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ルームメイト



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【この小説が収録されている参考書籍】
ルームメイト (C・NOVELS)
ルームメイト (中公文庫)

ルームメイトの評価: 3.34/5点 レビュー 70件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.34pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 1~20 1/2ページ
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No.30:
(5pt)

まさか

今邑彩さんの作品では初めて読んだ作品でした。感想から言うと、まんまと騙されました。後半には鳥肌が思わず立ってしまいました。しかし、ほかの作品を読んでいる方には、またか。みたいに感じる人がいる気がする。
ルームメイト (中公文庫)Amazon書評・レビュー:ルームメイト (中公文庫)より
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No.29:
(4pt)

怖さを伴うサスペンスミステリーとしてオススメです(^-^*)/

私は彼女の事を何も知らなかったのか?

大学へ通うために上京してきた春海は、京都からきた麗子と出逢う。
お互いを干渉しない約束で始めた共同生活は快適だったが、麗子はやがて失踪。
跡を追ううち、彼女の二重、三重生活を知る。
彼女は名前、化粧、嗜好までも替えていた。茫然とする春海の前に、やがて死体となったルームメイトが……。

以上、そんな内容の素晴らしいサスペンスミステリーでした(^-^*)/
多重人格がキーワードとなっていますが、良い意味で多重人格を使いこなし、何度も驚かされてゾッとした怖さも楽しめました!

ただ、文庫本後書きの『この先の、本当の真相エピソードは後味悪いので、読みたくない人は読むのやめて下さい。一旦封印します』みたいな注意は蛇足だったなと思います。
個人的には、それほど後味悪くないし、怖さを伴うサスペンスミステリーとしては秀逸な真相でしたけどね。

ただまぁ出版当時は物凄くショッキングな真相だったと思うので叩かれた可能性はありますが、今となっては良いスパイスとなっていました。
怖さを伴うサスペンスミステリーとしてオススメです(^-^*)/
ルームメイト (中公文庫)Amazon書評・レビュー:ルームメイト (中公文庫)より
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No.28:
(4pt)

無限大

ストーリーは読ませます、
多重人格者を出したら、話は無限大に広がるのを
見せた内容。
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No.27:
(5pt)

ザ・今邑彩

ストーリーテリングの上手さ、プロットの巧みさ、登場人物たちへの暖かいまなざし、女流作家には珍しい切れ味鋭い本格スピリット・・・・。
まさに隅から隅まで今邑さんらしい、愛すべき本格ミステリ。
初期作品はや貴島シリーズなどはよく読んでいたのですが、ホラー方面に活躍の場が移ってからは疎遠になっていました。
近年惜しくも亡くなってしまったことを知り、どんでん返しの名高い本作を手にとってみましたが、大正解でした。
オチが見破りやすいとのレビューが多いですが、最近の若手のミステリはこの手のオチが多いのですかね?
ミステリはそこそこ読み続けていますが、新本格世代ぐらいの作家までしか読んでいないせいか、こういうオチに出会うことは少なく(井上夢人の某作ぐらいかな)、ミスリードが上手くて完全に騙されました。
どんでん返し物では、星降り山荘とか仮面山荘とかはすぐに真相を見抜けたのですが、これは全然わからんかった・・・。
この手の作品は相性もありますし、気持ちよく騙される悦びを味わえるかもしれないので、試しにでも手にとって欲しい作品です。
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No.26:
(4pt)

良かったです。

初めて読みました。映画のルームメイトは、まだ観てません。レビューを読むと、あんまり良い評価は見受けられませんね。
本題に入りますが、読んでて面白かったです。
読み進めていくうちに「次はどんな展開!?」終盤に差し掛かる前の(ネタバレになるかな?)テープの中身を聴いてしまった時の心情。犯人は、まさかの!?
って、なりました。ミステリーは、初心者ですが面白く読ませて頂きました。
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No.25:
(4pt)

ひねりの効いた展開で読ませる

いわゆる多重人格がテーマのミステリー的小説。深田恭子の映画を先に見たけど内容的にはかなり違っていた。
あまりにひどい経験をすると本当の自分をプロテクトするために別の人格が発動するというのは心理的にうなずけるところ。
フラッシュバックによって思い出すなんてのも、よくある設定だけど、本当にそんなものを抱えてしまうととても深刻だろう。
よくある多重人格ミステリーだが、展開に結構ひねりが効いていてた。
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No.24:
(5pt)

最近しっかりした作品にはまっています。

最近しっかりした作品にはまっています。私はあんまり厳しい現実を直視するような作品は日々の現実を思い出すからという理由で、いわゆる新本格推理的な奇抜な名前の登場しまくる現実離れしたお気軽な謎解きものを読んでばかりいたのですが、最近それにも飽きてきてこういうしっかりした推理物をあらためて読むようになったのですが推理物の醍醐味を味わえるいい小説でした。映画の後に読んだのですがこちらの方がより緻密で複雑でしたね。おととしお亡くなりになられてて残念です。ネタバレになるので内容のことは触れませんが面白いです。
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No.23:
(4pt)

プロット?

本格派の今邑さんのルームメイト。
 以前、他の作品を読ませて頂いて、しっかりした構想で、
しっかりした文章で組み立てる方だなあと感心しておりました。

 この作品。
 とある疾患を抱える女性を巡り、たまたま出会った、たまたま
同じ時間と場所を抱えることになった女性と、その先輩の物語。
 とある女性の失踪に、探していたら、同じ女性を探す人。探す
人。その求めるところの正体は。そして、その絡まる糸の結び目
に、辿り着いた二人は?

 昔だったら、記憶喪失がよく使われた、恋愛ものなら、山口
百恵の赤い疑惑。
 これをサスペンス、少し目新しいものとを絡めて、プロローグが
徐々に生きてくる。
 そんなところだったんだと思いますが。
 今邑さんにしては、ちょっと杜撰?きっと書いている途中で、
路線変更?というのが見えてしまって、面白かったのですが、
ちょっと興ざめ。

 マリさんが一緒に歩いていたのは長身の男性だった。
 武村からの連絡は、いつも工藤さんからの言づてだった。
 こんな記述が、165cm位と設定された女の子には、そして、
いくらその疾患であれ、殺害方法が無理。
 100万分の一と100万分の一が出会う設定がそもそも無理。
 かな?
 小説なので、ありえないところにありえないものを重ねるのは
ありなのですが.......

 70点。
 この間某作家の〇リズムを読んだ後だったので、まだ許せます。
 基本的に今邑さんの作品、良好です。
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No.22:
(5pt)

「読む」楽しみ、ここにあり。

ミステリファンには物足りない、との評価が多い本作。
ここではネタバレに関するレビューはしない。
筆者自身、折原一に誘われ、クリスティー、クイーン、等々様々な作品を読みあさってきた。

エンディングのどんでん返しはミステリーの魅力の一つだが、それに囚われると作品としての魅力が星一つ下がってしまう。

読者もそれを期待してページをめくる。
どんでん返し、どんでん返し。さあ、自分を騙してくれ、と叫びながら。

ミステリーやホラーも、小説、ひいては読み物の一ジャンルである。
最初の一行目から最後のエンドマークまで、「読む」為にある。
クライマックスやエンディングも重要だが、そこに至るまでの課程も楽しめなければならない。

閑話休題。
本作はある事件の真相を追って、女主人公が行動していく。その間のドライブ感、そしてさりげなく挿入される新たなる「謎」が物語を盛り上げる。

主人公と探偵役の先輩も魅力的だ。若々しくてちょっと焦れったいラブロマンスも緊張を和らげるクッションとして用いられている。

だが驚くべきはその伏線の張り方だ。
読者から読む楽しみを奪うのはあまりに罪であるから、ここで作品に関する筆を置くとしよう。

ラストが、ラストが、との声はもっともかもしれない。だがその間にある読む楽しみまで否定しては世に溢れる小説は真の価値を発揮出来ないのではないか。

本作を手にとって、著者の職人技とも言うべき素晴らしいリーダービリティーを目にしてほしい。そしてその世界に浸ってほしい。ラスト一行だけの一発屋には出来ない、素晴らしい世界がそこにある。
「読み」ましょう。
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No.21:
(5pt)

今邑彩の代表作

今邑氏はコンスタントに標準以上の作品をリリースしたきたプロットと文章力に定評のあるミステリー作家であったが、優等生的なきっちりした作風のため、あまり注目されることはなかった不遇の作家だと思うが、その今邑氏の再評価のきっかけとなったのが本作である。もともとはC-ノベルズというマイナーな新書レーベルから地味に出ていた。
面白いが地味な氏の作品群の中では突出してトリッキーなプロットが特徴的な作品で、サイコミステリーのツボを抑えた作品。
真犯人がすぐ分るという欠点であるが、こういうネタでどんでん返しとなると大方予想の付くものであるのは否めないが、もともと今邑氏の作品は他の「少女Aの殺人」や「七人の中にいる」等でも限られた登場人物と破綻のないきっちりしたプロットのため真犯人はミステリーを読みなれていれば大方予想できてしまうのだが、それでも直抜群に面白く読ませるというのがこの著者の真骨頂である。
本作くらいで日本推理作家協会賞くらいは受賞してもおかしくなかったはず。
あまり、どんでん返し系だとか真犯人は誰とか奇抜さだけを期待して読むのではなく、純粋に物語として堪能して頂きたい作品である。
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No.20:
(4pt)

後味

後味の悪さが逆にくせになります。
一見平凡な女子大生・春海の抱えた問題は根が深い…。
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4122046793
No.19:
(5pt)

お奨めです!!

中古なので、購入にあたり心配していましたが、とてもいい状態の本でした。お安く購入出来て満足です。
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No.18:
(4pt)

文庫版だけのモノローグ4

突然失踪したルームメイトには4重生活をしていた秘密があった。
一方で起こった外国語学校校長殺人事件。
その捜査の中で、ルームメイトの名前が浮上してくる。

想定通りの結末に向かっていくと思いきやのどんでん返し。
読者を良い意味で裏切ってくれた。
もっとコンパクトにまとまったのではとも思えるが、ミステリーの良作。

文庫だけに収録されているモノローグ4は蛇足感もあるが。
これはこれで楽しめる。
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4122046793
No.17:
(4pt)

ミステリー初心者には

良かったです! 読み終えてからここのレビューを見てちょっとビックリでした。結構皆さん早い段階で先がよめてつまらなかった的な内容だったので……… 私は小説でミステリーを読むことがあまり無いからか、途中そこそこに先が見えちゃったり、意外に裏切られたりを繰り返しながら、最終的に『こうきたか!』というような展開で、一気に読みふけりました。 多重人格がテーマの一つになっているので、多重人格障害についての予備知識が皆無だとイマイチリアリティに欠けすぎてて(小説なのでリアリティはいらないんでしょうけども)飽きちゃうかもという印象。若干無理があるような設定もありますし。ホラーテイストだったり、ゾクッとするような描写もあるといえばありました………。 とはいえ、複雑な内容のわりに人間関係がゴチャゴチャになりすぎず、読むのが面倒にならなかったのは文章が読みやすかったからではないかと思います。どちらかというと長々と登場人物の容姿や周りの風景を描写されるのがちょっと苦手なもので………悪くいえば文章がお粗末ということになるのかもしれませんが、私のような初心者にはわかりやすくて良かった。 元の評価が高いだけに必然的にハードルが上がっているのだとは思いますが、難しく考えず軽い気持ちで手に取ってみてはいかがでしょうか?ラストも賛否両論ありますが、このモヤモヤ感も許せる範囲なので。個人的には見事に最後までドキドキしながら読めましたので、満足です。他の作品も読んでみようと思ってます。
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No.16:
(4pt)

ビリーのように

このネタを使えばどんな展開も可能ではないか、
そんな憤慨が体を駆け巡る。
サッカーならば手に当たって入った1点で試合に勝ったような、反則スレスレの技法。
しかしハンドを使おうが、欧州のサッカーが面白いように、
この手の話も面白い。
この作品もグイグイと引き込まれ、巧さとイヤラしさが鼻についた。
この小説家の別の作品も読んでみよう。評価はそれからだ!

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No.15:
(4pt)

ストレスフリーな。

難しい表現がなく、主人公の少年もまっすぐな性格で、読書中はストレスを癒してくれた。
また、あっと驚く意外な結末で結末のシーンは今でも頭から離れられない。
この著者の他の作品も読みたいと思った。
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No.14:
(4pt)

サスペンスじゃなくてホラー

なかなか。全然予想もせぇへん内容と展開やった。怖かった。身震いした。「多重人格者」。この手の話しにはまだ免疫が…サスペンスてかホラー的な印象を受けた。
モノローグ4はもちろん読んだけど…あれは…健介が言った「声」が、春海の中の「工藤という別人格」の声やったってこと?ピント来こんくて、全然衝撃のラストて感じせんかった。てか、武原が殺されても何で工藤は平然としとったんやろ…工藤も謎。私はずっと工藤を疑ってたんやけどなぁ〜
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4122046793
No.13:
(5pt)

ありきたりだが読みやすく構成も確か

初めてこの種の話を読んだ人はびっくりするでしょうが、ひねくれたミステリを読みなれた人なら、すぐに犯人の予想がつくでしょうし、二重底の結末もそれほど驚きは無いかもしれません。
しかし、物語の構成や文章がこなれており、無理なく読ませてくれる作者の職人技がしっかりしているので、面白そうなミステリを探している人に安心して進めることが出来ると思います。
またミステリに慣れたすれっからしの読者も、読んで損にはならないでしょう。
ポイントは、広くお薦めできる点も考慮して、星5つとしました。
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No.12:
(4pt)

見事にだまされた!

JR東京駅の書店の推薦書。
ミステリー小説で「騙された!」を感じたいひとにおすすめと書いてあったので、出張のおともに買ってみた。
結果はというと、見事に騙されました(笑)

多重人格の犯罪をどのように裁くのか。
そんな問題提起がストーリーから読み取れる。

マリは幼いサミーに屈辱を与えた、パーカーの殺人を俺(と書いておく)に依頼する。
俺はホテルでパーカーを惨殺した。

大学入学を控え、アパート探しをする清海ところで、偶然、同じくアパートを探していた麗子と出会う。気に入った部屋があったが家賃が高いので、家賃を折半して共同生活を
することになる。
そしてある日、麗子がが失踪する・・・。

他方、サラリーマンの松下は偶然知り合った由紀との同姓を初めて3年になる。
由紀は既婚者で夫との離婚が成立するまでは籍を入れることができなかった。
松下は2年前から仙台に単身赴任していて、由紀とは週末しか会っていない。
その由紀が失踪する・・・。

一見関係ないストーリーが一つに結びつくのだが、そのアプローチが面白い。
なんと、マリ、サミー、麗子、由紀は同一人物の多重人格者だったのだ!

失踪の原因はマリが殺されたためだった。
その結果麗子と由紀の捜索が始まる。
麗子の同居人の清海が、大学の先輩である健一と一緒に事件の究明に乗り出す。

エンディングはお楽しみだが、ハッピーエンドとバッドエンドを選択できるのが斬新。
個人的には、勇気を出してバッドエンドを選んで欲しい。

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No.11:
(4pt)

先入観無に読んでほしいです!

「意外な犯人」と聞いていたので、つい犯人を予想しながら読んでしまって、最後の驚きが半減してしまいました。純粋な気持ちで読んでいれば、もっと面白かっただろうなって思います。
 この方の作品は、描写が気持ち悪い部分が少しあるので、そこが私は苦手です。でも、内容は多重人格者の話で興味深かったし、すらすら読めました。恋の発展もほっこりした気持ちになりました。先輩の存在が主人公の女性を幸せにしてくれると思ったんですけど。でも…最後は悲しい結末になりそう。。

ルームメイト (中公文庫)Amazon書評・レビュー:ルームメイト (中公文庫)より
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