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ルームメイト
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ルームメイトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.34pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 21~40 2/4ページ
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中古なので、購入にあたり心配していましたが、とてもいい状態の本でした。お安く購入出来て満足です。 | ||||
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突然失踪したルームメイトには4重生活をしていた秘密があった。 一方で起こった外国語学校校長殺人事件。 その捜査の中で、ルームメイトの名前が浮上してくる。 想定通りの結末に向かっていくと思いきやのどんでん返し。 読者を良い意味で裏切ってくれた。 もっとコンパクトにまとまったのではとも思えるが、ミステリーの良作。 文庫だけに収録されているモノローグ4は蛇足感もあるが。 これはこれで楽しめる。 | ||||
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帯を見てなかったおかげか、まっさらな気持ちで読めたので、普通に面白かったです☆ 単純な性格のおかげもあって、普通に騙されて、犯人にもビックリしました(笑) ただ、多重人格の話なので、嫌いな人もいるかもしれないですね。 | ||||
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今邑彩さんは短編、中編が素晴らしく面白くて、日本でも屈指の短中編の名手だと思っているのですが、長編は、うーん。これで2作読んでみましたが、どちらも人物造形に短編小説向けのような浅さがあり、物足りませんでした。この小説では視点がころころと移り変わることもあって、どうも登場人物に深みがないぶん、小説も薄味になってしまったような。ストーリー作りはうまいだけに残念な気がしました。 | ||||
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多重人格を本格ミステリーで使うのは駄目だろ。刊行された15年前ならともかく、今読むとかなりきついものがある。途中まではまあまあだが、後半が俄然つまらない。後味も全く悪くないしあとがきはいらないだろう。 | ||||
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オチありきで構成されている感じが否めない。 その為キャラクター設定や不自然で強引な展開に突っ込みどころが満載。 多重人格という設定を作者自身が扱いきれず振り回されている。 彼は長々と石のウンチクを語る必要があったのか??? 犯人探しや謎解きだけがミステリーではないと考えさせられた作品。 | ||||
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他の方々のレビュー同様、帯に釣られ購入しました。 読み終えた後は正直、落胆の感が否めません。 犯人に関しては[第一部]で大体読めます。 [モノローグ2]に至っては確信を得るでしょう。 然し、[モノローグ4]は私には理解出来ませんでした。 いつ、どこで、なぜ生まれたのか分かりませんし、あの様なラストでは『ミステリー』と呼ぶより『世にも奇妙な〜』と位置付けした方が良いと思います。 また作中では、登場人物の台詞が異様に長く、読んでいる内にたるんできます。 もう少し上手な表現方法を用いた作風ならば、印象も変わっていたかもしれませんが…。 とは言え、つまらない作品よりは面白いと思いますので、「意外な結末」を想像せずに一読されたならば、楽しめるかと思います。 | ||||
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良かったです! 読み終えてからここのレビューを見てちょっとビックリでした。結構皆さん早い段階で先がよめてつまらなかった的な内容だったので……… 私は小説でミステリーを読むことがあまり無いからか、途中そこそこに先が見えちゃったり、意外に裏切られたりを繰り返しながら、最終的に『こうきたか!』というような展開で、一気に読みふけりました。 多重人格がテーマの一つになっているので、多重人格障害についての予備知識が皆無だとイマイチリアリティに欠けすぎてて(小説なのでリアリティはいらないんでしょうけども)飽きちゃうかもという印象。若干無理があるような設定もありますし。ホラーテイストだったり、ゾクッとするような描写もあるといえばありました………。 とはいえ、複雑な内容のわりに人間関係がゴチャゴチャになりすぎず、読むのが面倒にならなかったのは文章が読みやすかったからではないかと思います。どちらかというと長々と登場人物の容姿や周りの風景を描写されるのがちょっと苦手なもので………悪くいえば文章がお粗末ということになるのかもしれませんが、私のような初心者にはわかりやすくて良かった。 元の評価が高いだけに必然的にハードルが上がっているのだとは思いますが、難しく考えず軽い気持ちで手に取ってみてはいかがでしょうか?ラストも賛否両論ありますが、このモヤモヤ感も許せる範囲なので。個人的には見事に最後までドキドキしながら読めましたので、満足です。他の作品も読んでみようと思ってます。 | ||||
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このネタを使えばどんな展開も可能ではないか、 そんな憤慨が体を駆け巡る。 サッカーならば手に当たって入った1点で試合に勝ったような、反則スレスレの技法。 しかしハンドを使おうが、欧州のサッカーが面白いように、 この手の話も面白い。 この作品もグイグイと引き込まれ、巧さとイヤラしさが鼻についた。 この小説家の別の作品も読んでみよう。評価はそれからだ! | ||||
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難しい表現がなく、主人公の少年もまっすぐな性格で、読書中はストレスを癒してくれた。 また、あっと驚く意外な結末で結末のシーンは今でも頭から離れられない。 この著者の他の作品も読みたいと思った。 | ||||
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まず、パズラー向けな推理小説ではないと思います。 謎ときも途中でそうだろうな、と解ってしまう形ですし。 ですが、ミステリー本としては十分面白いです。 内容も構成もさくっと読めて楽しめます。 だけど、帯の「意外な…」は無いです。(;'Д`) モノローグ4は完全に蛇足。 後味がどうとかいう以前に、無理やり取ってつけたような内容なので、 理由づけが破綻してる気がして仕方ない。 | ||||
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この作品は読み手を選ぶ…というか、選り分けてしまう作品だと思います。 まず、いわゆるミステリ好き(特に、綾辻・有栖川作品が大好き)っていう人達には途中で結末が分かってしまうと思います。伏線が上手く隠れていない、登場人物の数が少ない、登場人物の言動が露骨、等の理由により、かなりの方は予測できてしまうのではないでしょうか? ということは、いわゆる『最後の一撃』系を好む方や、緻密な描写の中で上手く隠された伏線を探す、といったミステリを好む方には向かないかと考えます。 サスペンスが好きな方には悪くないかと思います。ただ、物語の中核をなしているある現象(というか病気)に関する扱いが、読者の大多数を納得させられるレベルには達していない(と私は感じた)ので、その点については言及しておきたいところです。有り体に言えば、スッキリと納得できません(笑) この手の話を書くには、圧倒的な文章力と構成力、微に入り細に渡るリサーチが必須かと思いますが、それらに甘さが見えます。 よって、この評価。 | ||||
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帯買いでしたが、ミステリーが好きな方ならもう一工夫ほしいところだと。 中盤ぐらいまでは「まあまあ読ませるなぁ。」という展開。 後半、そして「後味が悪い」といわれる最後も、なぜ『彼』が彼女の中に 存在してしまったのか釈然としません。 私が読みきれなかったのでしょうか・・・その理由がわかれば もっと「後味が悪い」のを楽しめたのかなぁ。 | ||||
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話自体は上手くまとまっていて最後まで一応楽しく読めました。 10年以上も前に書かれたのなら尚更そう感じます。 ただ、帯の「まんまと騙された・・・」の売り文句のせいで、 "最後の最後でどんでん返しが来る、"と期待したのに、読み終わって、 オチが、3部の前半で丸見えだったと気付かされ、消化不良に終わりました。 また、3部とモノローグ4の間にある、作者自身のいらぬコメントも帯と 同じく期待値を大げさに上げてしまって、本来なら良い印象を受けた?であろう オチの印象をぼやけさせてしまっている。 モノローグ4に関してはそれまでの内容の中に伏線らしきもものが、 ほとんど見当たらなかったので、取ってつけた印象を受けます。 多重人格設定の小説のオチとしては平凡でしたし。 期待値を上げすぎたことに対するマイナス方向のギャップのせいで ちょっと損した感の残る小説でした。 | ||||
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なかなか。全然予想もせぇへん内容と展開やった。怖かった。身震いした。「多重人格者」。この手の話しにはまだ免疫が…サスペンスてかホラー的な印象を受けた。 モノローグ4はもちろん読んだけど…あれは…健介が言った「声」が、春海の中の「工藤という別人格」の声やったってこと?ピント来こんくて、全然衝撃のラストて感じせんかった。てか、武原が殺されても何で工藤は平然としとったんやろ…工藤も謎。私はずっと工藤を疑ってたんやけどなぁ〜 | ||||
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初めてこの種の話を読んだ人はびっくりするでしょうが、ひねくれたミステリを読みなれた人なら、すぐに犯人の予想がつくでしょうし、二重底の結末もそれほど驚きは無いかもしれません。 しかし、物語の構成や文章がこなれており、無理なく読ませてくれる作者の職人技がしっかりしているので、面白そうなミステリを探している人に安心して進めることが出来ると思います。 またミステリに慣れたすれっからしの読者も、読んで損にはならないでしょう。 ポイントは、広くお薦めできる点も考慮して、星5つとしました。 | ||||
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JR東京駅の書店の推薦書。 ミステリー小説で「騙された!」を感じたいひとにおすすめと書いてあったので、出張のおともに買ってみた。 結果はというと、見事に騙されました(笑) 多重人格の犯罪をどのように裁くのか。 そんな問題提起がストーリーから読み取れる。 マリは幼いサミーに屈辱を与えた、パーカーの殺人を俺(と書いておく)に依頼する。 俺はホテルでパーカーを惨殺した。 大学入学を控え、アパート探しをする清海ところで、偶然、同じくアパートを探していた麗子と出会う。気に入った部屋があったが家賃が高いので、家賃を折半して共同生活を することになる。 そしてある日、麗子がが失踪する・・・。 他方、サラリーマンの松下は偶然知り合った由紀との同姓を初めて3年になる。 由紀は既婚者で夫との離婚が成立するまでは籍を入れることができなかった。 松下は2年前から仙台に単身赴任していて、由紀とは週末しか会っていない。 その由紀が失踪する・・・。 一見関係ないストーリーが一つに結びつくのだが、そのアプローチが面白い。 なんと、マリ、サミー、麗子、由紀は同一人物の多重人格者だったのだ! 失踪の原因はマリが殺されたためだった。 その結果麗子と由紀の捜索が始まる。 麗子の同居人の清海が、大学の先輩である健一と一緒に事件の究明に乗り出す。 エンディングはお楽しみだが、ハッピーエンドとバッドエンドを選択できるのが斬新。 個人的には、勇気を出してバッドエンドを選んで欲しい。 | ||||
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短編集の「よもつ…」が、凄く面白かったので 本屋で見つけた時は、迷わず購入しました。 単行本から、文庫化に時差がかなりあるようで 今読むと、やはり古さは否めません。 ミステリーに少々スレてしまっている読者には 途中から、先が見えてしまいます。 サイコ小説が出尽くした現在になって、レビューを書くのは ちょっと正当では無いかとも思いますが 当時であれば、今よりは間違いなく楽しめたし、驚くことも出来たと思います。 多重人格が絡む推理小説は、ある意味 読者にとってはフェアではないと 私達も十分にわかっていても、騙される。 その騙され方が、いっそ気持ち良いくらいであれば 「面白かった」と素直に思えます。 色々文句を言いましたが、多少の古さはあっても、先が予測できたとしても 一刀両断に「面白くない」とは言えない作品です。 いや、それなりに面白く楽しめました。 少なくとも、ミステリーにスレてない知人に薦めたい本ではあります。 この作品に足りなかったモノと思うのは、登場人物の魅力。 長編は、この部分がかなり大きいと思います。 好きにしろ、嫌いにしろ登場人物に有る程度の感情移入が出来ないと 読み続けるのがしんどくなりますから。 今邑さんは、短編での力はかなりある方だと思いますので 個人的には、色々読み続けてみたい作家さんです。 | ||||
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初めてこの作者の本を読みましたが、トリックがどうとかいう以前に文章がなんだか下手くそだなって感じました。中学生の作文みたい。なので、トリックに興味がいく前に「あっ、この文下手…」とそんなことばかりが目についてしまいました。この作者の作品はみんなこんな感じなんですかね?あと、石や神社のうんちく!あれいる?物語にさほど関係あると思えず、資料見て書きました感が丸出し!全体の中で浮きまくってます。 うちの地元ではまさに今本屋さんでプッシュ中です。更に今更感満点です。最後に…冒頭のモノローグの「俺」って言う文体で違和感を感じ、そのままラストまで突入でした。☆一つです。 | ||||
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前のレビュー書かれた方も書いてある通り 一昔前はやりの○○人格設定…この設定は、ドラえもんのポケットよろしく何でもありですから つじつまとか不自然とか年齢的な問題、見た目 はたまた性別さえも もう何でもあり… こういう設定は、何でもありに なるので謎解きとかミステリーというより 1人間の1人格の悲しいもどかしいお話として受け止めたいと思います。内容としては多少古臭いですが読みやすかったです。物語の伏線は、考えられていて秀逸でした。しかし登場人物の設定は少々使い古した感があり厳しい採点です。ごめんなさい。 | ||||
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