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邪魅の雫
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【この小説が収録されている参考書籍】
邪魅の雫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.79pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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百鬼夜行シリーズ自体は大好きで、今回も楽しませていただいてますが、発送形態が悪く新品を買ったのに、角が潰れて、ページが折れてました。読む分には、問題ありませんがちょっと次回から本を購入する際は、考えてしまいます。 | ||||
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京極夏彦は、終わった | ||||
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もう全然面白くありませんね。 京極堂のシリーズは絡新婦の理辺りがピークで 後は惰性で無理くり継続してる感じが否めないです。 もう途中で読むの止めて他のに変えようか?と悩みながら 毎日20ページ程度づつ読んで片付けている感じです、、、、。 以前までの作品は読みだすと止まらなくなるぐらいに引き込まれる物がありましたが、 正直、この作品は20ページ読むのすら苦痛で仕方ないです。 | ||||
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京極堂シリーズは大好きでしたが、「塗り仏の宴」以来クオリティががっくり落ちた気がします。 今回こそは・・・と期待を込めて買った本作は、いままでで一番面白くありませんでした。 「塗り仏」もそうでしたが前置き9割、本題1割みたいな、読み進めても読み進めても、「一体いつになったら盛り上がるの?」という感覚。 登場人物が無駄に多く、刑事キャラだけでも10人くらい出てくるし誰が誰だか個性も把握できないまま(むしろ事件の概要すらいまいち把握できないまま)話が進んで行って、画面がいちいち切り替わるたびに登場人物のどうでもいいモノローグが何十ページも続いて、目を引く展開がいつまでたっても出てこない。この内容にこの分厚いページ数は本当に必要なのか?分厚くするために分厚くしている感が否めません。「せっかく読み始めたんだから読み終わらなきゃ」という義務感だけで読んでいました。「次は一体どうなるの?」と早くページをめくりたくなる気持ちが全く湧いてこないのです。頭にイメージする情景も、辛気臭い町並みしか浮かんできません。 読み終わった後もどんなストーリーであったかほとんど思い出せないくらい印象が薄いです。 犯人の動機も女性特有の身勝手な言い分にしか感じませんし、まったく共感も同情もできずイライラします。私が作品の意図をちゃんと読み取れていないだけで、ちゃんと読めば犯人の心理もわかるのでしょうか?でも、わざわざもう一度読み返す気にはなれません。 | ||||
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直近の京極堂シリーズが本作なのだが、それでももう5年前になる。 この作品間の長さが、クオリティの低下を明示している。 傑作ぞろいだった「鉄鼠の檻」までは、結構短期間での刊行だった。 あの頃は良かった。 本シリーズは、しだいにダメな男の登場数が増え、そのうざいモノローグが大量にぶち込まれるようになった。 そして、それが増えた分だけ、本シリーズのミステリとしてのクオリティは低下し、反比例してページ数が増えた。 本作は実に800ページ強もあり、それを読み終えるのに、大変な努力を要した。 読後の感想は、これはミステリではない、ということだった。 ミステリのようなふりをしてはいるが、謎と伏線とデータの提出はいいかげんだ。 さて、今年中に「'の碑」は刊行されるのか? どうやら刊行元を変えるようだが、ハードカバーになるのか? ノベルスか? そして本シリーズは、どこに向かっていこうとしているのか? | ||||
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塗仏の宴までですね。私にとってはあとは駄作です。私には京極夏彦さんは神でしたけど。他の方の小説を読む気にならないほど・・・。今は読めば読むほど残念でなりません。私の感じ方なので気にしないで下さい。とても悲しい。 | ||||
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このシリーズは、どうしても読む前から過剰に期待してハードルをあげてしまうんでしょうね。そのせいか今回は、かなり落胆しました。全体的に陰鬱で、ただダラダラ長いだけ。読んでいてイライラするし読み終わってもスッキリしない。過去の傑作を星五つとするなら、今回は残念ながら星一つです。 | ||||
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京極シリーズは好きで全部呼んでいるのですが、だんだん最初のころのようなテンポが失われてきたように思います。ほんとにただただ、長い…!!だらだらと要らないことが沢山書かれていて、すっとばして読んでも良いところが山ほどありました。被害者加害者の暗い重たい心情がいやというほど書かれていて、気分も多少落ち込みますし、思わずすっとばして読んでしまいました。 それと京極堂の憑物落としも腕が落ちたのでしょうか、最後の締めがあまりスムーズではなかったです。だからよけいに長く感じてしまうのかもしれません。 メインの登場人物(レギュラーとでもいいますか…)も脇にいきすぎてしまって、シリーズとして楽しみにしているとがっかりしてしまいます。事件の被害者加害者が表に出すぎてしまうのは分かるのですが、メインの登場人物とも関わりがあるんだからもう少し登場させてあげてほしいと思います。やっぱり榎木津は榎木津だからすごいのに、もったいないです。 ただ事件の構成とかはすごく納得がいくので、ミステリー好きな方にはお良いと思います。 | ||||
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「陰摩羅鬼の瑕」を最低作とするなら、本作「邪魅の雫」は下から二番目のでき。 冗長すぎる。面白いところは面白いので、半分くらいの長さにまとめれたら、佳作なできになっただろう。京極夏彦はもうぶ厚く書くことをあきらめるべきである。そうすれば、まだ一流作を出し続けることもできるだろう。だが、本作はもう冗長すぎる。「塗仏」あたりから冗長化しているのだ。 ただし、読後の感想をひとことでいうなら、許せる作品である。まだ、許容範囲内である。次回作にも期待する。 | ||||
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京極夏彦の才能は、このシリーズに関して言えば2つめまでで失われている ような気がする。 今回の本を見たのだが、誤字脱字は相変わらずひどいし、内容に関しても 贅肉をたっぷりかかえこんだ陳腐なストーリー。 京極夏彦のライトノベル化病が進行しているようだが、原点に返ったものに してほしいものだ。 | ||||
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シリーズ第8作である本書も、先行作に負けず劣らず長い。物語そのものが長く複雑な経緯で語られること、長さの中に帝銀事件談義などのペダントリーが含まれていることは、京極堂シリーズのかたちであるが、本作においては、先行作を踏襲しつつ新機軸を試みようとしているように感じられた。しかし、その試みは十分に成功しておらず、妖怪談義もほとんど見られないので、読後不満が残った。 試みというのは、連作キャラクターの(とくに探偵榎木津礼二郎に)性格に奥行きを持たせることである。 この京極堂サーガ、第一作『姑獲鳥の夏』のときにどこまで意識していたのかわからないが、こうして第8作までそろうと、前半5作と最近作3冊は別系統の狙いを持っているように感じられる。『姑獲鳥』『魍魎』『狂骨』『鉄鼠』『絡新婦』の5作は主人公篇とでも言うべき作品群で、後半3作『塗仏』『陰摩羅鬼』『邪魅』がサブ・キャラクター篇である。 探偵小説として圧倒的なのは何といっても前半の作品群で、私は中でも『魍魎』の伝奇の味と『絡新婦』の見事なトリックを買う。そしてこれら5作と較べると、近作の3つは(こう言っては何なのですが)見劣りしてしまう。後半3作は、京極ファンが作品設定を用いてオマージュを捧げたサイドストーリーのように読めてしまう。同じシリーズ・キャラクター、同じ物語フォーマットで新機軸を出すつもりが、残念ながら失敗に終わっている感じだ。 次回作『鵺の碑』に期待しつつ。 | ||||
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前作に引き続き、起伏の少ない展開。 私は京極作品のだいご味は最後のどんでん返しにあると思っている人間なので、我慢して読み終えたが結局最後まで平坦だったことに不満を感じました。 また、京極堂の詭弁の切れ味の悪さもなんとも言えません。 「あのな」を連発する京極堂は、正直がっかりしました。 また、作品に対する著者の姿勢を語る部分がありましたが、私には「鉄鼠の檻」のマチコの親父の考え方を詳しくしただけのもののように思えますし、京極夏彦自身が既にどこかのサイトでこの考えをそっくりそのまま言っていたので新鮮味がありませんでした。 この作品は、「リアリズム」という観点からしか楽しめないような気がします。 他に楽しみ方があったらどなたか教えてください。 | ||||
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