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犬神家の一族
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犬神家の一族の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全81件 21~40 2/5ページ
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読み終えた後もしばらくは興奮が冷めやらない名作。読み始める前の想像と違って(特にスケキヨ)、気色悪さもそこまで感じず、すっきりしたミステリーでした。 | ||||
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もう)^o^(絶世の美少年と神社神主とその奥様の物語の方でもう誰か一冊スピンオフ書いて!普通にサスペンス読み始めたのにこんな萌えシチュエーションがご褒美サプライズ!本編よりこの始まりの物語で心を持っていかれたね!お耽美か! | ||||
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横溝正史の作品は、映画やTVドラマも好きだがやはり原作が最高 | ||||
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何十年も前の時代の話だが、その古さが新たな味となる感じで、まったく違和感なく楽しめる。 謎も面白いが、癖のある登場人物の人間関係も面白く、読んでいると時間を忘れる。 横溝正史は永遠です。 | ||||
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映画で見たシーンを思い出しながら、あっという間に読破。映画と原作の違いが面白い。 | ||||
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先日菜々ちゃん版がテレビ放送。あまりにもカット、カットで内容が???古~い文庫を引っ張り出して再読。初めて読んだのが小学校上級生の頃か…翁におう、おきなとルビがふってありました。少々大袈裟な状況説明が滑稽でした。奇しくも古谷一行版金田一のテレビ放送も始まり、この本から横溝正史を読み始めたんだなぁと。作品そのものはそれほどなのでしょうが、犬神の響きの不気味さ、当時は???だった衆道、大昔から物語の常套手段だった不倫、etc.。面白かったです。 | ||||
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内容のレビューではありません。 再編等、シリーズを揃えないで買っていたら、同じ話が重複して入ってたりでがっかりしていました。なので初期に出された本中心に買っていますが、古書扱い。たいていビニール包装のみなので自分で紙カバー適当につけてますが、今回購入したショップはなんと、文庫用の透明フィルムカバー付きでした。すごく嬉しいと共に、本への愛が感じられました。ありがとうございました。こういう心遣いって嬉しいです。 | ||||
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ラストの一文が心地よい余韻を味あわせてくれる、金田一耕助シリーズの最高傑作。 以前からぜひとも読破したいと思っていたこの小説を、平成から令和に時代が移るこの時期に、改めて 昭和を振り返る意味で手に取り、一気に読み通しました。 横溝正史の代表的作品であり、何度も映画化・ドラマ化されているため、そちらの印象が強くなって います。しかしながら、そうした映像作品を見ているかどうかにかかわらず、原作を読むことを 強くおすすめします。理由は、下記の3つのポイントを自分以外の人にも味わってほしいと 考えるからです。 ・重厚かつ丁寧なストーリー描写 ・日本の原風景を感じさせる時代背景 ・復刻された杉本一文氏のカバーイラストの魅力 複雑に絡み合う人間関係における葛藤と、日本人の心の奥底に潜んでいる残酷で醜悪な嫉妬と憎悪の感情を暴露する ことにかけては、横溝正史の右に出る者はいないだろうと、読後に改めて感じました。 敢えて気になる点を上げるとすれば、珠世の美しさが幾度のなく強調されすぎていて少々食傷気味なことぐらい ですが、それがこの作品のすばらしさを減じるほどのものではありません。 できれば、この物語に合わせて11月から12月にかけての冬へ向かう季節に読むのが、この作品を深く味わうのに 最も適しているのではないかと思います。 | ||||
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獄門島がつまらなかったので、いっしょに購入した犬神家もつまらないとどうしようと思っていたのですが、こちらは、面白いと思います。原作買うならゆうめいなの買うのがいいと思います。 | ||||
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横溝作品中でも知名度のある作品。昭和の因習や土着的雰囲気、複雑な人間関係含め映像よりも先にやはり原作を読むに限ると思った。 | ||||
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だらだら長話続けた挙げ句、幼なじみで相思相愛の美男美女が結ばれて、ついでに金も愛も手に入れてめでたしめでたしって…なめてんの?来いよ…(渡部篤郎風) これ読んであ~良かった良かったなんて思う奴らは余程めでたい。そんなレベルの読者ばかりであればこその、このベストセラー作家よ。 | ||||
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珠代の佐清に対する恋愛 松子の佐清に対する母性愛 佐兵衛翁の血縁に執着した偏愛 静馬の菊乃への敬愛 金田一耕助の真実に対する求愛 | ||||
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幼少時期にテレビで観た“横溝正史シリーズ”.まだ子どもだったこともあり,ロクにストーリーも分からぬまま,ただひたすら不気味であった記憶がある.先日,『八つ墓村』を読んで面白かったので,本作品を手にした. 『八つ墓村』同様,本書もとても面白かった.不気味さはテレビで観ても文字で読んでも変わりないが,小説の方が映像より文章が楽しめる.作家,横溝正史さんの凄さが伝わって来る. このままでいくと,“横溝正史シリーズ”を全て読破してしまいそうです.他の作品も読みたくなるほど楽しめる一冊でした. | ||||
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世界に誇る不朽の名作です。 アガサのポアロシリーズも読んでいますが、アガサの作品は明るく、様々な地域から集まった多くの人達が出てきますが、横溝さんの作品は暗く、孤立した集落の古い人達が主です。 遺産をめぐりドロドロとした駆け引きがありますが、最後はすっきりまとめてくれます。 戦後の古き日本にタイムスリップしたかのリアル感がたまりません。映画で見たことがある人もそうでない人も是非、読んでほしい名作です。 | ||||
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池の中から2本足が突き出ている珍妙な殺人映像がすぐに浮かぶ、横溝正史の代表作。数十年ぶりに再読したが、全く色あせることのない傑作を堪能した。全編にわたってけれん味溢れるホラーミステリーで、いくら何でも、と言う凄い設定だけど、ここまで徹底した力業には舌を巻かざるを得ない。横溝正史得意の、顔を隠して復員した男を生かしたトリックが冴え渡っている。偶然も重なった複雑なトリックは読者が推理するにはハードルが高いが、破綻なく書き切ったのは素晴らしい。そして本格ミステリファン垂涎の「見立て殺人」の要素もあり、飽きさせない。一分のスキもない濃厚な力作と評価。 親族同士がいがみ合い、血で血を洗うおどろおどろしい設定だけど、「獄門島」などと同様、実際に読んでみると意外に怖さは感じられず、緻密に書かれた本格ミステリー的パズル要素の方が印象に残った。飄々としてユーモラスな金田一耕助の存在が大きく、やはり彼あってこその横溝作品だと再認識。 | ||||
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「犬神家の家名に対しても、私は捕虜になることを恥じたのです。それだのに、内地に帰ってみると・・」。 太平洋戦争直後の傷病兵や復員などの社会問題を道具立てとする鮮やかな発想にうなる。 こんなにも時代性と純情をはらんだ動機があるとは。 | ||||
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映画やドラマ版が好きで入った原作でしたが、個人的な感想はみんな可哀想の一言に尽きます。ヒロインの珠代が映画よりお転婆で利発的な所が描かれ、猿蔵との絆が良かったです。推理小説はあまり読まないのですが、軽妙でくどくなくてセリフもどことなくひょうきんでページを軽く進められる勢いでした。ただ、終盤でやっと出て来る美青年の深み、あの珠代が彼に惚れた所をもう少し描けたのではないかと思うぐらいあっさりしてたのが個人的に惜しく感じました。 | ||||
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古本なので、それなりてすが、価格が安い上、店舗を探す必要がないので、コストパフォーマンスが高く満足です。 | ||||
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市川崑監督により、2度も映画化された「有名な物語」の原作を 初めて読みました! 原作が先か?映画が先か?どちらにしても、ミステリーですから、 物語の骨子と犯人が分かってしまっているのは致命的です。 ボクの場合は映画が先で(それも何度も何度も観ました)、それ でつい原作をよむことが後回しになってしまいました。 映画と原作の違いはもちろんあります。どちらがどうということ は別にして、この本・・・やっぱりさすが横溝正史です。今読む と物語の背景になった終戦直後の日本の風俗や空気がよく伝わっ てきて、それだけにこの血なまぐさい事件に不思議な説得力があ るのがよく分かりました。 まだこの物語に出会ったことがない方・・・できれば「本」を先 に読むことをお薦めします。 本を読むことが面倒な方は、是非、市川崑作品を鑑賞して下さい。 | ||||
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颯爽とした明智小五郎と比べると金田一耕助というと体力では圧倒的に劣るという印象があります。 明智は様々な怪人を相手に常に超人的活躍をしていましたから、仕方がないでしょう。 ところが金田一が全く運動が苦手というのは間違いなのです。 この作品は金田一って意外とスポーツマンなのだということを教えてくれます。 溺れそうになるヒロインを救出するために手漕ぎボートを駆る有名なシーンがあります。 金田一の他にもあちらこちらから多くのボートが救援に殺到しますが、金田一のボートが一番に現場に駆けつけます。 遭難を発見したことが早かったことを差し引いたとしても、後発のボート群に追いつかれることなく一番乗りしたのですから、金田一のボートの腕前が標準以上だったということだと思います。 金田一はボートを漕ぐのが得意なのです。 もう一つはドラマ化や映画化の際にはカットされてしまうので、有名ではないのですが、スキーです。 いつものスタイルで颯爽とスキーの腕前を披露します。 東北育ちということでスキーには絶対の自信があるような発言もしています。 「獄門島」のような華麗なトリックは使われてないかもしれませんが、小さなトリックや錯誤の積み重ねが気持ちよい作品です。 「名探偵みんなを集めてさてといい」の場面もあります。 無駄がなく、「犬神家」の物語として重厚濃密なストーリーが語られます。 知名度では一番の作品ですが、知名度だけではなく完成度も高い作品だと思います。 | ||||
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