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世界でいちばん醜い子供 Hymn For The Children



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【この小説が収録されている参考書籍】
世界でいちばん醜い子供 (講談社ノベルス)

世界でいちばん醜い子供 Hymn For The Childrenの評価: 3.00/5点 レビュー 2件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

この人の世界にヒロインはいない。

「記憶の果て」シリーズなどを書いた浦賀和宏の松浦純菜シリーズ最新作。(2007年4月現在)

これはまたすごい冒険しちゃったなぁという作品でした。
特にシリーズを続けて読んできた人には、ある意味で衝撃作なんじゃないでしょうか。

なんたって、これまでのシリーズでずっと第三者目線で天使のように描かれてきたヒロインが、あろうことか一人称の主人公で、おまけにいろんなぐちゃぐちゃしたこと考えいるのです。
言ってみれば、性格の悪いしずかちゃんが主人公の「ドラえもん」みたいなものです。
それ、どうなのって気持ちになります。
面白いけど、なります。

それと、いまで八木君の立場からずっと描かれていたので、なかなか入っていくのができませんでした。
ここのところ、シリーズの結末と合わせて次回作でどうまとめるのか。
うまくまとめてくれよ、という気持ちで期待しています。

※好きな作家の方のシリーズものなので、星は参考になりません。あしからず。

あとはちょっと思ったことを。
・女性を主人公にするのは難しかったのかなぁという気が少ししました。なんとなく、違和感あります。
・前作に出てきた謎の組織(?)の話はどうなったのでしょうか。今回、まったく出てきませんでした。
・この作品でシリーズ完結という噂だったのですが、あれは単なる噂だったのでしょうか。まだ完結してません。
・少し薄くなったのが非常に気になりました。安藤君シリーズのようにはなって欲しくないと心から願います。
世界でいちばん醜い子供 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:世界でいちばん醜い子供 (講談社ノベルス)より
4061825224

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