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ルームメイト
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ルームメイトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.34pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 61~70 4/4ページ
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ちょっと内容がうすいかなあ。 なぜ、今こんなに売れているのでしょうか!? おもしろかったけど、 帯文のおかげで買ったけど、裏を読もうとしすぎて 途中でわかってしまったのが残念。 今邑さんのは『鋏の記憶』がどんでん返しとして おもしろかった記憶があります。 | ||||
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多くのレビューの通り、謎めいた設定で一気に読ませる。 ただ、後半、多重人格によって肉体的な変化が起こる シーンがある。多重人格でそのような変化が起きるなら エステも美容整形も真っ青である。この点、医学知識を 引いて説明すれば現実感がでると思うのだが、どうだろうか? 佐野洋に「透明受胎」という作品がある。古い作品だが、 こちらも肉体的変化が扱われているが、当時の最新医学知識 を盛り込み、説得のいく作品に思える。 トリックなど実に凝った作品だが、このくだりでついていけなくなった。 これが評価を3つにした理由である。 | ||||
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書店で、「まんまと騙されました」という帯に惹かれて購入しましたが、 予想を裏切ってはくれませんでした。モノローグ4を含めて。 取り扱っている題材も 古めかしいというか、もはや語り尽くされすぎたゆえの禁じ手というか…。 10年以上前に発行されたし、しょうがないのかな? 話題のものを取り扱った作品ほど、10年後に「今更なに?」と思われるんですね。 | ||||
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と、いう書店の売り出し文句につられて思わず買っちゃいました。 どう騙してくれるんだよ(笑)と思いながら楽しく読めた。 少し厚めの文庫ですが、続きが気になって気になって「あっ☆」と言う間に読めます。 それほど、面白い! ただ真犯人は結構早い段階で判ってしまいますが。 ・・・と、思いつつ読み進めて行って、途中「えっ??そうだったの??・・・確かに騙された???」と 思う場面があり、「え〜〜〜〜っ。ホントに〜〜〜〜??」と思って続きが気になったのかもw でもやはり真相は最初の予想通り。 ああ、そう言う意味でなら、確かに騙されたかもしれん・・・。 上手です。そう思わせる文章は流石。 ネタバレするとこれから読む人の楽しみが半減しちゃいそうなんですが、解離性同一障害について認識のある 方が読むと面白さ倍増かもしれません。 あ〜なるほど、だからあの時ああだったのね、とか。 この文庫版だとモノローグ4の前に一旦物語が中断し?作者から「後味悪いのが好きな方はこの先を読んでね!」 とのお話がある。特段後味悪くないですw予想通り。此処があった方が話しが締まる。 是非ハッピーエンドのまま本を閉じずに最後まで読んで頂きたいと思います。 | ||||
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ミステリーの中で、死んだはずの人が犯人だったとか、殺人と思われていたものが自殺だったとか、探偵役が犯人だったとか、変化球的な作品は良くありますよね。そういった作品は概して「馬鹿野郎!」と叫びたくなる場合が多いのですが、この作品は着眼点が優れているので、非常にスマートで納得できる変化球作品です。ミステリーファン必読の書と言えるでしょう。 しかしながら、最終部が邪魔です。折角さわやかに納得して読み終わろうとしているのに、それを許してくれません。読了した人には漏れなく、ミステリーの主軸なようでただの蛇足に過ぎない嫌な気分(まぁホラー作品的な読了感と言えるでしょう)をプレゼントしてくれます。 これが無かったらかなり優れた作品だと思うのですが、蛇足があるために読まなければ良かったとさえ思ってしまいます。ミステリーファンの皆様、覚悟してお読み下さいませ。 | ||||
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女子大生のヒロインのルームメイトが突然失踪し、それと関る殺人事件が発生する。ヒロインがその謎を追ううちに、ルームメイトが多重人格者だった事が分かる。果たして事件の真相は...。 話の途中までで事件の骨格が明らかになり、作者が多重人格者のある人格を"恣意的に"発現させたり、消滅させたりするのを読んで、結末が容易に予測できてしまった。 多重人格というものを安易に乱用し過ぎたせいだと思う。むしろルームメイトを性格が奇矯な普通の女性に設定しておいて、最後に"切り札"を出した方が効果的だったのではないか。結末の意外性が勝負の作品だけに余計そう思う。 | ||||
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今邑彩さんはデビュー作からずっと読んでいます。本格推理小説の女流作家では、ベスト3に入るくらい好きです。今回文庫化された『ルームメイト』を読んで、こういうのも書いてたんだ、と思いました。帯にサイコ・サスペンスと書いてあったので、今までとは違うのかなと期待して読みました。殺人事件が起き、ルームメイトが失踪したという時点で、大体予想してしまったのですが、読み進むうちにこれはわたしの予想と違う方へ行くのかも、と思った。結局最後には犯人がわかるのだが、意外な犯人でびっくりした。そっちか、と思いました。 しかも、第3部が終わったらノベルズにあったモノローグ4を封印しますと書いてあるではないか。ラストがあるのだが後味が悪いという。気になる。読まずにはいられない。ああ、衝撃のラストが! | ||||
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今邑彩の作品は数多いが私が読んだ中では一番面白かった。 まず、何といってもでてくる人たちの描写が(脇役の人たちも含めて) 細かく魅力的にできていると思う。すらすらよめてしまうのに なんともいえない怖さもあってひきこまれてしまう。 面白い本は残っているページ数 がすくなくなればなるほどこれしか残ってないとがっかりさせられる。 そういう面白さがこの本にはあるんじゃないかと思う。 | ||||
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本書はフィクションだという事を自分に言い聞かせながら読まなければやりきれない。それくらいえげつない内容ではあるが、同時に多重人格における犯罪の裁判に対して、一定の問題提起もなされている。着想は大ベストセラーになった多重人格を描いたダニエル・キイス著「24人のビリー・ミリガン」から発していると本文中で何度も明記されている。ただ、多重人格は世界でもごく数十例しか確定診断されていない極めて希な人格障害であり、精神病理学的にも未解明な点も多い。この事に正面から取り組む著者の姿勢には敬意を表する。 この種の物語は予想も出来なかった方向に展開してゆくのが常で、本書も例外ではない。本書の場合は病的な人格障害がからんでいるので、より複雑だ。ただ、何度か「声が聞こえる(つまり幻聴?)」というエピソードがあるが、これは多重人格に伴う病的な現象なのか?または作品の構成上の事象なのか?は理解しにくい。しかし、独特な恐怖感が全体を包む。 本書はフィクションではあっても、不思議な現実感を伴う。 | ||||
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すでにお気に入りの作家さん。やはり期待を裏切らない展開でした。複雑そうな人間関係が、少しずつ一本に繋がっていく……。読了後にタイトルの本当の意味がわかる。そしてそれに納得し、また恐怖が残る……。 | ||||
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