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第4の神話
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第4の神話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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作家と出版社、影の作家と取材先にまつわる話。 最後は能の台本をめぐる、めまぐるしい展開に、 主人公がどこまでついていけたのかよくわからなかった。 出版業界の話題なので、参考文献はないが、 能に関する謝辞など、いつもながらきめこまかい。 物語の方向が2転、3転し、どこに焦点があたるのかわからないという点では推理小説のようでもあった。 著者ならではの渋い視点が冴えている。 | ||||
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急逝した、全てに恵まれた美貌の女性ベストセラー作家・夏木柚香の評伝を、女性ライター・小山田万智子が書くことになる。万智子が取材を重ねるうち、柚香のそれまでの神話が崩れ、新たな神話が出来上がってくる。この過程にはミステリー的な部分があり、ひょっとするとホラー的要素も含まれているのかと思ったが、最後はうまくまとめられてしまったと言う作品である。いくつかの謎は残されたままで、釈然としない結末であるが、カノン (文春文庫)やハルモニア (文春文庫)のように、「芸術」を理解出来ない人はこの作品を読むべきでないと篠田節子は思っているのかもしれない。柚香の新たな神話が出来上がる過程と、万智子の生き様自体は楽しめる作品である。 | ||||
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急逝した、全てに恵まれた美貌の女性ベストセラー作家・夏木柚香の評伝を、女性ライター・小山田万智子が書くことになる。万智子が取材を重ねるうち、柚香のそれまでの神話が崩れ、新たな神話が出来上がってくる。この過程にはミステリー的な部分があり、ひょっとするとホラー的要素も含まれているのかと思ったが、最後はうまくまとめられてしまったと言う作品である。いくつかの謎は残されたままで、釈然としない結末であるが、カノン (文春文庫)やハルモニア (文春文庫)のように、「芸術」を理解出来ない人はこの作品を読むべきでないと篠田節子は思っているのかもしれない。柚香の新たな神話が出来上がる過程と、万智子の生き様自体は楽しめる作品である。 | ||||
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