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悼む人



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【この小説が収録されている参考書籍】
悼む人

悼む人の評価: 4.03/5点 レビュー 147件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.03pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(3pt)

安かったです

舞台を観て原作が欲しくなり探しました。安く手に入ったのでラッキーです。
悼む人Amazon書評・レビュー:悼む人より
4163276408
No.14:
(3pt)

まあまあ

全国を放浪し、死者を悼む旅を続ける坂築静人。彼を巡り、夫を殺した女、 人間不信の雑誌記者、末期癌の母らのドラマが繰り広げられる
悼む人Amazon書評・レビュー:悼む人より
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No.13:
(3pt)

受賞作品!

この本も受賞作品ということで、アマゾンんで購入。 良く買ったなぁ~ この頃が、懐かしいです。
悼む人Amazon書評・レビュー:悼む人より
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No.12:
(3pt)

モヤモヤ

途中でてくる障害を持った子供を亡くした両親とのエピソードには、感動し涙しましたが
ラストの静人と母親の話でかなり残念な気持ちになりました。
いくら元気な母親だからって、従兄弟がホームページ作って連絡するよう呼びかけたり
まわりも病気なんじゃない?とか言ってるんだから、普通は電話くらい借りて連絡するでしょう
それこそ死者に取り憑かれているように見えました。
だったら、せめて母親の亡くなった事を静人はどう向き合うか書いて欲しかった。

新聞記者も、突然改心されすぎな感もあるし

よんだ後のモヤモヤが止まりません。
悼む人Amazon書評・レビュー:悼む人より
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No.11:
(3pt)

お母さんの唯一の心残りでなければいいのだけど

「永遠の仔」をやっとこさ読了して、「悼む人」「家族狩り」と立て続けに読んでみました。
内容から、同列には扱えないでしょうが、「永遠の仔」の衝撃が大きすぎたのか、残念ながら「悼む人」に心揺さぶられ・・・
というところまではいきませんでした。自分としては、「永遠の仔」、強烈過ぎました。
 死者を悼む、という行為に対して、初めからずっと「なぜ?」という想いを抱きながら読み進め、
結局、どうにもピンとはきませんでした。
 全くの他人のため、日本全国「悼み」の旅を何周も続けながら、最終的に実の母親の死に目に会えない(一応会えたのかな?)なんて、皮肉が利きすぎていて、誠に残念。フィクションとはいえ。
 主人公の心情に共感できない、自分が鈍感なだけかもしれませんが。また、ページを手繰ってみようかな、とは、今はまだ考えられません。
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No.10:
(3pt)

うーん

久しぶりに天童氏の作品を読んだが・・・。なんて言ってよいのか。間違いなく駄作ではない。でも直木賞を受賞するほどなのか?天童氏といえば「家族狩り」や「孤独の歌声」のように目をそらしたくなるような文章を連想しがちであるが、今回の作品にはほとんどない。ただ私がそのような残虐的な文章を待ち望んでいたため、腑に落ちないだけであろうか。残虐的な文章を読むことで、悲しみそして泣く自分が好きであっただけなのか。分からない。しかし静人が最後に巡子の元に帰って来なかったことにはなぜ?またなんでこんな終わりかたと思わざるを得なかった。「永遠」や「家族」や「孤独」には☆5を上げたのに・・・
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No.9:
(3pt)

メメント・モリ:死を思え。他人ではなく、自分の。

最近は死を身直に感じることが少なくなったせいか、年寄りほど生に対してどん欲な気がします.死ぬのが怖いのでしょうね。今の日本は平和で、裕福で幸せでしょう。だから、死にたくない気持ちもわかりますが、生を受けたもの必ず死ぬのです.そして、年を取ればとるほど死は目の前です.50をすぎればがん年齢、60をすぎれば心臓疾患、70を超えれば、脳梗塞から寝たきりになる可能性がでてきます.90−100まで生きる人がいるから、自分もいつまでも生きられると思ったら大間違いです.長生きすることが、そんなに大事ですか?プロジェリアという、先天性早老症の子が、いった言葉「人生は長さじゃない。どう生きるかだ」。メメント・モリ:死を思え。死は誰にも確実に訪れます。生は死と隣り合わせで、いつ死を宣告されてもおかしくないのです.今をどう生きるか、今をいかに楽しんで生きるかそれが大事だということでしょう。この本では死を受け入れられずさまよう息子と、死を受け入れ、前向きに残りの人生を生きようとする母親が描かれています.ラストは陳腐ですが、この母親の生き方は見習うべきものがあると思います.
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No.8:
(3pt)

A little overwrought

まだ出来ていないけど、この本はまあまあと思う。ちょっとまじめ過ぎると思わない。主人公はあまり好きではない、意味も分からない。でも一番いやなことはカバーの写真。その美術(?)は気持ち悪いと思う。捨てなければならなかった(もし、だれかがその写真を分かったら、説明してください)。たぶん、私はただ愚かだけど、ちょっとがっかり。
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No.7:
(3pt)

善人の証明

「孤独の歌声」で少し、「家族狩り」(オリジナル版)ではかなり好きだったのですが、
「永遠の仔」で少し、今回ではかなりついていけなくなりました。
好きだった作家だけにちょっと残念です。
前半は期待して読んだのですが後半はついていけなくなりました。
善は悪との対比で形が見えるので善単独で読者に納得させるのが難しいですね。
死者を悼むという行為自体が今の社会で道徳的に善行と分類できるだけだから、
その目的やその人自身を善と思わせるのに内面描写や独白ではなく他人の言動やスピリチュアルなものを登場させるしかないのは理解できますが、
個人的には静人を読者に否定できないようにする工夫が不自然で気になりました。
あと簡単に見方を変えるルポライターもルポライターとしてどうかと…
まあ毎度のことですが、これで直木賞上げるなら家族狩りか永遠の仔で上げるべきでしたねえ。
悼む人Amazon書評・レビュー:悼む人より
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No.6:
(3pt)

共感できない

静人は、あらゆる人間の死を、現場に行って悼む。その人が確かに生きていたことを胸に刻み込もうとする。作者は、その姿を求道者、そうでなくても、美化したものとして表現していると思うが、私には、全く共感できなかった。第一、旅などしなくても、そこここの病院、家庭にだって死には事欠かない。
最後の場面で、母の死と赤ん坊の生と静人の悼み、全てが集合するが、現実味がなく、かえって軽さを感じてしまった。
悼む人Amazon書評・レビュー:悼む人より
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No.5:
(3pt)

押し付けられた、深いい話。

アカデミー賞受賞の作品が必ずしも
名画ではないように、
直木賞受賞の小説も名作とは限らない。
いい話でしょう。深い話でしょう。
と何度も繰り返され、うなずくように強要された。
作者の生みの苦しみは感じられたが、
それは読者にとってはどうでもいい。
つまらなくはないが、中の中。
陽のあたらない名作はまだまだある。と思う。
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No.4:
(3pt)

ちょっと批評しにくい小説

不思議な感じの表紙と書き出し部分に引かれて、この人の小説を初めて読みました。「悼む人」を取り巻く人たちのパラレルワールドとして展開していく内容ですが、主人公(であろう)「悼む人」が終始冷静沈着なため、かえって周りの人たちのパーソナリティがとても強くて、「主客逆転」の印象が残りました。ストーリーも特段大きな起承転結はなく、エンディングまであくまでも静かに展開していく内容です。直木賞選考委員の方が「この時代に書かれるべくして書かれた」といった感想を述べられていましたが、そこまで評価できる根拠が、正直なところ見当たりませんでした。最後にびっくりするような結末を期待したのですが・・・、皆さんはどう感じましたか?
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No.3:
(3pt)

読み始めても・・・・

 読み始めたアタマから「悼む人」?という感じだったが、いろいろな伏線が現れ始め、散らかして散らかして、そして合流していく様子はどんどん読むスピードを加速させてくれました。ラストがどうなっていくのか?ワクワク感でそのまま一気に走らせてくれました。
 最後の終わり方は意外でした。しかし、それが良いのかもしれない、とも思いました。考え方はいろいろありますが、頭の中にストーリーが描きやすかったので、著者の力量はすごいと思います。。
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No.2:
(3pt)

印象に残らなかった

タイトルと、本のたたずまいに惹かれて手に取りました。
丁寧に、丁寧に、祈るように綴られた物語です。
淡々と、3日程で読み終わりました。
つまらなくはなかったですが、青年が死者を悼む理由に
それほど意外性がなかったり、物語全体が俗世を遥か離れていって
しまいそうな世界観に貫かれたりしていて、
心に深くひびくところがあまりありませんでした。
ただ、末期がん患者がどのような経過を経て最期を迎えるのかが
感情から環境に至るまで仔細に書かれていて、特に死を迎える
数日の描写がリアルでした。手遅れのガンになったとしても
こんなふうに充実した死を迎えることができるんだなと、
そこは新鮮に感じました。
悼む人Amazon書評・レビュー:悼む人より
4163276408
No.1:
(3pt)

より純化された天童ワールドにのれるか、のれないか。

何らかの理由でこの世を去らなくなってしまった人々を訪ね悼む事を続けるひとりの青年。成仏出来るよう供養する訳でも、自身の宗教的修行と言う訳でもない。その人が他の誰とも違うたったひとりの人物だったとして、その存在を自らの心に刻み込みながら全国を回る。
あの傑作「永遠の仔」から7年の月日を経て、天童荒太待望の新作である。早速購入、一読した。
心の奥底で決して消す事の出来ない傷とそれを引きずり続ける後遺症。
今までの天童文学の延長上にあるのが、今作の蒔野や倖世。彼らはその過酷な過去にもがき苦しみ、その影響で露悪的になったり、ねじくれた感性しか持ち合わせられなくなってしまった人物たちだ。
これでもかと続く亡くなった者とその遺族たちの事例。物語は、悼む人・静人の行動を追いながら、読む者に予断を与えぬまま、登場人物たちの辛苦で沈鬱な世界観が語られる。
果たして救済されるのは誰なのか、そして、静人の旅に終わりが来るのか、終盤になっての心理ドラマは読み応えあるが、光明、愛重、安寧、ポジティブなキー・ワードが頭に思い浮かぶものの、このスピリチュアルとも言える感覚に付いていけるかどうかで、好き嫌いは分かれるんじゃないか。
「永遠の仔」や「家族狩り」と言ったミステリー仕立てではないこの壮絶、純化された天童ワールドに個人的には逃げ出したくなる部分もあるが、一読の価値はある。
悼む人Amazon書評・レビュー:悼む人より
4163276408

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