■スポンサードリンク
カタコンベ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
カタコンベの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.74pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
レビューは他の方が十分に酷評されている通りだと思う。 数頁ずつ飛ばして読んでも、あまり進捗は変わらないので、 短時間で読める。 ケービングのようだが、専門用語を適度にちりばめて、会話も 高校の山岳部レベルかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ケイビイング、を初めて知った。これまで数あるミステリー作品を読んできたが、洞窟内でのハラハラする展開は先が気になって一気読みさせられた。 犯人探し自体はさほど難しいものではなかったが、展開の妙には揺さぶられた。 最後、エピローグ的な話が続くことを期待したが、モヤモヤの残るラストは残念であった。 もちろん色んな意見があるかもしれないが、私は後日談が欲しかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なぜか乱歩賞は題材+ミステリーという作品がが多く、これもそんな一冊 ケイビング部分は非常に楽しめたが、ミステリとしては三流以下 冒頭の部分も本編とは無関係と肩透かし 乱歩賞作品をそろえている人以外は、あまり買う意味がないかもしれない | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これは洞窟が持つ謎に加えて、 いくつもの謎をちりばめながら物語が進んでいきます。 洞窟内に残された、過去の探索の形跡は? こんな悪天候にもかかわらず、調査が強行されたのはなぜか? 調査隊に潜んだ殺意はだれのものか? 少しずつ謎が明らかになるにつれ、 カタコンベというタイトルがつけられた意味も明らかになってきます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ケイビング(洞窟探検)という素材は新鮮だが、その内容は、過去に 傷を持つ男がウジウジするという、乱歩賞ではお馴染みの展開である。 まるで乱歩賞の応募規定になっているかのようで、何作も乱歩賞作品 を読んでいると、いい加減にしてくれと思いたくなる。 話自体は『ホワイトアウト/真保裕一』に似ていると思った。 洞窟探検というとなんとなくワクワクする。 題名は忘れたが江戸川乱歩の作品に洞窟を探検する話があって、 子供の頃ワクワクして読んだ記憶がある。 この作品にも確かにワクワク感がある。 それがこの作品の最大の売りだろう。 しかし、それ以上に、あまりにも荒削りというか未熟であり、 多くの欠点がある事も事実である。 ミステリーとして読まず、冒険小説として読んだ方が良いだろう。 素材自体は面白いので、書ける作家が書いていたら、もっと面白い話 になっていただろうという気がする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
盛り込みすぎたためか、TVのサスペンスドラマみたいな内容ですね。 ・ケイビング経験のない女性をチームに入れる(主人公と絡む配役をそろえたいだけ) ・主人公が危険を犯して救助に行き、それなりの危機の後、あまりにもあっけなく合流する ・途中までどのような人がチーム員として加わるのか、知らなかった、などありえるの? ・遭難者の飼い犬が… ・安易な殺人動機 読みやすいのですが、一つ一つの出来事の突込みが浅くて、2時間のTVドラマを見ているような内容でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
洞窟探検=ケイビング、そこを調べるケイビングダイバーという一般的にあまり知られていない世界を取り上げた視点は面白い。作品のスピード感もまずまず。ただ1つ1つの文が雑で、緊張感を削ぐ場面が目に付いた。序章にあたる部分が本文に相応しくないと感じたし、ニホンオオカミを使ったメリットもよくわからない。謎といえるほどの謎もなく、「ともかく読み終えた」という印象だけが残った。次回作に期待したい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
江戸川乱歩賞受賞作として期待して読ませてもらいました。確かに荒さや登場人物の動機設定など、いまいちなところもありましたが、テンポよく進み、適度なストーリーのひねりなどは好感が持て、非常に読みやすい文体、年齢の割には良くかけていると思います。 ただその年齢のせいか、どうも映画を意識したような場面が多々ありすぎて、文章という面白さから見ると少し弱いかなというところ。 しかし、この乱歩賞は過去の受賞者の中からは大化けした作家先生が多数居られますので、次回作、いやもう数作は期待して待っていましょう。 私は知識はそんなに豊富でないので、タイトルのカタコンベの意味を知りませんでした。途中に知らされてなるほどと思い、ネーミングセンスはまあまあかなと。 しかし、このプロローグは物語のスタートとしてはちょっとずれてないかと感じましたね。後々あんまり意味を持ちませんので・・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーの割りに犯人探しの楽しさやトリックが少なかったと思います。ストーリーの殆どが洞窟の中という状況は魅力的であり、ケービング等に日頃から全く興味が無い自分でも楽しく読む事が出来ました、残念なのは、特殊な状況ゆえにもう少し複雑な展開も出来たのではないかと思われる所です。ハリウッド映画のような展開は若い筆者ならではだと思いますからもう少しストーリーをきめ細やかにして貰えばもっと楽しく読めたのではないかと思います。次回作に期待! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
子供の頃に、洞窟探検とかでワクワクした事はないですか。これは、そのワクワク感を取り戻してくれる一冊です。洞窟探検とミステリーが重なればこれはもう面白くないはずが無い。そんな気持ちで手に取った一冊でした。事件の発端は、洞窟探検に興味をもつ、2人の若者が探検した洞窟で一人が洞窟内で事故で亡くなったのがきっかけでした。この先は読んでからのお楽しみにしましょう^^ちなみに、カタコンベは地下墓地という意味で、ローマのものは有名です。何故、このような題名がついているかは読み終わって納得されるはずです。選考委員の評にあるとおり、荒削りな部分もある作品ですが、彼の次回作に期待しましょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
プロローグの緊張感のあるスタートから、何故にあのようなEDをむかえてしまうのか?さして重要かつ意味のない人物にページをとり過ぎる。また、プロローグで登場したあの緊迫感はいったい何処に言ったのか。最後の書評でも書かれていたように、もっとサプライズな展開にしても良かったと思う。すべての人物に対して尻切れトンボのような気がしてならない。が、しかし、確かに「この先もしかして・・・」といった期待感が読書のスピードを速めたのは確かであり、この先の著作を私としては期待しているので星は3個で落ち着きたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
乃南アサ氏が言われるように、確かにワクワク感がありました。パニック映画を見るように、軽く一気に読めたのは確かです。しかし、疑問点も山ほどあります。ところどころ、登場人物の心理を理解できない部分があり、作者から押し付けられていると感じる時があります。伏線の張り方もひねりが足りず、驚きにつながりません。ミステリー慣れしている人には先が読めてしまいますね。ストーリーの進め方も強引な部分が目に付きました。たった1丁の拳銃を警察が追ってくる設定は正直「?」です。もしかすると、復讐劇はない方が良かったかもしれませんね。枚数制限ありのデビュー作ということを考えれば、見どころはありました。ところで、ポーズをつけた作者の写真を丸々1ページ挿入する出版社のセンスはどうなのでしょうか。作者ご本人の希望だとしたら痛いですね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
乱歩賞作品だが、ミステリーというよりはエンタメの要素が強い作品。物語の大半が密閉された洞窟の中で展開する異色の冒険サスペンスである。作者は24歳ということだが、かなりハリウッド映画の影響を受けていると思う。大筋のストーリーとか幾つかのエピソードがどこかで観たことのある映画を思い起こさせた。そういう意味で、オリジナリティは薄いかもしれないが、そうした雑多な素材をベースに作品を書き上げた構想力と描写力には確かな力量を感じる。また、ケイビングというあまり知られていないスポーツ?に脚光を浴びせ、一種の情報小説として楽しめた。ただ、弱いのは人物描写で、登場人物のすべてがうすっぺらで物足りない。まるでできのよくない2時間ドラマとかB級映画にでてきそうなキャラばかりで、アクション中心といえど、この中のひとりでもふたりでも惹きむような力があれば物語にもっと厚みがでたと思い、残念だった。そのせいか、話に盛り上がりはあるのだが、予定調和のように収束してしまい、最後に感動するというところまでには至らなかった。これが若さということだろうか。そこは、次回作に期待したい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!