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金雀枝荘の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
金雀枝荘の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 21~28 2/2ページ
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わたしとしては”館もの”は久しぶりに読みました。 密室だったり、限られた登場人物の中に犯人がいると言った設定はありがちなのでしょうが、 やはり面白く読みました。 皆で討論する辺りのくだりも良かったですが、 エピローグにあたる第六章の謎解きも良かったです。 最後の最後にも新発見があり、驚きのラストでした。 本編は読んでいただければ面白さがわかるとして、 興味深かったのが、あとがきと解説です。 少し前の作品ですから、著者の当時の様子を知ることができるあとがきは貴重ですね。 宮部みゆきさんが今邑さんの作品が好きだというのは、 何かの本で読んだことがあったのですが、 他にも熱烈なファンがいたんですね。 辻村深月さんの熱っぽい解説も面白かったです。 | ||||
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復刊である、館ものの正当派推理。 凄惨な事件ではあるが、警察に代わって、探偵役を果たす人物が用意されていて、 トリックを一つ一つ解き明かしながら、真犯人へと迫ってゆく、少し時代を感じる推理作品。 物語は、真犯人を推理するという一点にしぼられて書かれているので、明快で、爽快感すら伴う。 著者である今邑彩氏は、私の特に好きな作家で、出版されている作品はすべて読んだ。 「よもつひらさか」「蛇神四部作」「明日の朝に」といった、独特の世界を展開する著者であるが、最近は新作を見ない。 本書の巻末に配されている、著者による復刊あとがきを読むと、そのあたりの出版界の事情が推察される。 つまり、ウリとなる、魅力ある探偵キャラなどのアイディアが、当時は不足していたらしい。 私は、著者の構築する世界が、殊の外好きだ。 「明日の朝に」が書かれた時点では、著者は体調を壊されていたらしい。 お身体を大事にされて、もう一度、新しい構想の作品を、我々の前に提供していただく事を熱烈希望します。 何だか、ファンレターの様なレビューになってしまった。 | ||||
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閉ざされた屋敷内で起こる連続殺人事件。 密室の謎解きと,犯人の割り出しを,緻密な論理で解決。 ミステリーでは,毎度のお決まりなパターンだが,なかなか満足のいくトリックと舞台設定を描いた作品に出くわすことが出来なかったが,この『金雀枝〜』は納得。 プロットのアラが無く,最後にすっきりと落としてくれる。 最後まで,緊張感を持続出来る物語の展開と,知らずと感情移入してしまう登場人物の描写はおみごと。 久々『館もの』での大当たり。 | ||||
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はるか70年も昔に起きた3人の死の惨劇。そして1年前に起きた6人の死の惨劇。 呪われた館で起きた事件を解明しようと集まった関係者たちにまたも恐怖が訪れる。 「館もの」で、「グリム童話」の見立てがあって、スリリングな展開の内に見事な「どんでん返し」も決まって、質の高い本格ミステリーです。 | ||||
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はるか70年も昔に起きた3人の死の惨劇。そして1年前に起きた6人の死の惨劇。呪われた館で起きた事件を解明しようと集まった関係者たちにまたも恐怖が訪れる。「館もの」で、「グリム童話」の見立てがあって、スリリングな展開の内に見事な「どんでん返し」も決まって、質の高い本格ミステリーです。 | ||||
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殺人事件のあったのろわれた館に、持ち主の子孫たちがやってくる。謎の解明か、はたまた「封印」をとくためか…。ドイツの姫君を祖母に持ついとこ同士が新たな事件に巻き込まれる。招かれざる客ははたして何の関係もないのか?舞台にしたらとてもはえるストーリーとトリックの秀逸さ、人間の悲しさ、おろかさ、そしてたくましさを描ききる作者の慈味あふれる表現力。豪華な設定もあいまって、楽しめる、いい作品です。「再生」があるのもいい。 | ||||
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六人の人間の死があった呪われた館に、ふたたび三人の人間が訪れたところから、物語は始まります。三人の他にも、従兄弟や彼が連れてきた霊感少女やら、館の写真を撮っていた自称ライターの男やら、どこか怪しい雰囲気を持った人々が登場し、彼らによって、過去と現在を通じて、この館にある秘密が暴かれていきます。作者の今邑先生の、素晴らしい仕掛けにより、一度読み終わった後でも、またもう一度最初に戻って読み返したくなる、そんな素晴らしいミステリーです。ミステリーや、館モノの話が好きな方は一度、読んでみてはいかがでしょうか? | ||||
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六人の人間の死があった呪われた館に、ふたたび三人の人間が訪れたところから、物語は始まります。三人の他にも、従兄弟や彼が連れてきた霊感少女やら、館の写真を撮っていた自称ライターの男やら、どこか怪しい雰囲気を持った人々が登場し、彼らによって、過去と現在を通じて、この館にある秘密が暴かれていきます。作者の今邑先生の、素晴らしい仕掛けにより、一度読み終わった後でも、またもう一度最初に戻って読み返したくなる、そんな素晴らしいミステリーです。ミステリーや、館モノの話が好きな方は一度、読んでみてはいかがでしょうか? | ||||
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