■スポンサードリンク
邪魅の雫
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
邪魅の雫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全98件 1~20 1/5ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ノベルズ本が欲しかったのですが、とにかく読みたかったので購入しました。 ⭐︎3は内容ではなく、探していたノベルズ本が見つからなかった事の評価とさせていただきました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
Aを名乗っている本当はB、のような事情が複雑に繰り返され、私の理解が悪いと言われればそれまでですが、話が頭に入らないです。事情が分からないまま、平凡な人間の日常的愚かさにばかり感情移入し、断片的な事件を追うのに疲れます。結末にカタルシスがあると信じて読んでますが、久しぶりにこのシリーズを読んでキャラクターへの共感と同情が薄い状態でついていくのは何ともしんどい。 第6刷の896ページ、脱字 「縁談が進められいた。」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
百鬼夜行シリーズ自体は大好きで、今回も楽しませていただいてますが、発送形態が悪く新品を買ったのに、角が潰れて、ページが折れてました。読む分には、問題ありませんがちょっと次回から本を購入する際は、考えてしまいます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
関口ファン、益田ファン、榎木津ファンは買いかなぁ。中禅寺さんの妖怪の話がたくさん読みたいなら、今作は違うかなぁ。益田(榎木津にナキヤマと呼ばれる)が主役の作品のような気もしたけど、キャラ的には主役はやはり榎さんなのかなぁ今作は。中禅寺さんの妖怪話の代わり?の、帝銀事件の話は興味深かったですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
詳細は分からなくとも大枠のからくりは最初に気づいてしまい、個人的には途中からジグソーパズルの穴埋めのように感じましたが、それはそれで楽しく読めました。 それに、ルーガルー2を読む前に当書は読んでおいた方が良いですよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
凄く満足しました。面白かったです。鵺の碑早く出ろ。後、木場修太郎が出番だんだん少なくなって来てるので増やして欲しいですね。でも物語に支障きたすなら結構ですけど。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
長編物でページ数も多かったけども面白くてドンドン読んでしまいました今までにない話で楽しかったです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
10年以上前に姑獲鳥から陰摩羅鬼まで一気に読んで、あまり評判の良くなかった邪魅の雫だけ読まずにいたものの、ふと思い立って読んでみました 間が空きすぎて過去作からの登場人物の特徴もあまり思い出せない状態で読むのは若干しんどかったものの、最後に色々な出来事が収束していく様は普通に面白いじゃないかと思いましたが、その後姑獲鳥とか細かいところは忘れていたのでこの機会に読み直してみたらこれがまあ面白い そうだこのシリーズはこういう展開をする話だったよなと思い出し、これと比較したら別物だよなと感じました でも、私はつまらない話だとは思いませんでした 姑獲鳥読み終わって魍魎以降もだいぶ話忘れてるので、これからもう一度楽しく全部読み直します | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
京極夏彦は、終わった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もう全然面白くありませんね。 京極堂のシリーズは絡新婦の理辺りがピークで 後は惰性で無理くり継続してる感じが否めないです。 もう途中で読むの止めて他のに変えようか?と悩みながら 毎日20ページ程度づつ読んで片付けている感じです、、、、。 以前までの作品は読みだすと止まらなくなるぐらいに引き込まれる物がありましたが、 正直、この作品は20ページ読むのすら苦痛で仕方ないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まだ読んでない方のために、 できるだけ、ネタばれにはならないようにするつもりだけれど、 ばれちゃったら御免w 817ページ。厚みにして4.4cm。1ページの最大文字数は828文字。 京極夏彦の作品はまいど、とんでもない文少量で、 読む速度の遅い私でとしては、かなり疲れるw いわゆるミステリーなわけだが、 毎度この方の作品は本も内容も重い。 が邪魅の雫はちょっと、軽いというか、 文字数の割に幅がない気がした。 それに、この人の作品を読むときに一番期待する、 知が少なかった気がする。気のせいかもだけど。 この人の作品を読んで合点のいった事項も少なからずあるので、 そこのところは残念。 正直、かなり最初の方で、話の全容はわかってしまえる。 勘のいい人だと、その人の名前が出た瞬間わかってしまうかもw あとはただ、コロンボとか古畑任三郎みたく、 どうやって、追い詰めていくかってところだね。 伏線が多すぎて、先が読めると言うか、 警察の動きが空回りしているのが、わかりすぎて、 真相を知らされたときの意外性が希薄だったいう印象。 それと、榎木津の活躍が少ないのも寂しいw ただ、やっぱり最後の京極堂の登場からの彼の弁舌は、 周到で面白い。 この京極夏彦のシリーズは、かなり初期の段階で 犯人とか事情がわかってしまえるし、 ラストが「は?」とか「そりゃないよ、とほほ」 な結末だったりするんだけど、 もうほとんど京極堂の弁舌が読みたくて、 読んでるみたいなもんだからねw | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
コレ前読んだわ・・間違えてかってしもた。早く新作だしてほしいなと | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
状態良く、支障有りませんでした。また機会があれば宜しくお願いします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あまり評判は高くないですけど、個人的には鉄鼠、ウブメ、魍魎に次いで面白かったです。 好みなんでしょうか。キャラクター小説としても面白かった。トリックはともかく、ガチガチの本格ではありませんがプロットも良く出来ているとおもいました。 シリーズ前作オンモラキに心底ガッカリしただけに本作の出来には大満足。 塗仏のようなゴチャゴチャ、冗長さも無く、オンモラキのような企画倒れ感も無い、良く練られたエンターテインメント・ミステリです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これから読まれる方もいると思いますので、ネタばらしはしませんが、 今回は誰しもが持つ、聖なる部分、邪な部分の内 邪な部分が引き起こしてしまう連鎖殺人の悲劇です。 邪悪というほどではなく、誰しもが持つ程度の邪な気持ちの為に、 数多くの人が命を落としてしまう展開に、 読後感の悪さは、シリーズ史上、絡新婦の理と1位2位を争うほど、 読み得た後の悲しみはシリーズ史上、1位ではないかと。 複数の殺人事件、一見何の関連もなさそうに見えるが 実は同じ根を持っていた。 ここまではいつもと同じパターンですが、 今回は複数の事件の根っこの部分の一人が、 探偵・榎木津。 気に入らない相手は粉砕するのみ、向かう所敵なし、 悩み・苦悩とは無縁。 ただし、今回ばかりはそう割り切れず、 最後に、厳しく悲しいセリフを吐かざるを得なかった榎木津。 人間・榎木津が見られる珍しいシリーズです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
京極堂シリーズは大好きでしたが、「塗り仏の宴」以来クオリティががっくり落ちた気がします。 今回こそは・・・と期待を込めて買った本作は、いままでで一番面白くありませんでした。 「塗り仏」もそうでしたが前置き9割、本題1割みたいな、読み進めても読み進めても、「一体いつになったら盛り上がるの?」という感覚。 登場人物が無駄に多く、刑事キャラだけでも10人くらい出てくるし誰が誰だか個性も把握できないまま(むしろ事件の概要すらいまいち把握できないまま)話が進んで行って、画面がいちいち切り替わるたびに登場人物のどうでもいいモノローグが何十ページも続いて、目を引く展開がいつまでたっても出てこない。この内容にこの分厚いページ数は本当に必要なのか?分厚くするために分厚くしている感が否めません。「せっかく読み始めたんだから読み終わらなきゃ」という義務感だけで読んでいました。「次は一体どうなるの?」と早くページをめくりたくなる気持ちが全く湧いてこないのです。頭にイメージする情景も、辛気臭い町並みしか浮かんできません。 読み終わった後もどんなストーリーであったかほとんど思い出せないくらい印象が薄いです。 犯人の動機も女性特有の身勝手な言い分にしか感じませんし、まったく共感も同情もできずイライラします。私が作品の意図をちゃんと読み取れていないだけで、ちゃんと読めば犯人の心理もわかるのでしょうか?でも、わざわざもう一度読み返す気にはなれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本屋に遠い山奥に越して世の中から遠ざかっていると、京極作品の世界観がぐっと身近に感じられます。読み応え満点で満足しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
先日読んだのも300P弱まで出番がなかったのですが、こちらはそれを上回るくらいでした。 今回は、いつもの覇気がなくて、ちょっと残念。 とても哀しいお話でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今迄の百鬼夜行シリーズとは大きく違った雰囲気のある九作目。ファンとして『の碑』を心待ちにしていますが、今の内に(?)こちらのレビューを書かせて頂きます。以下、若干のネタバレを含みます。 作中、お馴染みの京極堂の講釈として評論について書かれています。曰く、書評とは遍く空想である。その現に従い空想的なレビューを書かせて頂くならば、この『邪魅の雫』は、意図的に具体性を希釈しているように感じられました。まず、京極堂が鳥山石燕の画図百鬼夜行をめくり、そこに描かれた妖怪の様相を登場人物や地の文が語るという恒例のシーンが存在しません。どころか邪魅なる妖怪についての故事来歴や曰因縁も語られない。邪悪、魅了などの語彙は頻出しますが「どの辺が邪魅なの?」と言われると答えづらい。専門的・学術的な博引傍証、季節感や天気・建造物・服装の描写も他作に比べると少なく、抽象的で印象的な個々の登場人物の世界についての叙述が大部分を占めます。人はバタバタ死にますが、殺害方法や動機も含めて、残虐と言うより……。冒頭から結末まで重要なイメージとして与えられる『海』に、それぞれの世界が沈み浮かび、浚われ、混ざったり澱んだり澄んだりしながら最終的に消えてしまうようなーーまぁ、錯覚なのでしょうが、作品を通して感じたのは淡い色彩感と印象でした。 魅力的なキャラクターも多い百鬼夜行シリーズですが、今回は益田さん・青木さんが大活躍。鳥口君も含めてメインキャラ相棒組とも言えそうですが(笑)、いい味出してます。勿論、榎木津さんも。 ミステリ小説としての大仕掛けと人間描写の深さが両立した作品だと思いますが、やはり多作と比べると今回は変化球の感が強いため、星マイナス一つ。しかし矢張り読み応えは抜群です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
再読です。ずっと待っている本シリーズの次のものが中々出ないので。 私にとって、この京極堂のシリーズは、いつも最新のものがベストに思えます。 冗長という評価もありますが、私には、好きなものは長い方がうれしいです。どんなに長くてもOKです。 また低く評価している方がミステリとしての欠点を挙げていますが、私はミステリ部分にはそんなに重きを置いて読んでいないので、高評価できるのかもしれません。 京極さんの作品では、私は登場人物の心理描写が大好きで、いつもそちらに心を掴まれます。 関君が一番好きですが、周りの人も皆好きだし、一作にしか出てこない端役でもいちいち共感できます。 私も本作では、犯人の気持ちがわかりすぎて悲しかったです。でもこの悲しさは、なぜか好きな悲しさです。 他者を批判することで自己を正当化するような所も、大いにわかるので、いたたまれない気持ちになりました。 まぶしすぎる人に近付く勇気がなくて悲劇となるのも、ああ、あるなあと思いました。 最後の数ページは、やはり私にはシリーズでベストと思えるラストでした。何度読んでも泣けます。 関君好きだけど榎さんに乗り換えたくなりました。榎さん優しいです。そして榎さんもかわいそう。 次はいつ出るのだろう、早く読みたいです。 またベストの更新となることを期待します。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!