不死蝶

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不死蝶の評価:

3.68/5点 レビュー 25件。 B ランク

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平均点3.68pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全50件 41〜50 3/3ページ
No.10
(3pt)

小粒だが、埋もれさせるには惜しい作品。

本作品は、ブラジルの大富豪の養女にして帰国子女であるマリと、その謎の母親・君江をヒロインとして、信州の鍾乳洞をメイン舞台に繰り広げられる連続殺人と、金田一耕助による謎解きを扱った作品である。君江が23年前の殺人事件の容疑者・朋子ではないかとの疑惑を絡ませながら事件が進行し、また舞台が鍾乳洞ということから名作『八つ墓村』をも髣髴とさせるが、舞台設定が大がかりな割には小粒な作品である。
縦横に張りめぐらされた伏線は謎解きによってきちっと解き明かされるのだが、その伏線の張り方が浅く、また第1と第2の事件により容疑者がかなり限定され、とくに宮田文蔵が足跡を踏み消すなどしてかばい立てする犯人となると、2人しか考えられないことから犯人の意外性には乏しい。
それに、犯人は第2の事件において、いったいどうやって洞窟内の他の捜索隊に出会わずに古林の居所を突き止めて殺すことができたのか、非常に不可解である。少なくとも犯人の心理として、わざわざ捜索隊員たちに見られるリスクが高い機会を選んで犯行を犯すということは、非常に考えにくい話である。
とはいえ、ベスト10級の作品群には落ちるにしても、全体としてはなかなか読み応えのある作品である。
かつて1976年に『犬神家の一族』が映画化されて空前の横溝正史ブームを迎え、その翌年にテレビで横溝正史シリーズ第一期が、翌々年に第二期シリーズが放映されている。本作品はその第二期シリーズに放映されており、当然、放映作品は代表作ばかりのはずだが、なぜか本書は「金田一耕助ファイル」として復刊されておらず、このまま埋もれさせるには惜しい作品だと思う。
不死蝶 (春陽文庫) Amazon書評・レビュー: 不死蝶 (春陽文庫)より
4394395135
No.9
(3pt)

小粒だが、埋もれさせるには惜しい作品。

本作品は、ブラジルの大富豪の養女にして帰国子女であるマリと、その謎の母親・君江をヒロインとして、信州の鍾乳洞をメイン舞台に繰り広げられる連続殺人と、金田一耕助による謎解きを扱った作品である。君江が23年前の殺人事件の容疑者・朋子ではないかとの疑惑を絡ませながら事件が進行し、また舞台が鍾乳洞ということから名作『八つ墓村』をも髣髴とさせるが、舞台設定が大がかりな割には小粒な作品である。
縦横に張りめぐらされた伏線は謎解きによってきちっと解き明かされるのだが、その伏線の張り方が浅く、また第1と第2の事件により容疑者がかなり限定され、とくに宮田文蔵が足跡を踏み消すなどしてかばい立てする犯人となると、2人しか考えられないことから犯人の意外性には乏しい。
それに、犯人は第2の事件において、いったいどうやって洞窟内の他の捜索隊に出会わずに古林の居所を突き止めて殺すことができたのか、非常に不可解である。少なくとも犯人の心理として、わざわざ捜索隊員たちに見られるリスクが高い機会を選んで犯行を犯すということは、非常に考えにくい話である。
とはいえ、ベスト10級の作品群には落ちるにしても、全体としてはなかなか読み応えのある作品である。
かつて1976年に『犬神家の一族』が映画化されて空前の横溝正史ブームを迎え、その翌年にテレビで横溝正史シリーズ第一期が、翌々年に第二期シリーズが放映されている。本作品はその第二期シリーズに放映されており、当然、放映作品は代表作ばかりのはずだが、なぜか本書は「金田一耕助ファイル」として復刊されておらず、このまま埋もれさせるには惜しい作品だと思う。
不死蝶 (角川文庫 (3469)) Amazon書評・レビュー: 不死蝶 (角川文庫 (3469))より
4041304202
No.8
(3pt)

洞窟の話

「不死蝶」と「人面疽」の2編が収められている。
 いずれも金田一耕助の活躍する物語である。
 「不死蝶」はなかなか思わせぶりな物語。これだけレッド・ヘリングのきつい話も珍しいだろう。それだけに、結末の意外さがきわだってくる。
 また、横溝正史お得意の洞窟が出てきて、雰囲気も満点。
 「人面疽」は、奇怪な話かと思わせつつ、きちんと合理的な説明を付けてくる点が偉い。そのぶん、平凡に堕してしまったような感もあるが・・。
不死蝶 (1963年) Amazon書評・レビュー: 不死蝶 (1963年)より
B000JAJ5WA
No.7
(3pt)

洞窟の話

 「不死蝶」と「人面疽」の2編が収められている。
 いずれも金田一耕助の活躍する物語である。
 「不死蝶」はなかなか思わせぶりな物語。これだけレッド・ヘリングのきつい話も珍しいだろう。それだけに、結末の意外さがきわだってくる。
 また、横溝正史お得意の洞窟が出てきて、雰囲気も満点。
 「人面疽」は、奇怪な話かと思わせつつ、きちんと合理的な説明を付けてくる点が偉い。そのぶん、平凡に堕してしまったような感もあるが・・。
不死蝶 (春陽文庫) Amazon書評・レビュー: 不死蝶 (春陽文庫)より
4394395135
No.6
(3pt)

洞窟の話

 「不死蝶」と「人面疽」の2編が収められている。
 いずれも金田一耕助の活躍する物語である。
 「不死蝶」はなかなか思わせぶりな物語。これだけレッド・ヘリングのきつい話も珍しいだろう。それだけに、結末の意外さがきわだってくる。
 また、横溝正史お得意の洞窟が出てきて、雰囲気も満点。
 「人面疽」は、奇怪な話かと思わせつつ、きちんと合理的な説明を付けてくる点が偉い。そのぶん、平凡に堕してしまったような感もあるが・・。
不死蝶 (角川文庫 (3469)) Amazon書評・レビュー: 不死蝶 (角川文庫 (3469))より
4041304202
No.5
(5pt)

射水を舞台にした恐怖の事件

金田一耕助が登場する作品です。
射水の2つの裕福な家庭を中心にし、そのそばにある
鍾乳洞で奇怪な殺人事件が続発します。

今回は有名な「犬神家の一族」とは違い、
トリックもかなり複雑ですし、
重要なキーマンの生い立ち等もさらに複雑になっているので
犯人をはじめから推測するのは難しいです。

それと、金田一節もあまりないので、少々物足りないかもしれません。
不死蝶 (1963年) Amazon書評・レビュー: 不死蝶 (1963年)より
B000JAJ5WA
No.4
(5pt)

射水を舞台にした恐怖の事件

金田一耕助が登場する作品です。
射水の2つの裕福な家庭を中心にし、そのそばにある
鍾乳洞で奇怪な殺人事件が続発します。
今回は有名な「犬神家の一族」とは違い、
トリックもかなり複雑ですし、
重要なキーマンの生い立ち等もさらに複雑になっているので
犯人をはじめから推測するのは難しいです。
それと、金田一節もあまりないので、少々物足りないかもしれません。
不死蝶 (春陽文庫) Amazon書評・レビュー: 不死蝶 (春陽文庫)より
4394395135
No.3
(5pt)

射水を舞台にした恐怖の事件

金田一耕助が登場する作品です。
射水の2つの裕福な家庭を中心にし、そのそばにある
鍾乳洞で奇怪な殺人事件が続発します。
今回は有名な「犬神家の一族」とは違い、
トリックもかなり複雑ですし、
重要なキーマンの生い立ち等もさらに複雑になっているので
犯人をはじめから推測するのは難しいです。
それと、金田一節もあまりないので、少々物足りないかもしれません。
不死蝶 (角川文庫 (3469)) Amazon書評・レビュー: 不死蝶 (角川文庫 (3469))より
4041304202
No.2
(3pt)

お金持ち

横溝作品に付きものといえばお金持ち。旧家やら資産家やらが必ずといっていいほど出てくる。まあ貧乏人には財産争いなど関係ないし名探偵を雇う金もない。
本作に登場する鮎川マリはブラジルのコーヒー王の養女で世界的な金持ち。
氏が存命していればIT長者が登場する話しなんかも書かれたかもしれない。
不死蝶 (1963年) Amazon書評・レビュー: 不死蝶 (1963年)より
B000JAJ5WA
No.1
(3pt)

お金持ち

横溝作品に付きものといえばお金持ち。旧家やら資産家やらが必ずといっていいほど出てくる。まあ貧乏人には財産争いなど関係ないし名探偵を雇う金もない。 本作に登場する鮎川マリはブラジルのコーヒー王の養女で世界的な金持ち。氏が存命していればIT長者が登場する話しなんかも書かれたかもしれない。
不死蝶 (春陽文庫) Amazon書評・レビュー: 不死蝶 (春陽文庫)より
4394395135