点もありますが、純粋にミステリが好きな方には、オススメできる本です。 もう少し具体的に言うと、作中、事件とは全く関係なさそうな話が、闇雲にホイホイ投げ捨てられていくものの、それらが終盤に向かって、すべて集約し事件の真相が完成する様なタイプのミステリが好きな方にオススメです。 | ||||
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ドライブの途中、四人が迷い込んだ山荘には、一台のベットと冷蔵庫しかなかった。冷蔵庫には、ヱビスのロング缶と凍ったジョッキ。ベットと96本のビール、13個のジョッキという不可解な遺留品の謎を酩酊しながら推理していく…。 フェアな内容となっていますが、盛り上がりに欠け、淡々と推理が進んでいきます。 「些細なことだからこそ、怖いんだろうね。巨大化する可能性があるから」 | ||||
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楽しく読ませていただきました。しかし、ウサコが前半で提示する仮説、「実はドッキリだった」これかなり説得力がある気がして。騙され役がビール入り冷蔵庫を発見した時点でネタバラシ、はいドッキリでしたー!かんぱーい!これでいいんじゃないかと思った僕はやっぱりタカチに反論されるのかな? | ||||
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タックたち四人が迷い込んだ山荘は、1階にベッド一台、2階の ウォーク・イン・クローゼットのなかに冷蔵庫一台しかないという、 空き家同然の状態だった。 冷蔵庫には、ヱビスのロング缶96本と凍ったジョッキ13個――。 このような不可解な状況や遺留品は、何を意味しているのか……? ハリイ・ケメルマン「九マイルは遠すぎる」を嚆矢とする “純粋論理”型の長篇という非常にレアな作例。 “純粋論理”とは、発端となる何気ない言葉や出来事から、可能な推論をすべて 引き出した結果、思いもしなかった大事件の真相に辿り着いてしまうという「型」です。 このパターンでは、推論の発端となる出来事と、 後に明かされる事件が、最初は無関係に見えます。 著者は、これを応用することで、長篇の安楽椅子探偵小説という形式では不可能とされた現在 進行中の犯罪事件の解明が描けるかもしれないと考え、挑戦したと、あとがきで述べています。 本作は全篇、推論を立てては崩すという試行錯誤がひたすら繰り返されるだけの話なので、 ミステリに鮮やかなトリックや驚天動地の真相を期待する一般読者には物足りなく感じる かもしれません。 しかし、ミステリの醍醐味は意外性やサプライズだけにあるのではなく、 推論を組み立てていく行為それ自体のなかにも宿るということを本作を 通じて知ってもらえたらなあとも思います。 | ||||
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タックたち四人が迷い込んだ山荘は、1階にベッド一台、2階の ウォーク・イン・クローゼットのなかに冷蔵庫一台しかないという、 空き家同然の状態だった。 冷蔵庫には、ヱビスのロング缶96本と凍ったジョッキ13個――。 このような不可解な状況や遺留品は、何を意味しているのか……? ハリイ・ケメルマン「九マイルは遠すぎる」を嚆矢とする “純粋論理”型の長篇という非常にレアな作例。 “純粋論理”とは、発端となる何気ない言葉や出来事から、可能な推論をすべて 引き出した結果、思いもしなかった大事件の真相に辿り着いてしまうという「型」です。 このパターンでは、推論の発端となる出来事と、 後に明かされる事件が、最初は無関係に見えます。 著者は、これを応用することで、長篇の安楽椅子探偵小説という形式では不可能とされた現在 進行中の犯罪事件の解明が描けるかもしれないと考え、挑戦したと、あとがきで述べています。 本作は全篇、推論を立てては崩すという試行錯誤がひたすら繰り返されるだけの話なので、 ミステリに鮮やかなトリックや驚天動地の真相を期待する一般読者には物足りなく感じる かもしれません。 しかし、ミステリの醍醐味は意外性やサプライズだけにあるのではなく、 推論を組み立てていく行為それ自体のなかにも宿るということを本作を 通じて知ってもらえたらなあとも思います。 | ||||
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1996年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 匠千暁シリーズの第3弾。時間軸的には、『彼女が死んだ夜』に続く一冊。このシリーズは、時間軸順に読み進めた方が良い。 このシリーズの特徴である、「浴びるように酒を飲む」シーンが堪能できる。良くこんなに飲めるものだ。 ミステリとしては、思考実験的な内容。「ビールとベッドしかない別荘」というテーゼに、いかに説得的な説明を加えるか。仮説を提示しては崩し、段々とビックリするような事実が明らかにされていく。 最終的な結論は、確かにすごい。諸々の要素がきちんとはまっているし、意外性も素晴らしい。 ただ、途中で持ち出される仮説たちは、魅力がいまいち。あまりにも、粗雑につくられていて、すぐに誤りであることが分かってしまう。また、間違いでもいいから、もっと魅力的な仮説を見せて欲しかった。 | ||||
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別荘のような場所に大量のビールがある。 ある意味ではどうでもいいような事なのだが、その理由を大学生が合宿(4人だけだが……)のようなノリで推理するところが楽しい。 彼らの考えそれぞれは色々とすっきりしないものもあるが、それが答えなのかもしれないという可能性もあるので読みとばせない。 今まで西澤作品を読んできてこの4人にも好感を持っているので退屈はしなかった。 彼らを好きになれなければ当然面白くはないと思うが……。 ただ最後が事後談のようになり、今一つすっきりしなかったのは残念だった。 | ||||
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ボンちゃん、タック、タカチのシリーズもの。レビューを参考にする限りでは読むのをかなり迷ったのだが、結局購入することに決めた一冊だった。内容的には『麦酒が満載された冷蔵庫とベッドだけがある空き別荘』という状況の下に、登場人物たちがああでもない、こうでもない・・・とその謎?に対してそれぞれが推測し、論破して議論を繰り返すというもの。しかしまぁ、結論としては読まなくてもよかったかも・・・。第一の理由として、それがわくわくするほどの謎とは思えなかったこと、第二の理由としては、繰り出される推理がどれも今ひとつ説得力がなく、『今度こそ穴がない!』と作中で言及されている推理ですら、え?だけどちょっとおかしいんじゃない?と突っ込みを入れたくなる箇所さえある。このシリーズが好きで読むのなら楽しめるのかもしれないが・・・。 | ||||
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ボンちゃん、タック、タカチのシリーズもの。 レビューを参考にする限りでは読むのをかなり迷ったのだが、 結局購入することに決めた一冊だった。 内容的には『麦酒が満載された冷蔵庫とベッドだけがある空き別荘』 という状況の下に、登場人物たちがああでもない、こうでもない・・・ とその謎?に対してそれぞれが推測し、論破して議論を繰り返すというもの。 しかしまぁ、結論としては読まなくてもよかったかも・・・。 第一の理由として、それがわくわくするほどの謎とは思えなかったこと、 第二の理由としては、繰り出される推理がどれも今ひとつ説得力がなく、 『今度こそ穴がない!』と作中で言及されている推理ですら、 え?だけどちょっとおかしいんじゃない?と突っ込みを入れたくなる箇所さえある。 このシリーズが好きで読むのなら楽しめるのかもしれないが・・・。 | ||||
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とにかく登場人物がこんなにビールを飲みまくる小説は 読んだことがない。ミステリーとしてのできもさることながら、ビール好きにはほんとに堪えられない小説。ぜひビール片手に熟読していただきたい。 | ||||
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