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(短編小説)

朝日のようにさわやかに



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【この小説が収録されている参考書籍】
朝日のようにさわやかに

朝日のようにさわやかにの評価: 3.33/5点 レビュー 18件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全18件 1~18 1/1ページ
No.18:
(4pt)

バラエティ豊かで、どんな人にも勧められる短編集。

ほとんど接点のない、バラエティ豊かな短編集。「さわやか」な話は一切ない、と言うのが、共通点か。恩田さんらしく、ホラー風味の話が多かった。

  短い話ばかりなので、アイディアが剥き出しのものが多い。一応オチは付いているものの、想像力を働かせる必要もある。ホラー風味でスプラッターもあるが、読むのが心配なレベルではなく、ある程度気楽に読めると思う。

  ジャンルはバラバラだし、読む人によって、気に入る話が違うと思う。基本的にハイレベルでクズはなかった。バラエティ豊かで、どんな人にも勧められる短編集、と評価。
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No.17:
(3pt)

怖かった

短編にミラクルな発想が詰まっていて話の展開な早くて読みやすい、そ
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No.16:
(3pt)

長編の方が好みだった

初めてこの作家さんの短編を読んでみた。結果的に、個人的には長編の方が好きだな、と感じた。恩田陸さんの小説は、世界観に入り込むまでに少し時間がいるのだが、短編だと世界観に入り込むまでに話が終わってしまうからだろうか。

冷凍ミカンと、理瀬シリーズの短編が読めただけでも、購入の価値は十分あったのだが。
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No.15:
(5pt)

当たりの短編集

恩田陸さんはデビュー作から大好きで、買い集めています。
青春小説を書かせたら無敵だと思っています。
そう思わせておいて「ユージニア」みたいなとんでもなくおもしろいミステリーもあります。この作品はもっと有名になってもいいのにーと思っています。宮部みゆきさんの「理由」みたいで大好きです。
それでも恩田さん作品は当たり外れが意外とありますが、これは当たりです。
「あなたと夜と音楽と」という話が一番お気に入りです。
最近読んだ色々な作家さんの短編の中でも久しぶりにぞわっとしたお話でした。
冷凍みかんも星新一っぽくて好きです。
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No.14:
(3pt)

福袋のよう

さまざまな味わいの短編が納められています。
タイトルの「朝日のようにさわかやに」を期待して(もちろん、マルサリスでね!)読み始めたのですが
オイオイ、、、、ぜんっぜんさわやかじゃないです!!
最初から、邪悪オーラでまくりです。
中盤では、わけがわからず血が飛び散るスプラッタホラーもあり、
くすり、と笑えるものもあったりするのですが
ラストの表題作は「んーむ」とうなってしまうほど面白くなかったです。
「ユリシーズ」風に書こうとしているのかな、でもなんだか消化不良。

この中では「淋しいお城」がよかったですね。ぜひ、「世にも奇妙な物語」で映像化してほしい。
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No.13:
(3pt)

いろんなテイストのホラーが満載

14作それぞれ全くといって良いほど異なった味付けの短篇集。ホラーありミステリーありSFあり、それも洋風あり和風あり、子供視点あり大人視点ありなど、氏の多才さが味わえる。好き嫌いはあるかも知れないが、このうちのいくつかはきっと気に入る作品があるはず。氏の初心者には特にお勧め。
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No.12:
(2pt)

やはり、長編のほうが…

やはり恩田氏は、長編のほうが魅力的だと思います。短編の場合、発想はいいのですが、ひとりよがりで訳のわからない話が多い様な気がします。 特にタイトルにもなっている、「朝日のようにさわやかに」と「卒業」がそうでした。面白かったのは、“みどりおとこ”がいい味を出している「淋しいお城」と斬新な発想が良かった「冷凍みかん」の二作ぐらいでしょうか。
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No.11:
(2pt)

レビューは参考程度に

レビューで怖い話というコメントがあったので期待して読みましたが、どうでしょう・・??
ただ単に奇妙な話、すっきりしない話集では。
昔流行ったショートショートのストーリーを無理に数十ページに膨らました
短編集といった内容で、力を入れて書いている長編の片手間的短編集、といった感じで結構損した気分です。
店頭で何話か出だしだけでも目を通して話入っていけるか、吟味してからの購入をお勧めします。
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No.10:
(3pt)

続く 短編集。

「図書館の海」に続く短編集第2弾は理瀬シリーズの主要人物ヨハンが主人公、歌をモチーフにした見立てを軸した短編を皮切りにスタート。ショートショートやショート、ラジオのパーソナリティによる対話形式で殺人をつまびらかにしていく作品、遺書により葬式帰りに集まり死者の遺稿を読むか学生時代のメンバーなどを織り交ぜて進んでいきます。どうしても既刊シリーズの人物が入ると違和感は否めないのですがそれぞれは作者の切れ味がでている短編揃い。
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No.9:
(3pt)

短編は難しい

短編って難しいですね。たらたら説明する余裕がないし、最後にきちんとオチをつけないといけないし。この短編集、私にとってオチが魅力的だったのは「おはなしのつづき」と「朝日のようにさわやかに」だけでした。やはり短編では、私が恩田陸を好む最大の理由である「だんだん濃く、重くなっていく空気」というものが、味わえませんでした。けれど、オチはいまいちですが、「あなたと夜と音楽と」や「深夜の食欲」や「淋しいお城」などは、その描写力だけで十分に楽しませてくれたので、そこらへんはさすが、ですね。自分が短編をめったに読まないもので、点が辛くてすみません。
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No.8:
(3pt)

ちょっとスタイリッシュすぎ?

僕にとっての恩田陸の面白さってリアリティのある描写を積み重ねながら、大きな物語を構築していくところにあるので、短編では「いかにも」な雰囲気を作って終わってしまうような印象がある。
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No.7:
(3pt)

面白い!

”夜のピクニック”か何かをきっかけに気になりだし、
恩田陸作品のファンの知人のススメもあって、本書も読んでみました。
短編が沢山入っているのですが、どれも印象的で面白い!
1つだけ難点をあげるなら、
私は結構怖がりしなので、
本書には不気味だったり怖い話が何編もある(というかほとんど、というのが私の印象なのですが?
ので、朝の電車など、話の内容とは明暗逆なところで読みました。
最初に書いたように1つ1つが印象的な作品です。
少年の話もみかんの話も超短篇も・・・怖いのでもう書きませんが。
ファンの方はもちろん読むべきだし(まだ読んでいないものがあるなら)、
ちょっと興味あるな、って言う人も読んで、『おっ』と魅力にはまったらいいと思います。
恩田陸さんって奇妙な題材の作品を書くんだな。と分かりました。
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No.6:
(4pt)

じわじわくる

短編集の魅力はお互いに関連性の少ないことだろう。恩田さんの場合は特にそうだ。この作品もそれぞれにスパイスがきいている。
「冷凍みかん」の怖さはどうか?人の死はそれだけにとどまらないかも、と想像をかき立てる。やはり怖いのだ。現実離れしているから、現実に近く感じてしまう。
いつの間にか潮が満ちている。本当にそんな感じだ。
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No.5:
(4pt)

短編の面白さ

恩田陸の短編は初めて読みました。というか、この作家さんは短編、少ないんですね。
ホラー色の濃い短編が14編収録されていますが、とてもテリトリーの広い作家さんなんだな〜と感じる1冊でした。女性とは思えない発想力の豊かさと、読者に媚びることなくずんずん進む展開に圧倒されました。
「冷凍みかん」はその突拍子もないストーリーに、強烈な印象を残し、一方で「おはなしのつづき」のように、淡々としながらラスト涙を絞り出すこと間違いなしの作品まで、楽しめる短編集です。
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No.4:
(3pt)

「短いこと」の面白さを知る一冊

恩田作品ではおなじみのあの学園の面々が登場するお話もあれば、
ホラーあり(しかもスプラッターホラーのようなモノまで!)、ショートショートありの
いろんなものが詰め込まれた作品集でした。
さまざまなタイプの「恐怖」にゾクゾクしつつも楽しめます。
中でも一番好きなのは「冷凍みかん」。
タイトルのユルユル感とはうらはらにスケールが大きく、
想像力を激しく刺激される意欲作。
「卒業」は短すぎて、状況が把握できぬ間に終わってしまうけど、
そのほんの一瞬の恐怖だけを切り取って作品にしちゃうってのもありなのかも!?
私が短編を嫌いな理由は「世界観を堪能する前に終わってしまう短さ」だったのですが、
瞬間を楽しむことが文学でも成立するのだと、この本で知りました。
これは今後、短編やショートショートを楽しむ上では大きな収穫です☆
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No.3:
(4pt)

果てしない世界

やはり恩田氏は一筋縄ではいかない方である。5年振り、ファン待望の短編集。話しとしては読み手に委ねる部分も多く、正直良くわからない話もあった。ただ、この人の文体から滲み出てくる雰囲気がたまらなく好きだ。行間にえもいわれぬ世界観を幾重にも孕んでいる。恩田氏の作品の評価を叙述することは本当は不粋なことなのかもしれない。恩田氏の綴る文章から果てしなく広がるイメージの世界を体験して欲しい。
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No.2:
(3pt)

まるでキャンデーボックス♪

オランダのグロールシュというビールから連想するのは、トランペットに心太。
それらにまつわる話を面白おかしく描いた表題作を含む14編を収録。
ミステリーありホラーあり、そしてショートショートあり♪いろいろな種類の
お話が楽しめた。この中で好きだった話は「冷凍みかん」と「淋しいお城」だ。
「冷凍みかん」は、星新一さんのショートショートを思い起こさせるような逸品
だった。冷凍みかんの意味するものは?作者の発想がきらりと光る。「淋しい
お城」は、女の子の心の内を鋭くとらえた、興味深い作品だった。淋しいお城に
連れてこられた子供たちが家に帰る方法がユニークで、親と子の関係をあらためて
考えさせられた。まるで、いろいろな色やいろいろな味がぎっしり詰まったキャンデー
ボックスのような本だった。
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No.1:
(5pt)

めくるめく恩田陸ワールド

表題作「朝日のようにさわやかに」を含む全14編の短編集。
「図書館の海」以来、5年ぶりとなる短編集。
アンソロジーとした発表した短編は購入したが、雑誌や新聞の単発掲載など、今まで見られなかったものが収録されていて嬉しい限り。
発表時期が99年から06年とかなりの開きはあるが、作品群全体を通じた底辺の雰囲気は統一されていて、氏の作品の完成度が伺える。
上記した前作同様、SF、学園、ミステリ、ホラーと数多くのジャンルを網羅しているが、前作に比べてホラー色が強くなった。すでに発表されている別作品とリンクしているものが少しあるが、未読でも全く大丈夫な仕様になっている。
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