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(短編集)

ジョーカー・ゲーム



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【この小説が収録されている参考書籍】
ジョーカー・ゲーム
ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

ジョーカー・ゲームの評価: 3.99/5点 レビュー 236件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.99pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全170件 21~40 2/9ページ
No.150:
(5pt)

短編で読みやすい!

久しぶりにアニメを見直して、原作を読んでみようと思い購入しました。
どれも短編なので読みやすく、内容も複雑ではないのですいすい読めます。
アニメを知っていると、原作の各話の主人公が誰なのか想像しながら読めるのも面白いです。
ラストワルツがまだKindleで出ていないので早く出てほしいと思います。
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No.149:
(5pt)

ジョーカーゲームシリーズ1作目

読みだしたら止まらなくなる作品です。
あの当時の世界観を捉えてます。
ベースは陸軍中野学校みたいですが。
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No.148:
(5pt)

戦争物好きにはいいですね

つぼにはまったないようでした
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No.147:
(5pt)

OK

楽しめます
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No.146:
(4pt)

007とは遠く、地道で苦しい。

尋問を受ける過程でいくつかを確認した。相手が知っている/知らないこと。知りたいこと/誤認していること」。「スパイのためのハンドブック」(ウォルフガング・ロッソ)を下敷きにするような日本陸軍スパイ小説。007とは遠く、地道で苦しい。
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No.145:
(5pt)

思った以上に面白かった

内容をあえて確認せず、受賞作品だから、と購入しましたが、スパイの話しとわかり興味がなかったのではじめはショックでした。しかし、思った以上に面白く一気に読み、続編もすぐ購入しました。
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No.144:
(5pt)

やはり最初の本が新鮮

やはり最初の本が新鮮味があっていい。映画にもなったけれど、映像を先に見てしまうと固定観念が生じてしまうので、先に小説で読んでおいてよかったと思っている。映画はどうしても女性を救わないと観客が納得しないのか、ルパン三世の不二子のような女性を出してきてちょっとがっかりした。るろうに剣心の彼は好きだったのだが。アニメのDVDも見たが、幾分変わっているものの(かなり変えているところもあったが)こちらのほうがずっと小説に近い作りだった。
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No.143:
(5pt)

日本のスパイ小説

陸軍中野学校をモデルにしたと思われる日本のスパイ小説。“D機関”と名付けられたインテリジェンス組織で、職員?は諜報活動に従事する。超人揃いの諜報員の中で、彼らを統括するインテリジェンスマスターの結城中佐の超人ぶりが際立つ。そこがエンターテイメント小説としての面白さである。最初から最後まで緊迫感を味わいながら読みきった。続編も読んでみたい。また、戦前戦前にはCIAのようなインテリジェンスを扱う機関があったのだと認識し、それが現在にもあれば、日本が米国の言いなりにならないし、面白いスパイ冒険小説も産まれてきたのだろうにと残念でならない。
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No.142:
(5pt)

感嘆、知的爽快感、スリリング、面白すぎる

スパイ物は映画しか見たことなかったけど、どの映画より良くできている。ストーリーやトリックもさることながら、静かなる切れ者たちが何手も先を読んで結果を出していく様、それを最後に一気に紐解く感覚は病みつきになる。
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No.141:
(5pt)

面白い作品

とても面白かった!
毎話ドキドキしながら読みました!
現実とかけ離れてて良かった!
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No.140:
(5pt)

長編レベルのプロットでの短編集

2009年、第30回吉川英治文学新人賞
第62回日本推理作家協会賞を受賞

2008年度の「このミステリーがすごい!」第2位
週刊文春ミステリーベスト10第3位

以下、ネタバレ無しでレビューします。

「長編が書けてしまうのでは?」と思うほどの
内容の濃い短編が揃ってます。

第二次世界大戦中の舞台ですが
比較的、読みやすいです。

当時は天皇陛下を神聖視しており
合理的とは思えない精神論がはびこっていたので
主人公の諜報員側(D機関)へ感情移入しやすいと思います。

通常の連作短編において、語り部は固定されていて
それゆえ読者は安心して語り部に感情移入できるのですが
本書は章ごとに語り部となる主人公が変わり
しかも、単発での語り部であることも多いので
”誰かに感情移入する、という読み方が出来ない”
という難点はあります。

一方、このことでいろんな視点から
D機関およびD機関設立者の結城中佐が描かれるので面白いです。
読者の想像力を刺激する構成になってますね。

アニメ版はこの1冊目がほとんどなので
興味がある方は楽しいと思います。
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No.139:
(5pt)

ディテールは薄いが、スパイの精神とプロットは鮮烈

本当だったらもっとこの時代の空気感を濃密に描いて欲しかったが著者の関心はスパイの精神を鮮やかに描くところにあり、それが成功している。ラスト、結城中佐の人間味がポロリと出るところも魅力。
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No.138:
(4pt)

魅力が盛りだくさん

戦中のスパイ養成所「D機関」の面々が暗躍・暗闘する連作短編集。

面々とはいいながら、主役はD機関そのものなのだろう。軍属とは異なる価値観を持つ匿名のD期間のメンバーたち。超難題をこなす明晰な頭脳、精神面での甚だしいストイックさ、精密機械のように統一された作戦行動、メンバーを束ねる結城中佐の権謀術数と魅力が盛りだくさんだ。

忌避感が強いスパイ活動と厄介者的な組織が、徐々に存在感を増していく様は、次作以降の期待をふくらませてくれる。ミステリベストテンランキング入り納得の一冊。【日本推理作家協会賞】
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No.137:
(4pt)

audibleで読み(聴き)ました

連作短編集で、読むのも(オーディオブックを)聴くのもラク。

第二次大戦ごろの日本のフィクションの諜報機関が舞台。
人物描写が「浅くて」わかりやすいラノベふうであり、アニメや漫画へ翻案されたのもうなずける。
と、ラノベもマンガも読まない人間が決めつけちゃいけないが。。

とにかく、結城中佐が渋かっこいい。これにつきる。
頭脳明晰、冷徹、客観主義でありつつ、部下をうまく動かし守る、という超人設定。
こんな奴(天才)いねーよ、ではあるが、しょせんフィクションと思って楽しもう。
結城中佐は(教官なので)現場に出張ることはなく、
知識、経験と状況証拠から、先を読み、推理するという点で安楽椅子探偵ものでもある。
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No.136:
(4pt)

頼まれて購入

主人に頼まれて購入したのでどのよう内容なのかは分かりません。
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No.135:
(5pt)

カッコいい❗

アニメから知り、読み始めた作品です。スパイものとしては最高級だとゾクゾクしました❗
結城中佐が恐ろしいくらいやり手でカッコいいですね(*^^*)
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No.134:
(5pt)

アニメ版と同じくらい面白い

アニメから入ったのですが、小説版も非常に面白かったです。
何よりこの世界感、設定が圧倒的だと思います。
硬質な文体が雰囲気とよくマッチしていると共に、アニメのクオリティの高さを再認識しました。
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No.133:
(5pt)

D機関と結城中佐の世界に引き込まれていく…

こういうタイプの小説は初めてでした。
それはスパイ・ミステリーというジャンルについてのことでもあるが、ストーリーの構成についてでもある。それぞれの短編は独立したストーリーでありながら、スパイ養成学校D機関と結城中佐という謎めいた組織と人物で繋がっている。一つひとつの話は、ちょうど疲れない、でもこの世界観に徐々に引き込まれていくに十分な面白さで展開されていく。思わずすぐ続編を注文してしまった(笑)
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No.132:
(5pt)

世界観を受け入れられれば面白い

スパイ養成機関、通称”D機関”を舞台に、世界各地で行うスパイ活動を軸に展開した物語。

まず、世界観がコテコテのフィクション。
軍事が力を持った世界で、大和魂云々の時代の話。かつスパイ行為を国の風潮が認めていないという二重背徳という複雑な状態。
ライトノベルほど軽くは無いが、どちらかというとその分野の方が近い感じ。
内容はほぼ1話完結。文量としてはやや少なめ。多少強引な展開も見受けられた。

スパイのイメージそのままに小説物語にした感じ。世界観を受け入れられれば、かなり面白い作品になる。
男のロマンと言ったら語弊があるが、スパイという職業に憧れた男は少なくないのではないだろうか。
そういう方にはぜひお勧めしたい作品。
ジョーカー・ゲーム (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ジョーカー・ゲーム (角川文庫)より
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No.131:
(5pt)

陸軍のスパイ軽視、蔑視の中で、本来のスパイのあり方を提示する結城中佐。すばらしい。

スパイとは何かの原理原則を明確にする。
そのことが、新鮮であり、物語の価値をつくりあげている。
スパイを知り抜いた結城中佐が 陸軍にD機関を創設。
陸軍の中では、『スパイとは姑息な手段であり、
日本古来の武士道に反する』という意見があり、
『軍人でなければ人に非ず』という風潮があった。
そのなかで 『地方人』といわれる 軍人以外の民間人を採用する。
陸軍の反対の意見をモノともしない 強靭さが 結城中佐にはある。
そして、常に結果を出すことを追求する。
また、陸軍幹部の弱点も突いていく。
自らの体験も強烈で、スパイとはどうあるべきかを実践の中で教える。
佐久間陸軍中尉は D機関に 派遣された。
日本オタクのアメリカ人ゴードンは、スパイの容疑がかかった。
『スパイは疑われた時点で終わりだ。疑われているスパイに一体何の意味がある』
と結城は言う。
ゴードンのスパイの証拠を探すために、憲兵として家宅捜査をする。
その証拠は、あるところに 隠されていた。

スパイとして摘発された時には 自決することは、最悪の選択だ
と、結城中佐は言う。
『武士道とは死ぬことと見つけたり。名を惜しめ。
みごとに花と散ることこそ、武人の誉れ』ということが
軍人には 徹底して叩き込まれていた。日本軍の自決の多い理由だ。
軍人とスパイの違いを明確にする中で、スパイの身の処し方を明らかにする。
『国家への忠誠心』それは 虚構だとさえ言い切る。
スパイ(諜報員)のイメージを大きく変える。それは当たり前のことだと思う。
本来のあり方としての スパイを 明確化する中で 物語はすすめられていくので、
じつに 興味が深い。このようなスパイたちが 実際 いたなら 
日本の戦争と歴史はもう少し変わっていたかもしれない。

ロビンソンが 実におもしろかった。
結城は、『ロビンソンクルーソー』の本を渡すだけで、仕事をさせる。
その 読みの深さが すばらしい。
これは、よっぽど アタマを使わないと切り抜けられないね。
結城中佐は、『死ぬことなど誰でもできる』という。
死の間際になっても、アタマを使って切り抜ける。

スパイ蒲生は チェスがうまい。
それで、チェス好きのグラハムにうまく取り込む。
あたかも、グラハムが チェスに誘ったように仕掛ける。

魔都。上海でのスパイ活動 本間。
上海語などはそもそも存在しない という指摘が 驚き。
北京語、寧波語、蘇州語、江北語が使われていたと言う。
やはり、上海は 麻薬だよ。それをめぐって、欲にまみれる。

二重スパイ。そして 捕まって、その後の対処。
じつに きちんとした リスク管理が できている。
想定される あらゆる 場面を 見通すことで、
危険と失敗を避けることができる。
このスパイストーリーは よく組み立てられて、
コンセプトがしっかりしていて、したたかである。
結城中佐の采配と堂々としているのが 実にいい。
新しいスパイの物語を創出している。
ジョーカー・ゲーム (角川文庫)Amazon書評・レビュー:ジョーカー・ゲーム (角川文庫)より
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