■スポンサードリンク
新宿鮫
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
新宿鮫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全143件 101~120 6/8ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『無間人形」を読んだときしょーもなかったんで、きっとこれは、私の感想を変えてくれるはず、きっとこっちはものすごく面白いのだ!だって、大沢在昌って、いかにも面白いものを書きそうな名前と顔じゃないか!と思ったのだ。今度こそはと思ったのだ。だって、とても評判良いから。 で、読み終わった感想……しょうもな。 なんでエロくないの? なんでどんでん返しがないの? なんで女がつまらないの? なんでトリックとか「おおっ!そうだったのか!」がないの? 推理小説じゃないの? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『無間人形」を読んだときしょーもなかったんで、きっとこれは、私の感想を変えてくれるはず、きっとこっちはものすごく面白いのだ!だって、大沢在昌って、いかにも面白いものを書きそうな名前と顔じゃないか!と思ったのだ。今度こそはと思ったのだ。だって、とても評判良いから。 で、読み終わった感想……しょうもな。 なんでエロくないの? なんでどんでん返しがないの? なんで女がつまらないの? なんでトリックとか「おおっ!そうだったのか!」がないの? 推理小説じゃないの? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
国家公務員採用'T種試験に合格し警察庁に入庁したキャリアだったが、 あるできごとを境に鮫島の出世の道は閉ざされる。ひとり悪に立ち向かう 鮫島・・・。そのキャラクターは充分魅力的だと思う。また、恋人の ロックシンガー晶、上司の桃井、鑑識の籔、銃密造の天才木津など、 どのキャラクターの個性もしっかりと描かれていて、この作品をより 面白いものにしている。ストーリーも全体的にテンポがよく、伏線も あり、しっかりと吟味されて描かれたものという印象を受ける。読んで いて頭の中に映像が浮かぶようだった。最後まで飽きることなく、心地 よい緊張感を味わいながら読むことができた。読後感も悪くなく、満足 できる作品だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
国家公務員採用T種試験に合格し警察庁に入庁したキャリアだったが、 あるできごとを境に鮫島の出世の道は閉ざされる。ひとり悪に立ち向かう 鮫島・・・。そのキャラクターは充分魅力的だと思う。また、恋人の ロックシンガー晶、上司の桃井、鑑識の籔、銃密造の天才木津など、 どのキャラクターの個性もしっかりと描かれていて、この作品をより 面白いものにしている。ストーリーも全体的にテンポがよく、伏線も あり、しっかりと吟味されて描かれたものという印象を受ける。読んで いて頭の中に映像が浮かぶようだった。最後まで飽きることなく、心地 よい緊張感を味わいながら読むことができた。読後感も悪くなく、満足 できる作品だった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1990年に刊行された作者の代表シリーズの第一弾。 タイトルからはガチガチのハードボイルドな警察小説をイメージしたが、 いざ読み始めるとものすごく親しみやすい主人公のキャラで先入観は一変。 新宿署防犯課の刑事、「新宿鮫」こと鮫島の切れ味のいい仕事ぶり、 そして爽快なスピード感に引き込まれて一気読みした。 エリート街道まっしぐらなはずが、その人間性がゆえにすっかり落ちこぼれ刑事になってしまった鮫島。 現役バリバリのロッカーの彼女を持ち、捜査の合間に彼女の歌を聴き、 歌詞を書くのを手伝い、そして一夜を過ごすとまた颯爽と現場に戻ってゆく。 これが男のロマンなのか・・・いやぁ、素直にカッコイイと思った。 サブキャラも個性豊かなうえに人間臭さがうまく滲み出ており、とても馴染みやすくて読みながら気持ちが良かった。 もっと彼らのことが知りたくなってしまったので、早速これからシリーズ読破しようと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1990年に刊行された作者の代表シリーズの第一弾。 タイトルからはガチガチのハードボイルドな警察小説をイメージしたが、 いざ読み始めるとものすごく親しみやすい主人公のキャラで先入観は一変。 新宿署防犯課の刑事、「新宿鮫」こと鮫島の切れ味のいい仕事ぶり、 そして爽快なスピード感に引き込まれて一気読みした。 エリート街道まっしぐらなはずが、その人間性がゆえにすっかり落ちこぼれ刑事になってしまった鮫島。 現役バリバリのロッカーの彼女を持ち、捜査の合間に彼女の歌を聴き、 歌詞を書くのを手伝い、そして一夜を過ごすとまた颯爽と現場に戻ってゆく。 これが男のロマンなのか・・・いやぁ、素直にカッコイイと思った。 サブキャラも個性豊かなうえに人間臭さがうまく滲み出ており、とても馴染みやすくて読みながら気持ちが良かった。 もっと彼らのことが知りたくなってしまったので、早速これからシリーズ読破しようと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
改造銃を非合法に製造してヤクザに卸している木津を「現行犯」で逮捕しようと 一人で追っていた新宿署の鮫島刑事。 捜査の経緯を説明した事で課長の桃井と打ち解けることになります。 ところが新宿署管内で起こっていた警官連続殺害事件の凶器が、木津の製造した改造銃だったことがわかり、一人きりだった筈が合同捜査本部に組み込まれての捜査にかわり身軽な捜査ができなくなってしまいます。 犯人の次の標的が「鮫島の恋人」だとわかったのは犯人が現場に向かった後で……。 主人公の鮫島刑事は、逮捕しようとした犯人に監禁されて殺されそうになったり、同期の本庁の刑事に執拗な意地悪をされたりして、タイトルで受ける印象よりもずっと親しみやすい人物です。 ほかに「エド」と名のる「警察マニア」の謎の人物を登場させ、 第三者から見た事件の切れ切れの様子と、鮫島の活躍を活写していて物語を入り込みやすいものにしています。 改造銃の職人を追う地味な聞き込みの場面から恋人を守り抜く大活劇まで、筋の面白さを堪能させてもらいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
改造銃を非合法に製造してヤクザに卸している木津を「現行犯」で逮捕しようと 一人で追っていた新宿署の鮫島刑事。 捜査の経緯を説明した事で課長の桃井と打ち解けることになります。 ところが新宿署管内で起こっていた警官連続殺害事件の凶器が、木津の製造した改造銃だったことがわかり、一人きりだった筈が合同捜査本部に組み込まれての捜査にかわり身軽な捜査ができなくなってしまいます。 犯人の次の標的が「鮫島の恋人」だとわかったのは犯人が現場に向かった後で……。 主人公の鮫島刑事は、逮捕しようとした犯人に監禁されて殺されそうになったり、同期の本庁の刑事に執拗な意地悪をされたりして、タイトルで受ける印象よりもずっと親しみやすい人物です。 ほかに「エド」と名のる「警察マニア」の謎の人物を登場させ、 第三者から見た事件の切れ切れの様子と、鮫島の活躍を活写していて物語を入り込みやすいものにしています。 改造銃の職人を追う地味な聞き込みの場面から恋人を守り抜く大活劇まで、筋の面白さを堪能させてもらいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
素人が評論家ぶって海外作家の誰それの作品と通じるものがあるとかどうとか語っちゃってるレビュアがいるようですが痛々しい限りです。レビュアとは、自分の感じたことをそのまま書けばよいのです。中途半端な知識をひけらかす場ではありません。感性から跳ね返ってきた感想をそのまま書けばよいのです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アー、よいものはよいと認め、もっと早く読んでおけばよかった。 このミス1988-2008ベストオブベスト国内編第5位。 読んだ感じでは、もっと上でもいいんではないかなと思う。 ありがちな設定ではあるが、キャラ立ちがいい。 スピード感とテンポもよく、読んでいてだれることがない。 納得の一冊。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
アー、よいものはよいと認め、もっと早く読んでおけばよかった。 このミス1988-2008ベストオブベスト国内編第5位。 読んだ感じでは、もっと上でもいいんではないかなと思う。 ありがちな設定ではあるが、キャラ立ちがいい。 スピード感とテンポもよく、読んでいてだれることがない。 納得の一冊。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
だけでも高く評価できるだろう。 「このミステリーがすごい! 2007」の「ベスト・オブ・ベスト座談会」にて1位に選ばれた作品で、いうまでもなく作家・大沢在昌の出世作だ。 警察マニアの「エド」、鮫島の恋人・晶、桃井、藪や香田など、サブキャラが充実し、なおかつ彼らが文字の中で「人間」として存在している。「新宿鮫」が多くの人に衝撃を与え、なお今でも忘れられていないわけだ。 文章、プロットに漲る緊迫感。まさにこれは新鮮なものとして今の読者にも読まれることだろう。 見所、いや読み所はなんといっても全部!といってもいいが、特に、というならばやはりラスト。340ページくらいからクライマックスへの「序章」があり、そこから一気に(まさにジェットコースターのように)最後の一行まで突き進んでゆく。 大沢作品群の中心線の第一作にしてシリーズの中で一段と輝いているのが本書だろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
だけでも高く評価できるだろう。 「このミステリーがすごい! 2007」の「ベスト・オブ・ベスト座談会」にて1位に選ばれた作品で、いうまでもなく作家・大沢在昌の出世作だ。 警察マニアの「エド」、鮫島の恋人・晶、桃井、藪や香田など、サブキャラが充実し、なおかつ彼らが文字の中で「人間」として存在している。「新宿鮫」が多くの人に衝撃を与え、なお今でも忘れられていないわけだ。 文章、プロットに漲る緊迫感。まさにこれは新鮮なものとして今の読者にも読まれることだろう。 見所、いや読み所はなんといっても全部!といってもいいが、特に、というならばやはりラスト。340ページくらいからクライマックスへの「序章」があり、そこから一気に(まさにジェットコースターのように)最後の一行まで突き進んでゆく。 大沢作品群の中心線の第一作にしてシリーズの中で一段と輝いているのが本書だろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
と洋物好きなわたくしが初めて感じた作品。強固な正義感と、ロックな恋人と、渋く強い上司と、新宿の闇を駆け抜けるスピードと、一気に読み上げた後の感動が忘れられない。読み始めると寝られませんよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
15年ぶり2度目の読破! やはり面白い。サブスト−リ−として、警察お宅を持ってくるところが、一ひねりと言う感じで気に入っています。 時代的に、メインスト−リ−の落ちなんかが、今の若い世代にはピンと来ないところもありかもしれないが、それは15年前の作品としてご理解を。 晶とのロック談義なんかの表現は、元バンド経験者として恥ずかしい表記が多々あり、その辺の表現をもう少し言葉を選んで欲しかったとは思います しかしながら、9作を生み出す人気シリ−ズの原点であり、記念碑的作品であると思う | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
15年ぶり2度目の読破! やはり面白い。サブスト−リ−として、警察お宅を持ってくるところが、一ひねりと言う感じで気に入っています。 時代的に、メインスト−リ−の落ちなんかが、今の若い世代にはピンと来ないところもありかもしれないが、それは15年前の作品としてご理解を。 晶とのロック談義なんかの表現は、元バンド経験者として恥ずかしい表記が多々あり、その辺の表現をもう少し言葉を選んで欲しかったとは思います しかしながら、9作を生み出す人気シリ−ズの原点であり、記念碑的作品であると思う | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今年になって新宿鮫シリーズを読み出したのですが面白いです。 きっかけはこの第一作目の映画化されたものを観たことでした。 すでにストーリーはわかっていたのですが、このさきどうなるのか気になって一気に読んでしまいました。 木津要というキャラクターは凄く個性があり印象に残る人物です。主人公だけでなく敵役にも人物があるところが魅力であると思います。 そして鮫島と晶、桃井がとても人間臭く描かれている。出てくる人すべてに血液の流れた人間を感じるから面白かったのだと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今年になって新宿鮫シリーズを読み出したのですが面白いです。 きっかけはこの第一作目の映画化されたものを観たことでした。 すでにストーリーはわかっていたのですが、このさきどうなるのか気になって一気に読んでしまいました。 木津要というキャラクターは凄く個性があり印象に残る人物です。主人公だけでなく敵役にも人物があるところが魅力であると思います。 そして鮫島と晶、桃井がとても人間臭く描かれている。出てくる人すべてに血液の流れた人間を感じるから面白かったのだと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
言われるまでもなく、鮫島はヒーローである。警察の体制派からはみ出たキャリアで、パンドラの箱を抱えながら、己の信念に正直に生きている。鮫島についての記述を拾えば拾うほど、自身に後ろ暗さのない「清潔なカッコよさ」なのである。 物語の舞台は、表面的にはとても狭い範囲なのだが、日常生活からは隔絶された深い暗部が描かれている。シリーズの別の巻のレビューでも書いたが、非現実と現実が絡み合った、身近な遠い世界を描き出しているように思われた。 気になる点その1は、重要人物ほど姓名のどちらかが不詳。別の意味で気になる点その2は、大沢氏の作品は、喫煙者が多い、ということ。前者は好奇心で、後者は最近の風潮で気になる。(あとひとつ、携帯電話にというか携帯連絡手段に時代の流れを感じるかも。) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
言われるまでもなく、鮫島はヒーローである。警察の体制派からはみ出たキャリアで、パンドラの箱を抱えながら、己の信念に正直に生きている。鮫島についての記述を拾えば拾うほど、自身に後ろ暗さのない「清潔なカッコよさ」なのである。 物語の舞台は、表面的にはとても狭い範囲なのだが、日常生活からは隔絶された深い暗部が描かれている。シリーズの別の巻のレビューでも書いたが、非現実と現実が絡み合った、身近な遠い世界を描き出しているように思われた。 気になる点その1は、重要人物ほど姓名のどちらかが不詳。別の意味で気になる点その2は、大沢氏の作品は、喫煙者が多い、ということ。前者は好奇心で、後者は最近の風潮で気になる。(あとひとつ、携帯電話にというか携帯連絡手段に時代の流れを感じるかも。) | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!