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邪魅の雫
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【この小説が収録されている参考書籍】
邪魅の雫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全20件 1~20 1/1ページ
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ノベルズ本が欲しかったのですが、とにかく読みたかったので購入しました。 ⭐︎3は内容ではなく、探していたノベルズ本が見つからなかった事の評価とさせていただきました | ||||
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Aを名乗っている本当はB、のような事情が複雑に繰り返され、私の理解が悪いと言われればそれまでですが、話が頭に入らないです。事情が分からないまま、平凡な人間の日常的愚かさにばかり感情移入し、断片的な事件を追うのに疲れます。結末にカタルシスがあると信じて読んでますが、久しぶりにこのシリーズを読んでキャラクターへの共感と同情が薄い状態でついていくのは何ともしんどい。 第6刷の896ページ、脱字 「縁談が進められいた。」 | ||||
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10年以上前に姑獲鳥から陰摩羅鬼まで一気に読んで、あまり評判の良くなかった邪魅の雫だけ読まずにいたものの、ふと思い立って読んでみました 間が空きすぎて過去作からの登場人物の特徴もあまり思い出せない状態で読むのは若干しんどかったものの、最後に色々な出来事が収束していく様は普通に面白いじゃないかと思いましたが、その後姑獲鳥とか細かいところは忘れていたのでこの機会に読み直してみたらこれがまあ面白い そうだこのシリーズはこういう展開をする話だったよなと思い出し、これと比較したら別物だよなと感じました でも、私はつまらない話だとは思いませんでした 姑獲鳥読み終わって魍魎以降もだいぶ話忘れてるので、これからもう一度楽しく全部読み直します | ||||
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コレ前読んだわ・・間違えてかってしもた。早く新作だしてほしいなと | ||||
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状態良く、支障有りませんでした。また機会があれば宜しくお願いします。 | ||||
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京極堂シリーズをkindleで読んだのはこの作品が初めてです。 あの凶器みたいな分厚い文庫本を持ち歩いていた事を考えると、 kindleで読めるのは夢のようです。らく!!! 何回も読み直さないと内容が頭に入ってこないので、 kindleだと、らく!!! 内容は・・・あんまり面白くなかったです。 そろそろ飽きたな、という感じ。 | ||||
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今までのような多層性がなくなっただけにするする読んでいけますが、 読後の「気持ちいい疲労感」が無くちょっと物足りない。 関口さんは回を追うごとに熟成してます。笑い所。 ただ女性のああいう事々はきっかけや動機の要因としてミステリーでは従来から濫用され、 要素として使い勝手がいいのは分かりますが、安易だしいい加減うんざりします。 | ||||
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5.6センチの厚さをもち、650グラムの重さを蓄えた「文庫」をはじめてみました。 京極先生の「百鬼夜行シリーズ」は長編大作ばかりですが、まさか文庫がこれほど巨大だとは思いませんでした。 これを鞄に入れて持ち運んだり、電車のつり革につかまりながら読むのは少々きついです。 おとなしく自宅でじっくり読むのが妥当かと思います。 しかし、他の文庫たちと並べたときの威圧感と存在感は他に類を見ないのであるいみ面白いです。 ですがやはり、一般的な文庫としてこの作品を楽しむならば、迷わず分冊文庫版を買うことをおすすめいたします。 | ||||
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レギュラーキャラの新たな一面が見られます。特に榎さんと関口さん。これはこれでありだと思います。ただ、読後に物凄く哀しくなってしまいました。これまでの京極堂シリーズにはなかった寂しさが…なのでマイナス1で。読み終えてすぐに寝たら、夢に出てきてうなされました。気持ちの整理をつけてから再読したいです。 | ||||
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このシリーズは私の中では推理小説とは思っていない。私の中の位置付けは『憑物落し物』だ。 そういった意味では、今回憑物が憑かなかったし、そのため落ちようもなかった。 本作は、長文読解に近いものがあり、そういった意味では推理は要らず、きちんと読んでいけばその文章の中に誰が誰を殺したかは書いてある。ただその長文と言うのが800ページ程あるのであるが。 このシリーズの魅力はいろいろあるが、その一つは薀蓄であり、その妖怪の話しであり、寺社仏閣の話しであろう。本作は、ほとんど薀蓄がない。 憑物が憑かず、薀蓄もないと、今一つといったところもあるのだが、やはりそれはそれでこの著者の文章は好きではあるので、また次作に期待したいと思う。 | ||||
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なんか、観念小説を読んでいるような気になった。が、様々な登場人物の行動を納得させる理屈付けと紙数は結末において合致するわけだし、合理的な思考で書かれてるんだよね。 短けりゃ、そんな行動するか? なんて疑問も湧き起こるし。 雫が元になり、邪魅が活動する。タイトルのまんまだけど、そんな小説です。 | ||||
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今回も‘長い’です。 京極氏の持ち味ともいえる‘長さ’ですが,初期の作品ではそれが謎解きの伏線となっていることが多かったのに対し,本作では人物の説明・心理描写に費やされている印象です。これは,もちろん作品の善し悪しではなく,創作手法の違いでしょうが,一連の京極堂シリーズのパターンに慣れ親しんだ読者には違和感を抱かせる原因となるかもしれません。 またその分,本作では,推理小説・探偵小説としての色合いが従来作品より希薄な印象を受けます。 小説としてはなかなか面白いのですが,京極作品に親しみのない読者には読みづらいかと考え,星3つの評価としました。 | ||||
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この作品を読んで思ったこと。【大鷹】というキャラクターは自分そっくりだなぁって思った。これまでのシリーズを読んできて、正直理解できない、嘘っぽいキャラも登場してましたが、今思えば、京極先生の人間観察能力の素晴らしさが伺える。わかる人にはわかるかな?ここまでの人物描写が出来るのは、あと一人、【ジョジョの奇妙な冒険】の荒木先生だけだと思う。リアルな人物描写で言えば、京極堂シリーズはスバラシイと思う。 | ||||
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今や最初の頃の京極節は失われ、単なる一般的なミステリ。 しかも重要な情報は終盤まで隠され続けている為、推理小説でもない。 ストーリーも平凡か、或いは若干それより劣り、前作に続いて、今作も精彩を欠いている。 繰り返されるキーワードも、最早やや鬱陶しい。 | ||||
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京極フアンにとっては興味深い作品かもしれません。最後に、謎解きの大演説があって、謎がとけるカタルシスが味わえて。さらに、探偵役の過去の恋愛(?)経験があきらかにされ、この犯罪自体に、微妙にからんでいるのがわかるから。でも、フアンでない私には、正直言って、最初の導入部の、長い会話や、回顧の部分を読むのが辛かったです。この本の厚さ! でも、フアンの人には、そういうところがたまらないんでしょうね。このシリーズの最初の2、3冊を読んだときの強烈なインパクトは、だんだん薄れているように思うのですが(フアンの皆様ごめんんなさい) | ||||
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一番出番が多いのが益田、というのがどうにも精彩に欠ける。妖怪の蘊蓄もないし。中禅寺の登場までがやたらと長く感じられた。 でも塗り仏、陰摩羅鬼で思いっきり肩すかしをくった後で、キャラに頼らないで「不思議は見る人の心の中にある」という京極堂シリーズらしさを出していく面白さは確認できた。 | ||||
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昔、背表紙には"妖怪小説"とか"本格小説"とか"小説"とか書かれていたが、今は何も書かれていない。 一体これは何小説(ジャンル)になるのだろうか?京極小説というジャンルだろうか。 3年ぶりの新作に心躍らせて読みました、あっという間に読了です。でも以前のような興奮は残念ながらありませんでした。ストーリーは心理描写に軸足を置き、視点を変えてたんたんと進み、おどろおどろしいものも余り感じられず、謎は謎という形で提起されておらず、京極堂や榎木津の強烈なキャラクターが爆発しているとも思えませんでした。 それでも読んでしまう、読まされてしまうのだから大したものだと思うのですが、これは私が京極堂のファン、京極小説のファンだからなのかも知れないなぁ、と思う次第。 もし初めて京極小説を読まれる方はやはり"姑獲獲の夏”から読まれた方がよいと思います。 既ファンの私は次回作に期待します。個人的にはもっと伝記的でおどろおどろしくて、京極堂がじっくりと憑き物落としをする作品を。 | ||||
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妖怪をモチーフに気味の悪い事件をこれでもかと積み重ねる。事件の謎が十分に深まったところで陰陽師が登場し、事件解決の憑物落しを行う。これまでの作品で成功している手法を踏襲しているが、名脇役の榎木津探偵のキャラクターを少々変えている。人間の深層心理を読み解く楽しみは相変わらずなのだが、荒唐無稽なキャラクターの人間性まで変えてしまった点には賛否両論だろう。 | ||||
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さすがに面白くはあった。あの厚さを読ませる筆力はさすが。でも複雑すぎて途中で何度も前を読み返したり、「箱根の時…」と言われて話者と同じものが浮かばなくてイライラ。ある意味それがこのシリーズの醍醐味だからとは思っていたが、京極堂や榎木津が思ったほど活躍しないし。地味キャラ(彼らも好きではあるが)の内面だけではねー。シリーズ故に期待が大きいせいかもしれないけど、これが初めての京極堂作品という人を想定して書いてない気もするので。記憶力が衰えた人間にはつらいです。 | ||||
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う〜ん。普通だ! 正直に言うと、『塗仏の宴』までの不可思議性、非現実性、幻想性、謎、そして、それを最終的に綺麗に収束させる京極堂を期待していた向きには、期待外れだろう。 前作と同様可能性としての現実味が増し、つまりは、人や世間、社会に焦点が当てられていて、身近な事件と言える。だからといって、悪いわけではない。この作品はこの作品でそれなりに面白い。「人」や「世間」「社会」を考える上では有益かもしれない。しかし、前作と同様、「動き」が少ない。登場人物が本を突き破ってこちらになだれ込む勢いが感じられない。(期待の裏返しかもしれないが…。)こじんまりと纏まっている感じだ。 この作品の不満は、二つ。一つは、京極堂が今までのように、事件を最後にスパッと斬っていないこと。そして、何よりも最大の不満は、「榎木津」がほとんど活躍しないどころか、出番がほとんど無い。なぜ…。 「京極堂と榎木津」が活躍しない京極作品は、やはり盛り上がりに欠ける。 | ||||
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