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粘膜蜥蜴



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【この小説が収録されている参考書籍】
粘膜蜥蜴 (角川ホラー文庫)

粘膜蜥蜴の評価: 4.45/5点 レビュー 40件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.45pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全40件 1~20 1/2ページ
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No.40:
(5pt)

一読の価値アリ

前作「粘膜人間」の世界観も若干残しつつ、ミステリ要素も加えた傑作。
どうか前作の世界観が苦手な方も、ぜひ本作を読んでほしい。
粘膜蜥蜴 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:粘膜蜥蜴 (角川ホラー文庫)より
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No.39:
(5pt)

独特の世界観

独特の世界観に圧倒されました。
次作も読むつもりです。
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No.38:
(5pt)

フレフレぼっちゃん、イケイケぼっちゃん

飴村行のライフワークである(かどうか知らんけど)、粘膜シリーズの2作目です。

主人公は、ナイスボーイでモダンボーイな12歳、雪麻呂ぼっちゃん。
親の権威を笠に着て、ワガママし放題のクソガキです。
でも妙にイノセンスで、憎めない所もあります。

それにしても、ガキの分際で、看護婦さんと毎朝やり放題・・・・・・妬ましいにもほどがある。
あぁ、俺もこんな境遇に生まれたかった。

この親ガチャ小僧を中心とした、奇妙なドタバタの数々。
凄惨なバイオレンスあり、スリルに満ちた冒険あり、ドロドロの愛憎あり、アホらしい漫才あり。

前作「粘膜人間」と比べると、残酷度は3割減ですが、おバカ度は5割増です。
粘膜ワールド、やっぱり面白いぜ。

最後には驚くべき謎解きもあり、ミステリー小説としても高く評価されたそうな。

ただ、個人的には、その真相に納得しかねます。
だって、あの超絶おバカな「応援歌」を歌っていたのが、○○だったって事でしょ?

これ、馬鹿馬鹿しいと笑うべきなんでしょうか? 
それとも、演技していた「彼女」の心中を察し、涙すればいいのか?

あまりにぶっ飛んでいて、どう反応すればいいか分かりません。

こんな真実、ぼっちゃんが受け入れても、あっしには受け入れられねぇです。
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No.37:
(4pt)

怖いもの見たさ

文字だけで世界を見せてくるところが小説家のすごいところだというのを実感させられました。

胸糞の悪さ気持ち悪さ、一見拒否したくなるようなものを止められずみてしまう。
そんな一冊でした。
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No.36:
(5pt)

衝撃のラスト

リアルに想像を掻き立てる
グロテスクな描写には圧巻。
それでも前作の粘膜人間よりも若干
エグさは減っていて読みやすい。
本作はギャグ要素多めで笑えます。
そしてあまりに衝撃的なラストには
思わず声が出ました。
天才の発想としか言いようがありません。
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No.35:
(3pt)

ホラーグロ要素少なめ

粘膜人間のおかげで自分への拷問シーンを100回以上想像する羽目になってしまいながらも、世界観の虜になり2冊目の蜥蜴を読了。

ホラーグロ要素は少なめ。粘膜人間は最後腹立ったけど、こちらはちょっとほっこりします。溜飲が下がるというか。

人間と同様、3章構成、別々の主人公。戦争絡んでくる。相変わらず現実と異世界が絶妙にミックスされており、情景が浮かびまくり。密林には絶対行かないと誓った。1番好きなキャラは坂井ちゃん。
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No.34:
(5pt)

まるで現代の江戸川乱歩、そのおぞましさに思わず笑みがこぼれる怪作

トカゲ人間という架空の人種が存在する戦中の日本が本作の舞台です
本作を読んで最初に連想したのは江戸川乱歩の作品でした。

本作には現実と架空、エログロと愛憎、人間の優しさと残酷さ、合理と不合理が混在しています。
このようなカオスな要素を盛り込んだ作品は多々ありますが、それらは支離滅裂な物語になりがちです。
ところが、本作は理路整然とした物語として成立しています。

悪趣味なエロシーンや怪物やトカゲ人間に無惨に殺されるグロいシーンは、おぞましいと思いながらも、不思議なユーモアもあり笑ってしまいました。
良質なホラーは良質なコメディでもあることを再認識させられる良作でありました
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No.33:
(5pt)

エロスと暴力が混ざり合う、狂気の世界

エロスと暴力が絶妙に混ざり合いながら描かれる、一瞬冷静に見えて全てが狂っている世界。このシリーズの中でも特に衝撃が強い。
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No.32:
(5pt)

感想

てとても面白い作品でした!
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No.31:
(3pt)

どう感想を書けばいいのか

蜥蜴の相貌をした爬虫人の下男や、傍若無人な振る舞いの12歳の少年の個性が強烈で、とにかくこの小説の世界観が独特すぎる。
いきなり冒頭から衝撃的な事件が起こり、以降も暴力的であったり、気持ちの悪い展開が続きますが、不思議と読むのを止められず、どこに物語が落ち着くのか全く予想がつかない。
日本推理作家協会賞受賞作かと思うと、何だかなぁという違和感はありますが、ある意味究極のエンターテインメント小説といえます。
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No.30:
(4pt)

爬虫人がなんJ民に思えて仕方がない

怪物なんだけど、どこかコミカルで憎めない
前作の河童もだけど、本当にいいキャラしてる
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No.29:
(5pt)

かなり面白かった。

一作目の粘膜人間で感じたグロテスク感は減っていて読みやすく、読み応えもありました。もしかしたら一作目で耐性がついたのかも知れませんが。
粘膜シリーズとありますが、全く別の話なので1作目を飛ばして2作目から入っても問題ないかと思います。
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No.28:
(5pt)

雪麻呂ぼっちゃん万歳ーっ!

粘膜人間よりもずっと面白かった。
物語が最後に近づけば真相は予測可能です。だけど、”あぁ、やっぱりそういうことね”という、ある種のがっかり感で終わらないところがすごいなと思います。予測的中した気持ちなんて通り越して、切なさや悲しさを感じてしまった。ある登場人物のセリフを思い返すと、うわぁ…っとなる。笑ったところだったのに、すごい悲しいやんか、と。
ホラーでもあり、純愛ミステリー。読んだ後に中身を思い出してもう一度楽しませてくれる。とても面白かった。
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No.27:
(4pt)

粘膜シリーズの中で文学的洗練度は高まっている

個人的な好みから言えば、最も野性的な力に満ちているのは第一作の『粘膜人間』だと思う。
その後『粘膜蜥蜴』、『粘膜兄弟』と続くにつれて、文学的な洗練度は増しているとは思うが、
粘膜人間の荒々しいともいえるホラーさこそが、このシリーズの醍醐味であり、その意味では、
人間→蜥蜴→兄弟と順番に読むのが楽しめるのではないかと思う。
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No.26:
(4pt)

意外な結末。雪麻呂のキャラが面白い

雪麻呂の破天荒なキャラや爬虫人と自然に共存する戦時ニッポンの設定が面白いが、物語の結末は意外にも道徳的なオチ。
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No.25:
(3pt)

消化不良

とても独特な世界観をここまで創造し文字にする著者の表現力に驚愕です。まさに『鬼才』という表現以外有り得ないでしょう。

しかし、個人的にはあまり楽しめませんでした。粘膜人間と同じように、最後は駆け足で尚且つ中途半端に終わった様に感じました
。また、ラストの真相も物語中盤に入った辺りから予想出来てしまって、衝撃も無く淡々と読み終わりました。
粘膜人間でもそうでしたが、なんとも言えない消化不良感が残ってしまいました。
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No.24:
(4pt)

すぐよめる

グロさは気にならない。簡単に書くとアホ息子の責任をとる母親の話かな。
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No.23:
(5pt)

今年読んだ小説で一番。

悪い評価のレビューをすると、胸が痛むので、最近レビューすることを控えてましたが、この作品は別格です。
第一に、文章力が秀でているので、ながら作業でも映像が脳内に入ってきます。そして、その壮大なストーリー。細かな伏線とその回収が美しく、ミステリー物として完成度がとても高いです。
シリアスなストーリー展開がベースとなっていますが、ところどころに散りばめられている細かなギャグは、私の腹筋を崩壊さすほどの破壊力でした。
タイトルが気持ち悪いので、大衆向けしなさそうですが、私が今年読んだ小説(約50作品)で一番楽しませてもらいました。
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No.22:
(2pt)

一応最後まで読んだが・・・

時代設定や世界観は魅力的に感じましたが、肝心のストーリーがあまり面白く感じられませんでした
特殊な力を持つトカゲの子供を助けたことによってその力の恩恵を受けるシーンなどは「むかし話」にありそうな使い古された展開
最後のオチの辺りはそれまでの展開と比べて駆け足過ぎ
ギャグシーンはそこそこ面白かったです
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No.21:
(5pt)

小説として完璧すぎて脱帽

粘膜人間を読んでないことを断っておく。
おもしろい小説はないものかといろいろ探しまくり、数々のレビュアーのふりした宣伝にだまされ、友成純一は糞だな、しょせんは小説なんてこの程度かと馬鹿にしつくしたとき、「粘膜蜥蜴」にであった。
あまり期待もしないで読んだが、読み終わったあと認識が変わった。
まだ本者の小説家はいるんだなと。
いちおうホラー小説とはなっているが、読み始めてみると何でもないごく日常のドラマを描いているにすぎない。
その描写のしかたが精密でリアルで、この方法なら原発事故を描くだけでもホラー小説になるのではないかともった。
硬派な文章はまさに小説家のお手本で、格調が高くてライトノベルとは一線を画する。
ストーリーも淡々と進み、現実にあってもおかしくない話ばかりだ。
だけど、あくまでドラマではなくホラーなのである。
そしてそのホラー小説たるゆえんは、ラストの衝撃にある。
ラストのドンデン返しは、描写の過激さからくるホラーではなく、精神的な衝撃からくるホラーである。
誰しもびっくりするだろうし、何とも云えない不快感や後味の悪さがいつまでも残る。
ストーリーの構成力が傑作なのだ。
それでいて、キャラクターもよく生きている。
現実にこういう人いるな、とか、こういう人間ならこういうことを云うだろう、こういうことをするだろう、ということがとてもよく描写されている。
キャラクターを自分好みではなく、生の人間ドラマとして忠実に描いていて、セリフを入れかえたらすぐに気付くほど登場人物一人一人の個性が立っている。
ほとんどの小説が陥っている名前の羅列だけの無機質なキャラクターではない。

一体この尊敬すべき完璧な作品に、減点する理由などあるだろうか?

他の人のレビューでは雪麻呂や間宮に嫌悪感を感じると云う人がいるが、わたしはむしろ狡賢い清輔や華代の兄妹のほうに嫌悪感を感じた。
このラストに納得がいくかどうかは意見が別れるが、雪麻呂君が成長して結婚できる年齢になったら、長老達も許してくれるでしょ。
そう期待する。
よかったね、お母さんとであえて。
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