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ラットマン
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ラットマンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全113件 21~40 2/6ページ
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Very nice | ||||
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すごく良くできたミステリー。 テンポよく、ストーリーも好みでドストライクでした。 途中までパーフェクトでした。 最後、二転三転しすぎて戻ってきて少し醒めちゃった感じ。 無駄な会話、描写がなく、伏線の回収が凄過ぎて、ただただ驚きました。 衝撃的な本でした。 でもやっぱ自殺未遂の動機は弱いな。 | ||||
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疑心・嘘・思い込み・・・運命。一つの不信感から、次々と生まれる思い込みが全ての運命の歯車を狂わす。真実は簡単で優しいものだった。思い込みから誰かを傷つけ、もう抜け出せない。出口が見つからない。そして、取り返しのない方向へ足を進めてしまう。作者の「思い込み」に、まんまと嵌められた。そう、、楓でもなく蓮でもなく···辰也でもなく圭介でもなく、思い込みの怖さを知ったのは、私だと言う事。道尾さん、お見事でした。 | ||||
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現在の事件の中に過去の事件の真相が見えてくる。2つの事件の謎を読者は追うことになる。 単なる謎解きではなく、その中に人間の勘違いや猜疑心、罪悪感といった心理の交錯を浮かび上がらせた作品。 構成が巧みで、ミステリーとしてよくできている。 タイトルに象徴される主題の折り込み方も見事。 真相がわかったと思った直後にそれが覆され…という騙される醍醐味も味わえる。 ただ…主人公を中心に、主要人物が嫌~な人間なのが残念だった。 序盤でかなりの背徳行為をする場面を見せつけられることになるので、読者からすれば、相対的にその後に起こる事件の罪悪の重みが減ってしまう。 「普通の人間が道を踏み外し、罪悪を犯してしまうのか否か」を見守るのはぞくぞくするが、「背徳的な人間がさらにひどい罪悪を犯すのか否か」となるとサスペンス性が薄まる。 著者は人間の負の性質を描くのが上手いが、今作については負の性質が勝ちすぎているように思った。育ちのトラウマを描く意図はわかるものの、共感可能な人物の心の闇を描いた方が、面白さは増したのではないだろうか。 (ついでに言うと、他の人物は単純にいい人過ぎるように見える。) 真相がわかった瞬間、ある種の感動があるのだが、この人物設定のせいでいまひとつ効果的に響いてこなかった感があった。 個人的に、レビューを見て優しさのある話を期待したのだが、その意味では満足しなかった。 やや希望の見える終わり方だったからこそ、逆に主要人物の人間味の薄さが際立って印象に残ってしまった。 | ||||
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(以下、ややネタバレ含みます) 色んな人が色んな勘違いをしてたね、という内容。確かに、読んでいる最中は、おー、そうだったんだー、と面白いように感じていたのですが、読み終わった後に反芻して抱いた感想は、「要は色んな人が色んな勘違いをしてたってことね」というもの。もちろんそれが好きな人はいいと思うのですが、なんというか、やられたーという印象ではなかった。また、展開も結局は無難なもので最初からそうかな、と思っていたものだった。タイトルのラットマンもまあ工夫している気もするが、それそんなに重要だった?という気もする。 | ||||
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文章が読みやすく、最後の展開が意外なためエンターテイメントとして楽しめました。 もっとも、叙述トリックで読者を誤導する工夫が中心になっている関係で、殺人事件に至るまでの被害者の行動や真犯人の動機については、やや後付けに感じる部分も。 人は感性や生きてきた環境の違いから、同じ光景を見てもそれぞれ受け止め方が異なります。それ故、姫川、桂、義父、母は、事前に違う絵を見せられて違う結論に至っています。 この比喩にラットマンを使うのは流石と感じました。 更には、著者は読者にもラットマンを見せようと意図していたようで、最後に絵が変わっていく感覚で楽しめました。 ラストで、閉ざされたかのように見えた若者たちの未来が開けてくることにホッとさせられました。 そのため、重い要素がふんだんに盛り込まれている割に、読後感は意外にも良かったです。 | ||||
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暗い。 全般を通して、何か若々しさだとか、希望だとかそういったものを感ずることができず、それでも先をとらえたくなり、読み進めてしまいます。 物語は後半から、少しずつ伏線が回収されていき、最後には暗い中にも、少しだけ救いが。 ただ、人が一人死ぬのですが、死後のリアルさにかける部分がありますね。単純に、もっと人が死んだら悲しいし、犯人探しよりもまずはもっとリアルな心の動きがあるはずなんですが、そんなことより何より、犯人探しやそちらの心の動きにスポットを当てている内容になっています。その点のみ、マイナスポイントです。 それでも読後は、なるほど!と思わされ、ついついページを後戻りして見返してしまいますので、作者の術中にはまっていた自分がいました。わりとスラスラ読めるので、意外な結末が好きな方へは、オススメいたします。 | ||||
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読みやすいけど、思ったほどのヒネリもなかったし正直、つまらなかった。 一番、印象的だったのがカマキリとハリガネムシのくだりで、ますますカマキリが嫌いになりました。 作者の本は2冊しか読んでませんが、前に読んだ本にも昆虫が出てきて、ひょっとして昆虫好きなんですかね? | ||||
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伏線や描写と言った技巧的な部分で押し切る(悪い意味でよくある系の)作品かな?と言う印象を途中まで持ちました。最終的には、壮大な組立を物語の主題とも確実に絡めて締め括る凄い作品だなと言う印象に変わりました。他の作品も是非読みたいと純粋に思いました。 | ||||
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この作品は,無駄な表現が無いと評してもいいぐらい,沢山の伏線やヒントがはいっています。 もともとどんでん返しがあると言われている作品なので注意深く読み進めてしまうのですが,それでもああ,あの単語はそう捉えるのか。とかなるほど,わざわざそう聞かせて,どんでん返しを予想して考えさせて,さらにそう思わせるのか。と読んだ後も面白い作品だと言えます。 web上ではどんでん返しの作品を幾つか紹介しているところがありますが,この作品は他の作品がいまいちな人でも,その店では楽しめます。 ただ,トリックが完璧だ。 とは思いませんでした。推理小説ずきで細かい事が気になる人はすこし ?と思うかも | ||||
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道尾氏にしてはまれにみる駄作ですね。他の著作と比べて頭にすっと入ってこない文章でトリックというか落ちが非常につまらないです。 | ||||
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もう個人的な好みなので申し訳ないですけど、 二転三転する展開とその説明にもうくどくなっていきました。 もっと物語部分を楽しみたかったが、なんか仕掛けのほうが目立ってしまって、、、 こうゆうのが好きな人は好きなんでしょうね トリックを楽しみたい人とか。 そんなに説明で色々収束させなくても読者の想像にもう少しまかせてもらってもいいのに、と読んだあとの最初の感想。 人一人死んでいるのにその死が軽いんですよね。 | ||||
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タイトルからするとホラーっぽいイメージだが、内容はバンドマンの青春ミステリーである。 本格ミステリー 的には一種の多重解決ネタであるが、それをうまく物語に埋め込ませて、痛切な人間ドラマに仕立ててある。 氏の骸の爪などでもモチーフになっていた勘違いが引き起こす悲劇が今作でもテーマになっている。 | ||||
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説明ベタですのでレビューは書けませんが良かったです道尾さんの作品は全作品良いとおもいます | ||||
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ミステリー小説だしきっちり殺人事件も起きますが、なぜだか全体的にミステリー感の薄い一冊という印象を受けました。どちらかといえば一種の青春小説だと思って本作を読んだ方が楽しめるかもしれません。 痛い作品から優しい作品までなんとも振り幅のでかい作家ですが、本作は優しい道尾秀介。「カラスの親指」とか好きな方は合いそう。不穏な表紙、あらすじに反して読後感もよかった。 感情移入しにくい登場人物しかいないのはこの作家に限ってはいつものことなので置いといて。 本作のトリック自体はわりと単純でそう凝ったものはなく、実際中盤付近ですべて明かされるので推理することはフーダニット一点のみ。しかしこれがミソで、その都度間違いないと思われていた犯人が登場人物の主観によって一転二転するのが面白い。タイトルに関連付けているのも上手いですね。 文章はさすがに読みやすく読了まであっという間でした。物悲しくも希望を感じさせるラストが好印象。しかしミステリー要素が薄いこともあり、登場人物に共感できない分読んでいてだれる部分も多々あったので差し引き☆3。 | ||||
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内容としてはそこまで難しくなく、一週間、空いた時間があればスラスラと読めるボリュームです。 前半はぐだりますが、途中から展開が早くなるので一気に読みたくなります。 登場人物にあんまりリアリティがないかな。。。と思ってしまいました。 タイトル「ラットマン」の意味が的を得たラストと、張り巡らされた付箋の華麗な回収具合はスッキリします。 | ||||
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読み応えあり。ラストまで全く息をつかせない。ただ、情景や動きの描写がわかりづらい。 | ||||
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作者が若いという事もあり、自然と道尾作品は敬遠していたが、今回初めて読んでみた。 面白い! トリックよりも背景の人間関係の描写にみいっていまった。 また別の作品も読みたくなる作家です。 | ||||
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擦り傷やへたり・汚れ等もなく綺麗な状態で届いたので大満足です。 | ||||
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よくできています。前評判を読んで買いましたが、もう一度読もうかなとも思える作品です。時間をかけて読むことをオススメします。 | ||||
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