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(短編小説)
朝日のようにさわやかに
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朝日のようにさわやかにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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短編にミラクルな発想が詰まっていて話の展開な早くて読みやすい、そ | ||||
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初めてこの作家さんの短編を読んでみた。結果的に、個人的には長編の方が好きだな、と感じた。恩田陸さんの小説は、世界観に入り込むまでに少し時間がいるのだが、短編だと世界観に入り込むまでに話が終わってしまうからだろうか。 冷凍ミカンと、理瀬シリーズの短編が読めただけでも、購入の価値は十分あったのだが。 | ||||
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さまざまな味わいの短編が納められています。 タイトルの「朝日のようにさわかやに」を期待して(もちろん、マルサリスでね!)読み始めたのですが オイオイ、、、、ぜんっぜんさわやかじゃないです!! 最初から、邪悪オーラでまくりです。 中盤では、わけがわからず血が飛び散るスプラッタホラーもあり、 くすり、と笑えるものもあったりするのですが ラストの表題作は「んーむ」とうなってしまうほど面白くなかったです。 「ユリシーズ」風に書こうとしているのかな、でもなんだか消化不良。 この中では「淋しいお城」がよかったですね。ぜひ、「世にも奇妙な物語」で映像化してほしい。 | ||||
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14作それぞれ全くといって良いほど異なった味付けの短篇集。ホラーありミステリーありSFあり、それも洋風あり和風あり、子供視点あり大人視点ありなど、氏の多才さが味わえる。好き嫌いはあるかも知れないが、このうちのいくつかはきっと気に入る作品があるはず。氏の初心者には特にお勧め。 | ||||
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「図書館の海」に続く短編集第2弾は理瀬シリーズの主要人物ヨハンが主人公、歌をモチーフにした見立てを軸した短編を皮切りにスタート。ショートショートやショート、ラジオのパーソナリティによる対話形式で殺人をつまびらかにしていく作品、遺書により葬式帰りに集まり死者の遺稿を読むか学生時代のメンバーなどを織り交ぜて進んでいきます。どうしても既刊シリーズの人物が入ると違和感は否めないのですがそれぞれは作者の切れ味がでている短編揃い。 | ||||
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短編って難しいですね。たらたら説明する余裕がないし、最後にきちんとオチをつけないといけないし。この短編集、私にとってオチが魅力的だったのは「おはなしのつづき」と「朝日のようにさわやかに」だけでした。やはり短編では、私が恩田陸を好む最大の理由である「だんだん濃く、重くなっていく空気」というものが、味わえませんでした。けれど、オチはいまいちですが、「あなたと夜と音楽と」や「深夜の食欲」や「淋しいお城」などは、その描写力だけで十分に楽しませてくれたので、そこらへんはさすが、ですね。自分が短編をめったに読まないもので、点が辛くてすみません。 | ||||
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僕にとっての恩田陸の面白さってリアリティのある描写を積み重ねながら、大きな物語を構築していくところにあるので、短編では「いかにも」な雰囲気を作って終わってしまうような印象がある。 | ||||
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”夜のピクニック”か何かをきっかけに気になりだし、 恩田陸作品のファンの知人のススメもあって、本書も読んでみました。 短編が沢山入っているのですが、どれも印象的で面白い! 1つだけ難点をあげるなら、 私は結構怖がりしなので、 本書には不気味だったり怖い話が何編もある(というかほとんど、というのが私の印象なのですが? ので、朝の電車など、話の内容とは明暗逆なところで読みました。 最初に書いたように1つ1つが印象的な作品です。 少年の話もみかんの話も超短篇も・・・怖いのでもう書きませんが。 ファンの方はもちろん読むべきだし(まだ読んでいないものがあるなら)、 ちょっと興味あるな、って言う人も読んで、『おっ』と魅力にはまったらいいと思います。 恩田陸さんって奇妙な題材の作品を書くんだな。と分かりました。 | ||||
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恩田作品ではおなじみのあの学園の面々が登場するお話もあれば、 ホラーあり(しかもスプラッターホラーのようなモノまで!)、ショートショートありの いろんなものが詰め込まれた作品集でした。 さまざまなタイプの「恐怖」にゾクゾクしつつも楽しめます。 中でも一番好きなのは「冷凍みかん」。 タイトルのユルユル感とはうらはらにスケールが大きく、 想像力を激しく刺激される意欲作。 「卒業」は短すぎて、状況が把握できぬ間に終わってしまうけど、 そのほんの一瞬の恐怖だけを切り取って作品にしちゃうってのもありなのかも!? 私が短編を嫌いな理由は「世界観を堪能する前に終わってしまう短さ」だったのですが、 瞬間を楽しむことが文学でも成立するのだと、この本で知りました。 これは今後、短編やショートショートを楽しむ上では大きな収穫です☆ | ||||
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オランダのグロールシュというビールから連想するのは、トランペットに心太。 それらにまつわる話を面白おかしく描いた表題作を含む14編を収録。 ミステリーありホラーあり、そしてショートショートあり♪いろいろな種類の お話が楽しめた。この中で好きだった話は「冷凍みかん」と「淋しいお城」だ。 「冷凍みかん」は、星新一さんのショートショートを思い起こさせるような逸品 だった。冷凍みかんの意味するものは?作者の発想がきらりと光る。「淋しい お城」は、女の子の心の内を鋭くとらえた、興味深い作品だった。淋しいお城に 連れてこられた子供たちが家に帰る方法がユニークで、親と子の関係をあらためて 考えさせられた。まるで、いろいろな色やいろいろな味がぎっしり詰まったキャンデー ボックスのような本だった。 | ||||
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