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弥勒
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弥勒の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 61~62 4/4ページ
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篠田節子さんの文章は全然女性的なものではないのだが(おそらく題材がそう思わせるのだと思う)かといって男性のものとは違う。途中で「ここハナにつくな」という箇所が一個もないのである。一度手にしたら最後まで一気呵成に読まないとどうも不安になる。次がどうなるのか早く知りたい。良質の冒険映画のような小説を書く人だと思う。 この本はとあるヒマラヤの仏教国を舞台にした(どうしてもチベットを想起)骨董品バイヤーの不思議な物語。仏教美術とチベットネパールの歴史についてもっと知りたい、という欲望をかきたてる。中国が周辺民族に対して行ってきたことを深く考えさせられ、かつ舞台となった小国の信仰心の厚さに感動し、そしていまや信仰も何もなしになった日本の未来に少し不安を覚え、、、とにかくすごい本。読んだ後にもっと真面目に生きなければいけない、と感じることしきり。 | ||||
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篠田節子さんの文章は全然女性的なものではないのだが(おそらく題材がそう思わせるのだと思う)かといって男性のものとは違う。途中で「ここハナにつくな」という箇所が一個もないのである。一度手にしたら最後まで一気呵成に読まないとどうも不安になる。次がどうなるのか早く知りたい。良質の冒険映画のような小説を書く人だと思う。 この本はとあるヒマラヤの仏教国を舞台にした(どうしてもチベットを想起)骨董品バイヤーの不思議な物語。仏教美術とチベットネパールの歴史についてもっと知りたい、という欲望をかきたてる。中国が周辺民族に対して行ってきたことを深く考えさせられ、かつ舞台となった小国の信仰心の厚さに感動し、そしていまや信仰も何もなしになった日本の未来に少し不安を覚え、、、とにかくすごい本。読んだ後にもっと真面目に生きなければいけない、と感じることしきり。 | ||||
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