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サクリファイス



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【この小説が収録されている参考書籍】
サクリファイス
サクリファイス (新潮文庫)

サクリファイスの評価: 4.19/5点 レビュー 247件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.19pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全247件 241~247 13/13ページ
No.7:
(4pt)

登場人物たちのコントラストが見事

勝つことに意義を見出せない主人公は、自転車レースのチームでアシスト役に。
チームには、不動のエースとそれを支える人たち、そして次世代のエースが。。
渦巻く欲望、羨望などの想い。そして過去の事件が尾を引く。
そんな中のレースで事件が・・・。事件の真相、主人公の運命は、という本でした。
生々しい部分もありますが、自転車レースのすがすがしさ、主人公の性格に助けられ、
清清しい本でした。
主人公以上に印象の強い登場人物が続々出てきます。その人たちの本当の姿は、、という点も読みどころになっています。
話の展開が読めず、おもわず一気に読みきった本でした。
サクリファイスAmazon書評・レビュー:サクリファイスより
4103052511
No.6:
(4pt)

おもしろい!!

自転車競技は良く知りませんが、引き込まれました。
スポーツ青春小説かと思いきや後半どんでん返しが良かった。
文書少量は少ないのであっという間に読み終えてしまったのが残念。
サクリファイスAmazon書評・レビュー:サクリファイスより
4103052511
No.5:
(1pt)

サスペンスものとしてはもの足りず

自転車が趣味の人にとっては数少ないサイクルロードレースを舞台とした小説なので評価が高いが、
サスペンス小説としては今ひとつあっさりとして物足りなさを感じた。
文庫本になってから購入することを薦める。
サクリファイスAmazon書評・レビュー:サクリファイスより
4103052511
No.4:
(4pt)

主人公の心の旅と成長

自転車のロードレースの世界を舞台にしている。
エースとアシストという関係がある世界だが、そこでの"勝利"とは何かが分かりやすく、テンポよく、世界観を損なわず進んでいく。
主人公:白石誓は、勝利というものに価値を見出せずにいた。
言い換えれば逃げていた。
勝つことで本当に欲しいものが逃げていく、そんな想いがあったのだろう。
だがある事件を通じ、本当の勝利の意味を知った時、昔の自分とは決別のときが来る。
そしてその姿は清々しく、未来を感じさせて物語は終わる。
サクリファイスAmazon書評・レビュー:サクリファイスより
4103052511
No.3:
(4pt)

アシスト人生

ロードレースを見始めた頃、アシストの存在というか気持ちがよくわからなかった。
何で不調のエースに付き合って、集団後方を走るのか、自分のために走らないのか...。
でも、今では山岳で力尽きて先頭集団から千切れていくアシストを見るとご苦労さんと
言いたくなる。
本作品はそんなアシストの思いや、アシストに対するエースの気持ち、エースをめぐる
チーム内の葛藤が良く描かれていると思う。
サクサク読める文章だし、最後まで真相が明らかにならず、緊張感が続く。
読んで損はないと思う。
サクリファイスAmazon書評・レビュー:サクリファイスより
4103052511
No.2:
(4pt)

真のサクリファイスとは・・・?

「自分のために走るのじゃない。仲間のために走るんだ。」
そんな思いで走っていた自転車ロードレース。だが、白石が自分の
ために走ろうとしたとき、自分以外のエースの存在を認めないという
石塚の存在が重くのしかかる。石塚には、3年前にあるエースを
つぶしたという疑惑があったのだ・・・。
北海道にも「ツール・ド・北海道」というロードレースがある。実際に
見たことがあり、かなり興奮したのを覚えている。はたから見れば
華やかなレースに見えるが、実はかなり過酷なものであることを
この作品で知った。選手の思惑、レース中の駆け引き、レース展開、
どれをとってもその描写は真に迫り、読み手をロードレースの世界
へと引きずり込む。自分を犠牲にしてもエースやチームを勝たせる。
そういうスポーツはほかにあまりないのではないだろうか。石塚は
本当にエースをつぶしたのか?その疑惑が明かされないままラストへ。
そこでこの作品のタイトル「サクリファイス」の真の意味が明かされるが・・・。
読後、複雑な思いが残ったが、読み応えのある面白い作品だった。
サクリファイスAmazon書評・レビュー:サクリファイスより
4103052511
No.1:
(5pt)

ものすごいプラチナ本。

勝つことと勝者になること、勝つことに固執すること。いろいろありますが、やはり本当に勝つ人とはこうなんだよな、と何度もうなずけるすごい本です。ツールドフランスの裏の顔も見れて、これはいいぞというような感じです。ぜひ、ご一読あれ。
サクリファイスAmazon書評・レビュー:サクリファイスより
4103052511

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