■スポンサードリンク
生首に聞いてみろ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
生首に聞いてみろの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
先の展開が気にならず、ページをめくる手が重かった。 筆者は本当に親子関係、生殖関係にトラウマか思い入れがあるんだなとは思ったが、 これがこの人の底なのかなと思い、今まで集めていた作品も手放すことにした。 そのくらい受け入れがたかった。つまらなくて。 大切な人が殺されたはずなのに、焦りや悲壮感がない。 モチーフは魅力的なはずなのに、真相が気にならない。首がどうなろうと、どうでもいいじゃないかと思ってしまう。 肝心のトリックの部分も無理があるとしか思えなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
伊坂、法月、この類は、自分が売れてると勘違いしていて、こまる。 この、生首も、出だしの設定があまりにも不自然。兄弟の縁を切ったような奴の娘(つまり姪)と、理由はともあれ銀座のギャラリーで待ち合わせをするシーンから、物語が始まるとか、 ダセー 比喩も滑ってるし、こんな作家をちやほやする我々日本の読者がいるから、出版不況になると思う。 何がリストウォッチだ、腕時計と言え、腕時計と。日本人の小説は、リストときたら、カットじゃ、ボケ などと言いたくなるぐらい、この作家何様?と感じる。 出だしを読んで、この後の展開がいかに面白かろうと、文学のテイをなしていないと、日本推理小説文壇を恥じ、吐き気がしてやぶりすてた。 (こんなこともあろうかと、アマゾンで中古で買って、正解) この国のミステリーは、これぐらいのレベルでいいんだろうなー。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者はほぼ社会経験の無い若いときにデビューされましたが、それゆえか子供っぽい冗長な小説でした。途中から退屈過ぎて流し読みしました。特に会話は日本人がこんなに長ったらしいかちこちの会話をしないだろうとうんざりしました。エラリー・クイーンとかの欧米の探偵小説に影響されているのはよく伝わってきましたが、妙にくどくどと丁寧に執拗に書かれている割に展開が少なく、この著者の作品はこんなにつまらなかったかと思いました。昔の新本格とかが出始めのころから書かれているので、評価も甘めになっていたのでしょうね。巻末に貴志先生との対談が載っていましたがずいぶんと差がつけられましたね。私は推理小説に作者の自画自賛的な面白さは求めていません。ただし読み終えるのが苦痛なほど面白くないのは要らないです。いつ面白くなるかと読みましたが完全な期待はずれでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最新刊ノックス・マシンがまるで筒井のように人を食ったように学術用語が溢れ出していて爽快だったので、最寄りのツタヤで平積みされていた本書を衝動買い。一気読みしたのですが……読後、ひどく落ち込んだ。ヒロイン?とおぼしき少女があまりに無残で、その母親の過去の事件も目を覆いたくなり、まあ展開的にそれはミステリーの常道なのでしょうが、犯人になにがしかの罰を与えようという勧善懲悪的な描写が欠落している。カタルシスがないのですよ。前半、とても魅力的に描かれているヒロイン?への共感、そして事件の悔しさのやり場をどこへもっていけばいいのか。ミステリーは種明かしだけすればいいってもんじゃない。読者の気持ちに踏み込んで、ちゃんと回収してくれなきゃ。ラストの1ページに脱力し、不快になって本を投げつけた(ほんと)。こんなのに付き合った日曜の午後を返してほしい。エラリー・クイーンと同様に著者名と探偵名が同じで、迷探偵・法月綸太郎シリーズということのようですが、ほかのもこんな具合なのでしょうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
探偵小説は第一義的にエンターテイメントであるはず。この小説は確かにロジックに破綻はなく、張り巡らされた伏線はきちんと回収されている。でも私は読み終わって、「それで?」と言いたくなりました。ストーリーに全く起伏がなく、他のレビュアーの方も書いておられるように読後に期待されるカタルシスが得られませんでした。「このミス」1位ということですが、娯楽小説としては残念ながら及第点とは言いかねます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直のところ、批判の書評は書きたくないのだが、「このミス」で1位なので、無視するわけにもいかず、思うことを述べたい。 本格推理小説に夢中になったのは遥か昔だ。中学・高校まで遡る。外国ものではクイーンで、国内は横溝あたりを追いかけていた。それから一旦退却し、島田荘司が登場してから、またのめり込んだ。ただ、追っかけは此処までで、いわゆる新本格といわれる連中の作品にはついて行けなかった。 法月もこの新本格作家の範疇に入るので、危惧感はあった。「このミス」1位の金看板はどうだったろうか? 外れだった。 先ず、ストーリーに起伏が無く地味なこと。彫刻の石膏がどうだとか、直取りがどうだとかの内容が興味深く伝わってこない。それから、犯行やそれに至る前の事象が場当たり的であること。 従って巧緻に長けた犯人のトリックを一つ一つ解いていくカタルシスが無い。練られたプロットは認めるとしても、それが致命的な欠陥でもあること。 数学の公式を解いていくのは数字と記号を用いるが、犯罪を解き明かすには、相手が人間だけに感情も思考も持っている。本格モノの難点はこれら感情を持った人間の行動を、作者の頭の中で、さも手駒を配剤するように動かせているので、ゲーム感覚に堕してしまう。 極めつけは、読後感の悪さ。これが1位とは、「このミス」は本格モノに甘すぎる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
法月氏の作品は好きですし、法月親子の関係も好き。 そこに「このミス1位」の箔がついたのでさぞかし面白いだろうと期待して読んだら・・・肩透かしでした。 特に山も無くだらだらと話が進み、終わっていれば誰にも救いがない。読了後はもやもやした気分だけが残りました。これまでに読んだ法月氏作品ではワーストかも。 というか、「このミス」が評価した作品と私との相性が良くないんですよね・・・。 どういう基準で選んでいるのかわかりません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この著者の作品を初めて読みましたが、はっきり言って期待はずれでした。石膏直取りの彫刻のことなんて詳しく説明されても退屈なだけです。全体に冗長で、特に前半は進行が遅くてイライラします。タイトルのイメージから、江戸川乱歩のような猟奇ロマン的味わいがある本格推理かと思ったのですが、中途半端で消化不良な食事をしたような気分です。これが「このミス」1位とは首を傾げたくなります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
法月綸太郎の作品は、登場人物の行動・動機が理解し難い変なのが多い。こんなトリックに引っかかるかというのも多い。この作品の場合、加害者の動機は納得できる。しかし、その遠因となる被害者の周辺人物の過去の行動、現在の行動に説得力がなさ過ぎる。東野圭吾のあの作品の虚数解よりありえない。・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
140ページ過ぎあたりでキブアップ。 美術的な説明もわずらわしく難しい。単調で何も起こらない。先も気にならない。なのでやめました。つまらなすぎる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
既にタイトルからして面妖なこと尋常ではない。加えて、法月(作家)と法月(探偵)の造成した微に入り細を穿ったロジックも名前負けしない強靭さ。まさしく、名は体を表すだ。 この小説には主に二つの謎がある。江知佳の彫像の首を切ったのは誰か?そして、そのモデルたる江知佳本人の生首を切った(江知佳を殺害した)のは誰か?である。 とにかく、脛に傷を持つ、見るからに怪しげな人間ばかりが登場してくる。故に、誰がどの事件の犯人なのかという以前に、誰にどの様な特徴があるのか、誰と誰にどの様な因果関係があるのかといった、猥雑な伏線の把握が眼目になる。 謎を一つ残らず綺麗に解決するという終息においては探偵小説の王道であり、フェアにヒントが提示されているという点においては本格の鏡だ。こういった、作品にみなぎる精神は全く賛嘆すべきものだろう。 ところが、この小説を一つの彫像に見立ててみるとどうだろうか。500ページ近くも割いたにしては必要性が疑問なシーンが多いのに、それに比べて江知佳殺しの真相の幕切れが唐突過ぎて呆気ない。根っこでは社会派なのにパズラーの描き方になっていることへの違和感も拭えない。その掴みどころのなさに、つくづく疑問符が浮かんでしまった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このミス1位と聞いて読んでしまいましたが・・。 何が論理的なのだろう?伏線を張っておき、それを 拾えばいいというわけでは絶対にないと思います。 これでは、単に最後でのつじつまあわせのような 気がします。それに、なんでこんなに読み辛いんだろう?? 読んでてイライラしますね。これが1位ということで、 このミス自体の評価もあてにできない感じです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
緻密な構成、巧妙な伏線、主人公法月が間違い、回り道をしながら次第に 真相に迫り、最後にパズルのピースが音を立てて嵌って行く。 そういった意味ではミステリとして傑作なのかもしれない。 でもある主要登場人物とその母親に救いがなさ過ぎる。 私は暗い、嫌な気分になるためにお金を出して本を買いたくない。 (法月ファンなので買ってしまったが) その点では到底他人にお勧めできない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タスキの「『このミス1位』 !! 絶賛を浴びた本格ミステリ」という文言に魅かれて読みました。 謎かけは凝っていて、説明責任も果たしています。 筆者本人やミステリー作家志望の方々は楽しかったかもしれません。 しかし著者に個人的な恨みはありませんが、本当につまらなかったです。 とにかく盛り上がりや緊迫感一切なし。グイグイ引き込んでくれるような人物も登場しませんでした。 「いつになったら面白くなるのかな…」と思っていたら、最後に淡々と謎解きをされて終わってしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白いミステリーだと寝る時間も削ってつい先を知りたくなるんだけれど、この作品は読了するのにやたらと時間がかかりました。このミス一位につられて買いましたが、好みが分かれる小説かもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
好きな作家さんが、この本を褒めている文章を見たので、読んでみました。確かに褒めてある部分は間違っていなかった。つまり、緻密な構成、見事な伏線。絶賛するほどではないけれど、出来はいいと思います。事実、集中して読みふけってしまったし。 しかし、内容はとても感心できるものではなかった。エンターテイメントとしての読み物には、読了後に心に残る、何かさわやかなものがあってほしい、と願うのは、個人的な好みだろうか。あまりにグロテスクで、とても同意、共感できる部分がなく、なぜこんな悪趣味な動機、行動を描かねばならないのか、到底理解できなかった。せめて、こんな調子にのったような題名にしないでほしかった。その落差の大きさにもショックを受けた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「このミステリーがすごい!」1位ということで、読んで見たのですが、『面白い!』とは思えませんでした。文章が読みにくい上、序盤、中盤も、だらだらした感じがしました。ミステリ部分もあまり『すごい!』とは思えず、ただ話を長くして、ややこしくしているだけのような印象を受けました。それと、自分の想像力が乏しいだけかもしれませんが、人間関係でしか、人物を判断できませんでした。(所謂、『人間が書けていない』というものか?)まだ彼の本は3冊しか読んでません。他の作品に期待です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
’04年度「このミステリがすごい!」国内編第1位の作品。謎を論理的に解決する手腕は評価するが、いかんせんストーリーにスピード感がなく、暗い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーファンですが1/4ほどで挫折しました。「タイムテーブルを作りましょう、、、」で何時何分には鍵が、、誰が最後に、、、とか始まり、期待したミステリーとは種類の違うものでした。最後まで読めば面白いのかも知れませんが、他にも読みたい本たくさんあるので他読み始めました。まあ好みの問題だと思いますが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公と警視が親子って、浅見光彦シリーズの主人公と警察の偉い人と兄弟っていう設定と同じじゃん! | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!