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『アリス・ミラー城』殺人事件
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『アリス・ミラー城』殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 21~40 2/3ページ
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おちが分かりにくい。 | ||||
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レビューのタイトルそのままの感想です このトリックを使いたいなら、最低でも人物の書き分けが出来なければ意味がないと思うんですよ 限られた人物しか出てこないにも関わらず、セリフや行動が誰のものかがさっぱりわからないような文章では「……フーン( '_>`)」で終わってしまうんですよね、このどんでん返しは | ||||
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2003年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 孤島、館、連続殺人、『不思議の国のアリス』、チェス。 ミステリ・ファンにはたまらない要素が詰めこまれている。 グロテスクな殺人方法や、「顔がない」死体など、もりあげる工夫も満載だ。 真犯人も意外。 ただ、きわめて読みにくく理解しにくい小説であることも事実。評価の分かれるところだろう。 | ||||
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何の作品にも言えることだが、作品の知名度が上がると有象無象が群がって来る。 トリックの切れ味が鋭すぎると、理解が追い付かない読者層が難癖をつけるのはお決まりのパターン。 意味が判らないというのはもはや読解力の問題なので論外とするにしても、 最低限のステップを踏んでいることを前提とした内容で、結果的にそのターゲット向けに書かれている。 読者の中で一旦''折り返す''からこそ成立する作品。 それが理解できなければどこに作者のアイデアの煌めきがあるのかわからず、最後まで読んで結末自体は理解できても、 ポカーンである。 しかもただワントリックの作品ではないので、このころの他の名作群同様、解決編は腹が張ち切れんばかりにお腹一杯にしてくれる。 「建物」シリーズは数あれど、その中でも屈指の傑作と言って良いはず。 こないだ青山剛昌 の仕事場がテレビに映っていたが、デスク真後ろのすぐ手の届く位置の本棚にこの本が収められているのを見てニヤリとさせられた。 | ||||
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叙述トリック物として有名だったので読みましたが今一つ衝撃はなかったです | ||||
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何を書きたいのかわかりません。トリックもなくただ「アリス」という名で読者を釣っているだけです。商業誌なので、もっと丁寧に説明してください。大学のサークルじゃないんだから! | ||||
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作品全体を包む雰囲気は秀逸! 程よくマンガ的なキャラクターと相まって、それだけでクローズドサークルでの連続殺人ものとして面白く読めてしまいます。 でも、ミステリーとしてのトリックの方はと言えば… トリック自体はないも同然。 そして叙述トリック部は文章が読み難かったり、ん?今のは誰のセリフ?なんてなる露骨さ。 所謂「ロートレック荘」的ですが、読者の目から人物を隠すのはいいけれど その人物を認識してるはずの登場人物の行動が不自然で、その人物に対してはまったくの無警戒だったり、直接接触を試みない、あえていないかのごとく振る舞う。その結果読者の目から隠されている状態なので、で、叙述トリックに「してやられた感」はありません。 本格推理モノではなく、クローズドサークルで次々起きる連続殺人の緊迫した雰囲気を楽しもうとする人には★4つだってつけれる本かもしれません。 「殺人鬼もの」のつもりで読むことをお勧めします。 | ||||
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読んだあと、もう一度読みたくなりました フェアかどうかと言われると微妙なところですが・・・ | ||||
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密室 人間消失 館 そして誰もいなくなった 見立て バカミス(例のピタゴラ) ホラー もうすべてをつっこんでミステリファンを 楽しませ、だまそうという筆者の意欲に脱帽。私が嫌いなあの小説をディスるのも私的に気持ち良い。(ゴムボートが・・・の件) 最後の大技が〇〇トリックだったというのも気づかなかった。気持ちよく騙されました。紙の本ならではの最後の修辞も類を見ない。 | ||||
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この本は、陥りがちな盲点を うまくついているものだと思います。 特にこの本中のある部分。 そこは見落としがちなところですので そこをうまく使ったのはほめるべく点でしょう。 ですが、なんと言うか、 無駄な描写というか、 無理なやり方があまりに多すぎるんですよね。 そういった読者への信頼を失する表現の積み重ねが 読後、読者に「アンフェア」といわせてしまうはめに… まあ、著者が取った賞が、 キワモノと揶揄される作品が多いことですし この作品もいってしまえば「キワモノ」ですね。 何にも不備なことはこの一連の事件中おきてはいません。 でも、あまりに露骨過ぎましたね。 とちゅうでン?と思った私は ダメージは少なかったですが 賛否がでても致し方ないでしょう。 思わぬ事実を突きつけてたからこの評価です。 でも人によっては☆1もつかない代物です。 | ||||
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**ややネタバレあります** 最後のページを読んで、何が起きたのかまったく理解できなかった。 なんだこれ、壁を突き抜ける幽霊、テレポートできる宇宙人、夢落ち、そういう類の話だったのかと思ったほど。仕掛けがわかったのは、ネットの解説サイトを読んでから。えぇーっ、この仕掛け、アンフェアじゃないのかなあ。。 雪の孤島という舞台設定がわくわくさせてくれたことと、ある探偵の斬新な態度(密室があっても積極的に解こうとせず、どうにかやったんでしょ、と突き放す感じ)がおもしろかったので☆2で。 | ||||
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私の好きな孤島ものを見つけた!と思って早速読んでみましたが、設定が突然すぎる・・・。まあ、それは最初のもどかしい部分を省いて早速本題に入れるから良いかなと思って読み進んで、最後、ん??えっと、これはどういう事でしょうか?と思いました。そして最初の方を読み直し、まあ、そう言われれば確かにそうかもしれないけど、誰か詳しく説明して~~! | ||||
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これが叙述トリックだと主張するなら、どなたか教えて! 「島へ、先発の船で来た人数と、後発の船で来た4人を足して人数は、盤上の駒の(白い駒の)10人になる」、とある最初の方の記述をいくら読み返しても、登場人物は全部で「10人」としか理解できない。それを(話をこねくり回して?)、ラストでは、「全部で11人の人間が島に上陸した」、という衝撃?の告白!がある。そんなバナナ! 最初の晩餐で、同じ人物が続けて発言したように誤解させる叙述トリックがある。高等テクニックが早くも炸裂! と著者は言いたいところだろうが、普通はネ、発言者が変われば、なんらかの、それらしい示唆を読者に与える、というのが常識でしょう。それを、「実はネ、発言者がワタクシから、(いつの間にか?)次の人に代わっているんですヨ!」とか、澄ましていられてもネ、読者としては、そのアンフェアぶりに、怒りも感じてしまうのですヨ。 | ||||
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雪の孤島。城に集められた登場人物。これだけでもう、ワクワクします。 読みやすい文章なので、すいすいと読めました。 また、ありきたりなトリックじゃ、読者が納得しないことも登場人物の一人に言わせているあたり、そう!そう!ってなりますね。 次々に登場人物たちが殺されていくんですが、結構誰が犯人でもきっと本格ミステリ好きには納得いなかいんじゃないかなぁ、と広い心で読みました。 登場人物たちにはそれぞれ個性があって物語として喋っているだけでも面白いと思います。展開も密室の謎解きからのバトルロワイヤル的になったかと思うとと、二転三転して面白かったですし、随所に散りばめられた雑学も大好物なので引き付けられました。 結果として、自分の読解力では犯人は当てられなかったわけなので、楽しく読めたんじゃないかな、と主観的には思います。 | ||||
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著者がメフィスト出身ということもあってか、登場人物たちは皆個性豊かであり、所謂萌え要素のようなものも多く楽しい。 ただ、惜しいのがラストのオチだ。 ミステリに読み慣れた人間なら、そこにどんなトリックが生じたのかはわかるが、いかんせん分かりづらいのだ。 改めて読み直すにも、時間を取られるので私は解説サイトを見させてもらった。 それでようやく内容を理解した。 私はどちらかといえばミステリに寛容なので、こういった方法でも小説を楽しめたが、きっちり本の中だけで解決して欲しいという人にはいささか骨の折れる小説かもしれない。 | ||||
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結末には驚いたが、驚いた先には何もなかった。 読み返して「なるほどね」以上の感想は浮かばず、 読者を騙すことに力を注ぎすぎて推理小説として本末転倒になっている気がする。 びっくりしたいならそこら辺のB級映画でも事足りる。 叙述トリックを楽しみたいなら一昔前のエロゲのほうが優れた作品がある。 | ||||
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閉鎖環境で、一人、また一人と殺されていくそういった舞台装置が好きなので手に取りました やや読み辛い文章(読み辛いのは、叙述トリックのための歪みと思われます)でしたが 途中までは期待した緊張感を楽しめたと思います しかし、読後に残ったのは脱力感 してやられた!感は残念ながらありませんでした うすうす不自然さに気付いていたというか 物語全体に漂う非現実感のなせる業でしょうか 登場人物である観月の言葉を借りるなら「それを考える事に意味など無い」 で終わってしまいそうな「謎」であったと言う感じでした そして気になってしまったのが、犯人の人物像です 大量殺人を犯すような人間が異常者である。それはそれで現実的ですが リアリティを失う演出を、物語の前提の段階から、登場人物の心理から、多数盛り込んできた物語の最後で 突如リアリティを理由にされたとしたなら 犯人の動機を「狂人だから」の一言で済ませて、丸投げされてしまったのと同じ印象を受けてしまいます そして、犯人の計画通りに事が運ぶ事への説得力も薄く ここは、私のミステリー小説の楽しみ方が硬いのだと思いますが ミステリーと来たからには、「何故?」と「どうやって?」はシッカリしていて欲しいな、と強く思いました 叙述トリックで犯人を隠し続け、それをバーンと提示して「どうだ!」と見せるのもイイと思います でも、その犯人の動機や、実際に犯行が可能であったかどうかの検証要素でも 読み返させ、成程!確かに!と唸らせて欲しいのです 新ミステリーと言えば叙述トリックって風潮があるでしょうし そこを楽しみに読むミステリマニアは沢山いらっしゃると思います でも、個人的には「叙述トリックが秀逸なら後はどうでもいい」とでも取れてしまうこの流れは 多くの読者を逃がし、ミステリマニア、さらに一部のマニアへと、段々と狭くなっていく道である気がしています 以上の理由より、我儘読者視点ではありますが 本書は☆2つの評価とさせていただきました | ||||
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ミステリ通レベルで評価が分かれる作品だと思います。 初心者が読めば、大絶賛でしょう。 全体を覆うトリックに始まり、恐怖をためてためて、 驚きを重ねる中盤~後半の畳みかけは秀逸だと思うはず。 ある程度かじった人は、他作品をあげ、 独創性を批判し、また、序盤のほったらかし密室が あっけらかんと解かれたことにも難をつけ、低評価かと。 私的には、密室トリック等にあたりをつけても、 犯人特定の手がかりにならない点が、興冷めでしたが、 ちりばめられた大きな謎への伏線は秀逸でした。 また、古典作品を意識し話題にあげ、2度3度とお約束を 覆す話し運びに驚かされ、好印象でした。 | ||||
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面白い試みだとは思う。 しかしながら、叙述トリックの価値はネタバレ時に 読者に、どれだけのやられた感を発生させられるかにあるわけで、 その観点からすると本作品のトリックははっきり言って分かりにくい。 他の作家の作品と比べるのはどうかと思うが、「十角館」や「葉桜」、「イニシエーションラブ」 この辺りは、種明かしの一文に作品全ての構造を理解させる分かりやすさがあるのに対し、 本作は種を明かされても簡単には納得できないのではなかろうか。 読み返せば伏線がいたる所に張り巡らされている。だが、それを差し引いても、 読者がミスリードしている事実を知っているはずの登場人物たちが、 誰一人真相となるフーダニットについてのみ言及しないのはかなり不自然であり、 (真相以外の可能性については虱潰しで検討しているにも関わらず) フェア、アンフェアの観点からみて際どいと言わざるを得ない。 マニアには面白い作品だが、ライト層にはお勧めできない。 | ||||
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かくいう私もその一人でした。 「探偵たちが犯人に目星をつけていないのはおかしい」という意見もあるみたいですが、これは大きな間違い。思いっきり疑っています。もろにです。 ただし意図的に隠されている部分もある。しかし、用意されている多くの伏線を考慮すれば、フェアなミステリだと判断していいかと。いや、中には伏線どころか……っとこれ以上はネタバレになるかもしれないので自重します。 わかりやすい伏線とわかりにくい伏線があり、読了後に首を傾げた方はタイトルでGoogle検索をしてみてください。かなり詳しく解説しているサイトがあります。 それらすべてを把握して初めて傑作と呼べる作品になるミステリだと思います。 ※『鏡の国のアリス』が重要な役目を担っている。 | ||||
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