■スポンサードリンク
パラダイス・クローズド
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
パラダイス・クローズドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.65pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
孤島を舞台にしたクローズドサークルものなのだが、そのことに自覚的な登場人物たちが横溢するメタミステリ的物語。 往年のメフィスト賞受賞作だけあって、なるほど、尖りに尖った作品。まさにすれっからしのミステリ読み御用達、といった内容で楽しかったけど、無教養な自分にはちょっと受け入れにくくもあったかな、というのが正直なところ。ただこの頃のメフィスト賞作品は結構好きで、とても味わい深く、どうにも偏愛したくなってしまう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高校生名探偵と人死にをもたらす美少年の双子、お付きの刑事が殺人事件に挑む孤島ものである。 島のオーナーから招待され、推理小説作家たちの集まりに参加した双子と刑事。程なくしてオーナーが密室で殺害されてしまう。不穏な空気が漂い、客たちの中からは双子による犯人説を唱えるものまで現れて…。 フォーマットは真っ当なクローズドサークルの本格ものですが、事件の真相なんてなんのその、水棲生物から生命そのものまでを密室になぞりながら衒学的に展開する怪作だ。 蘊蓄に負けて、サクサクと読み進められないのはマイナスだろう。真相究明に至るプロセスにも、それか!と不満が残る。探偵のキャラに抵抗感が…【メフィスト賞】 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いつもの、孤島の館で、密室殺人が起こり、それから、連続殺人事件が起きるというスタイルです。新本格ミステリーのお約束の設定です。キャラクターは結構立っていて面白かった。他の人が書いている、薀蓄ですが、私は、半分は楽しめて、半分はうんざりでした。それにしても、密室トリックものって読んでて疲れますなwww | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
題名から見て私の好みに合致した作品と思って読んだが、今一、印象に残る物がない。申し訳ないがこの作家の作品を続けて世向きはしない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一応密室殺人など本格の要素は備えているが、ノックスの十戎を引用して、それを否定するような本格破壊の趣もある一編。メインの密室トリックは意外とオーソドックスな本格トリックだが、それ以上に主人公達の海洋生物に対する思想や蘊蓄が全体の半分はあろうかというくらい詰め込まれている。ラストの落ちに関係あると言えばあるが、興味のない人には早く事件の捜査進めろと苛立つ要素でもなる。メフィスト賞作としてはいわゆる西尾維新系列に連なる作品(あれほどライトノベル色は強くない)なので、好き嫌いがはっきりと分かれるタイプの作品だということは意識して読んで頂きたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
メフィスト賞らしい作品。 読後当初は過去のメフィスト賞作である「Jの神話」的な余韻で…これが個人的に頭に来て★ゼロでした。 ところが四、五日経って遅ればせながら「いや待てよ…」と著者の意図や裏表紙の有栖川有栖川氏の「新たな危機が本格ミステリを襲い」の意味がじわっと実感出来て★3つにしました。 5つにしなかったのは次回作とで判断する必要ありかなと思ったから(個人的に5つも有りです)。 萌えキャラ、ライトノベル系の口調は読み手により賛否が別れますかね。 でも有栖川氏の「道が拓ける」…次作に期待してます!(佐藤大) | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!