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六番目の小夜子



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六番目の小夜子の評価: 3.72/5点 レビュー 161件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.72pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全99件 81~99 5/5ページ
No.19:
(4pt)

ドラマも見てね!

NHKのドラマを3分みただけで気にかかって・・・行く年月やっと、6番目の小夜子を読むことができました。メインの盛り上がりが中盤にもってきているような気がして、最後に津村小夜子の普通化には、ちょっと拍子抜けした気がしました。全体としては面白く読めました。続編7番目の小夜子もいづれ書いて欲しいと思います。あと小夜子ニューヨークに行く、と小夜子VS貞子も・・・笑
六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)Amazon書評・レビュー:六番目の小夜子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)より
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No.18:
(4pt)

オチがなあ

ノスタルジックな学園ものミステリー。続きが気になって一気によんでしまった。ただ残念なのが、どんどん謎を深めていくわりには、最後のオチがちょっと弱かった気がします。ミステリーってやっぱり最後はすっきりさせてほしいものです。基本的にはすごく面白い小説だっただけに、そこが残念です。
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No.17:
(4pt)

オチがなあ

ノスタルジックな学園ものミステリー。続きが気になって一気によんでしまった。ただ残念なのが、どんどん謎を深めていくわりには、最後のオチがちょっと弱かった気がします。ミステリーってやっぱり最後はすっきりさせてほしいものです。基本的にはすごく面白い小説だっただけに、そこが残念です。
六番目の小夜子 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:六番目の小夜子 (新潮文庫)より
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No.16:
(4pt)

雅子と由紀夫のその後が気になる。

常に背後に何か迫っているような、常に恐怖の前兆であるかのような、そういうゾクゾクした雰囲気があります。でも決してホラーなんかじゃない、そんな不思議な話でした。しかし、はじめの数ページを立ち読みして、「サヨコ伝説」の続きが気になって購入したけれども、感想としてはいまいち・・・です。視点となる人物がコロコロ代わり、作者が無理矢理ストーリーを引っ張っているような感じがしていて若干独りよがりだったかな、と思います。「サヨコ伝説」のもつ神秘性が、前半で加藤がカミングアウトしたり秋が鍵をもらったりするあたりで失われてしまいました。案外あっさり謎が解けたんだな、と。ラストで残された謎が幾つか解けてましたけど、こじつけっぽさも否めません。なも!んでメインテーマがラブなのか、学園生活なのか、サヨコ伝説なのか、それとも別のことなのか、焦点が絞りきれていなかったように思えます。けれども全体的に散りばめられたゾクゾク感というか、スリルは真に楽しめました。「サヨコ」のゲームというモチーフも面白いし。
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No.15:
(4pt)

青春の中に取り残された謎

進学高に伝わる秘密の儀式。代々生徒が自らの意志で行ってきたはずの儀式に「仕掛け人」と「神秘の力」の両方の存在を感じる少年。ある日、転校してきた一人の少女は、水面に投げられた小石のように小さな波紋を作り出す。少女は仕掛け人?、仕掛けられた方?、あるいは・・・いくつもの謎を残しつつ、三年に一度の儀式はかつてない方向へと発展する。人間の細胞は数年で全て生まれ変わるらしい。しかし私の中には10年以上前の記憶があり、以前と全く変わらない行動をとる自分がいる。生徒という細胞(血液)を持つ学校は、過去の儀式を知らない生徒に過去と同じように新たな儀式を実行させる。後の作品でも、街あるいは特定の場所に目に見えない力や意志を持たせることの多い恩田だが、この作品で!は押しつけがましくない絶妙のタッチで、学校という場所に力(生命)を与えている。[恩田陸スタイル]を強烈に印象づけるデビュー作。
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No.14:
(5pt)

学生時代の風景

この本は、青春、そしてミステリーを両方楽しめるものです。構成も、春から冬と四部構成になっており、時間の流れがすぐに理解でき、非常に簡単に読めるつくりになっています。内容も、青春時代のほのかに甘い男女の心境、そしてその話の中に網目のように組み込まれるミステリー。ぜひ学生の皆さんに読んでもらいたい、そして共感してほしい、そう感じるこの一冊です。私がこの本を初めて手に取ったのが、大学に入ってすぐでした。だがひとたび本を読み進めていくと、まるで高校の教室にいるかのような感覚が、私の頭の中に戻ってきました。青春っていいですね。そんな甘くほろ苦いストーリーを楽しみたい方は、ぜひ読んでみてください。
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No.13:
(4pt)

すごい

どこの学校にも七不思議みたいな伝説が伝わっていたりする。まず、この本の舞台になる学校に伝わる「小夜子」伝説という設定が魅力的。小夜子って誰? ・・・何?そこはかとない「恐怖」を感じさせながら話は進む。クライマックスの暗闇の講堂のシーンは圧巻。このシーンを読み終わった後はため息が出た。筆力って、こういうことをいうんだと思った。恩田陸の作品の中で一番の作品だと思う。
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No.12:
(5pt)

一気に読めちゃいます。

青春小説としてもサスペンス小説としても楽しめる一品!まず小夜子伝説そのものがこの作品の最大の魅力です。その魅力にとらわれることは間違いない!本当にどんどんはまっていきます。そしてそのとき一瞬しか感じることの出来ない一体感、切なさ、そういったものが感じられる。また怖さを感じさせてくれます。
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No.11:
(5pt)

大好きです。

読みすすめる内に、自分の位置が解からなくなる。『物語』の中の、一番中心に居るような、途方もなく遠くに居るような、そんな不思議な距離を感じさせられる。それが、私にとっての恩田陸の『言葉』の魅力だ。幅広い年齢層に受け入れられるだろうが、私は最も、『小夜子』達と歳の近い、中高生に読んでみて貰いたい。きっと、不思議で魅力的で、そして少し物悲しい『距離』に触れられるはずだ。
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No.10:
(5pt)

ホラーなのに爽やか

ホラー小説なのに爽やかさが漂う当りが恩田さんの作品のスゴイところだと思います。とある優秀な学園に十数年前から言い伝えられてる『サヨコ』伝説。それに関わる主人公4人。彼らは一体何に呼ばれて『サヨコ』に引き寄せられるのか?謎の転校生津村沙世子の出現により六番目のサヨコは思いも寄らない方向へと進んでいきます。登場人物の爽やかさがあるのでホラー小説であることを感じさせませんが物語の中盤『サヨコ』が舞い戻るシーンでは多分読者の心臓は一気にドキドキとしてくると思います。読み始めると途中で止められなくなる一冊です。
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No.9:
(5pt)

これはやっぱり青春学園物でしょ

学園物で、転校生、学生に語り継がれている儀式、怪しい先生。どこにでもあるような題材なのに、妙に惹かれ、この作品がデビュー作とは思えないくらい。三年に一度「小夜子」という役を誰にも気付かれずにこなしていく、その年に沙世子という転校生が現れる。彼女が真相の鍵を握り、全ての元凶なのかと思うが、それだけでは終らなかった。「小夜子」の本当の意味は計りかねるが、学園物として捉えると楽しめて読めた。
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No.8:
(5pt)

手にとるまでは勇気がいる

いかにも?な表紙や、「ホラーなのかな?」「学園ものなのかな?」などといらない想像をたくましくさせられてしまうタイトル。そして、裏返せば、「学園の伝説」などとまことしやかなフレーズに載せて語られている内容紹介。告白します。この本に気づいて手にとるまで、2年かかりました。ちょうど、この本をドラマ化したものを本の一部見てしまったという事情もあり、気にはなっていたのですが、、、本屋に行くたび、何度か手を伸ばしかけては、ためらい、、、きっと、私のようにおもって、手を出しかねている人はたくさんいるに違いない。設定も、なんか、「こどもだまし?」みたいに思えるしね。でも、でもでもでも!!!読んでみてください。違うから。何が違うか、、、それは言えない、、、何を言ってもうそになりそうだから。とにかく、あなたがなんとなく警戒しているものではありません。この作者は、並みの想像力で測れる人じゃないから。
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No.7:
(4pt)

ジャンル別け拘る趣味ありませんがっ。

 ホラーじゃない。道具立てストーリーの説明を聞けばどっからどう見ても学園ホラーだが違う! 超自然が出てきてもそれでもこれは違うものだ。ただしサスペンス(不安心理。)なら別に可。≪サヨコ≫という不可思議なゲーム、学園で3年ごとに繰り返される伝統。生徒の間で下級生に渡される鍵と一年一度の簡単な行為、学園祭実行委員に伝えられるマニュアルによって行われる劇。 現れた≪六番目の小夜子≫、美しい転校生。 多感で聡明な秋少年が考えたように、この≪サヨコ≫というゲームが、何故つながりのない生徒同士、互いにろくに顔を合わせたわけでもない間に伝えられていくのかというのが一番の不思議だと思う。一個の存在である幽霊がずーっと学園にいるのだというほうが、よほど話が簡単!!ですらある。それはもちろん、その出来事の形は毎度相当に変わるのだろうけれど。 なにをもって小説のリアリティというのかは、実はあまり気にしたことはないが、これをリアルな話かと聞かれたら頷く。だが言葉で説明できない。現実というのがそもそもそんなものであるということなのかもしれない。
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No.6:
(5pt)

学校の怪談

内容についてまったく予備知識無かったのですごく楽しめた。ミステリでも学校の怪談ものときて、期待度がUP。期待を裏切らない不気味さ、謎が謎を呼び最後まで緊迫が続きます。一気読みでした。他の作品にも興味津々になります。
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No.5:
(5pt)

感動した・・・

正直これは面白い。サヨコは誰なのか?そしてその本当の姿とは?ミステリー的な要素をふんだんに使いながらも、青春時代のあどけない感覚を甦らせてくれる。常に緊張感を持って読めるこのような本は珍しいと思う。私は読む手が止まりませんでした。まさに恩田陸の原点ここにあり!という感じです。ぜひ皆様読んでください。
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No.4:
(4pt)

爽やかだな~

読み始める前には、「これは怪談に違いない」という先入観の固まりだったのですが、物語に引き込まれ、読み進めていくうちに、そのどきどきが恐怖からうまれるものでなく、登場人物の青春時代を一緒に体験しているときめきに変わっていくのを感じました。 読み終わってちょっと若返った気分です。あまりに心拍数をあげて読んだので、謎の結末をどこかに読み飛ばしてきてしまったかしらん?と反省していたのですが、そうではないらしいので安心しました。 また読みながら透明感のあるきらきらした空気を感じて幸せな気分です。恩田陸さんの作品は初めてよんだのですが、ぜひ他の作品も読みたいと思っています。
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No.3:
(4pt)

全員劇

NHKでこのドラマを30分だけ観たことがある。栗山千明が碑の前で怪しく笑っているのだ。これだけのイメージでこの本を読み始めたものだから、この本の中の津村沙世子のイメージとずいぶん違っていることに戸惑いを覚えた。てっきり学園ホラーものだとばかり思っていた。なかなか青春しているじゃないか。この本のクライマックスはやはり文化祭のみんなで演じる「六番目の小夜子」であろう。この全員芝居があるがために、この作品は光り輝いている。
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No.2:
(4pt)

手が止まらない!

 あっというまに読んでしまいました。ページをめくる手が止まらなくて。某国民放送で映像化されたので、ご覧になった人もいるかもしれません。舞台は一地方都市のかなり優秀な高校です。この高校に十数年伝わる「サヨコ」とかかわりを持った4人の三年生を中心に話はすすみます。そこに「邪悪な第三者」の力が加わって、これまで滞りなく(?)受け継がれてきた「サヨコ」伝説に、暗い陰が落ちます。この作品でも、どこにでもありそうで、実はどこにも存在しないんじゃないかと思わせる、恩田さん独特の世界が作られています。ミステリー的な要素もとても強いのですが、高校生という、子どもではないものの、大人ともいいきれない曖昧な時間を生きる登場人物たちの、なんともいえないせつなさや甘酸っぱさが存分に味わえます。「美しいということは、それだけで権力をもっているということ」ということばは、とても印象的でした。ところどころ、解かれないままになっている「謎」が心残りなので、星は4つ。けれど、とてもとても印象的な作品でした。恩田ワールドがお好きな方はぜひ読んでいただきたい。原点が、ここにあります。
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No.1:
(4pt)

学園ホラーの決定版!

タイトルを見ても、どういう内容の話なのか、想像がつかないが、読み始めると、高校生が主人公の学園ものだとわかり、その世界にぐいぐいとひき込まれて行く。気付いた時には、自分も小夜子を探していた。学園ものなので、読みやすいように、優しい文体で書かれているが、ところどころに、難解な言葉が混じり、作者の文学的素質の高さを感じる。大人が読んでも、ちっとも退屈しないし、むしろ、自分も高校生に戻ったような、そんな懐かしさを覚える素晴らしい作品。
六番目の小夜子 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:六番目の小夜子 (新潮文庫)より
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