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占星術殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
占星術殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.03pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全156件 41~60 3/8ページ
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登場人物が多い、今流行りの小説よりも情景描写や伏線を張るのに時間をかけるので どうしても冗長な気がしてしまう。 など、本格ミステリ入門者には少しハードルが高いかもしれない本作品。 それでも読んでほしい。と思う。 全部理解できなくて良いから、とにかく読破して欲しい。 そうすればミステリの世界にどっぷりとはまれるはずだ。 | ||||
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面白くない? トリックがわかる? そんなわけない笑 この小説に動機もなにもいりません。 トリックが全てです! あの時代にこのトリックを思いついたという時点で奇跡であるといえます。 これで驚かない人や面白くないという人はたぶん何を読んでもダメですね笑 叙述トリックに慣れすぎて、本格物に逆に抵抗感があるのかもしれませんねー | ||||
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綾辻行人を代表とする新本格派ムーブメントを作った人物としても名高い島田荘司のデビュー作「占星術殺人事件」。初めて読んだのは中学生の頃、1980年代中頃だったでしょうか。今回ほぼ30年ぶりに再読しました。今まで数え切れないほどミステリを読んできましたが、残念ながらそのトリックと犯人を覚えている本はごくわずか。この占星術殺人事件のトリックと犯人はずっと忘れられない1冊です。 確かに現代の流行に比べると冗長かもしれませんが、そのトリックと雰囲気作りは30年以上たっても色あせていませんし、純粋におもしろい。 発刊当時は「足で探す」派の刑事物や社会派ミステリーなどが主流で、エラリー・クイーンのようないわゆる本格派は下火だったように思います。 そんな荒れていた畑を再度開墾し、綾辻行人など後進の作家が活躍する土壌を作った本だと思います。綾辻行人は館シリーズで探偵役の名前を「島田」「潔」にしてしまったことを嘆いてましたね。とうとう途中で名前を変更してしまいましたが。 「アガサ・クリスティと綾辻さんを読んでいれば半分くらいで気づく」との声もあるようですが、なんでこのふたりが並列してるんでしょうね。ミステリ好きにはよくわかりません。 | ||||
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読み始めて直ぐに犯人とトリックが解ってしまいました。 その理由は、この作品と出会うより先に「金田一少年の事件簿」を見てしまったから。 調べたらやっぱり結構批判の的になっているようです。 読んで損しました。 「金田一少年の事件簿」を。 | ||||
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ミステリー界でもトップに挙げられるほど秀逸なトリックで有名な本書。けっこう昔の作品でもあり、且つ300ページ越えの大作ということで構えていましたが意外や意外、するするっと読めてしまいました。作中の時代が指定されていることもあり、いつ読んでも楽しめる作品だと思います。 最近のミステリーにありがちな騙し討ちトリックではありません。正々堂々と読者に勝負を挑んでくる正統派トリックです。たとえ謎が解けなかったとしても「ええ~ずるい!」という感覚ではなく「ああ、騙された!」と爽快感すら感じる構成になっていると思います。なお、完全版では図解が追加?一新?されているようで読み手の推理と理解をいっそう促す親切設計になっているので、どうせなら改訂完全版を読みましょう。 御手洗の奇抜なキャラ、緻密な構成、肝であるトリックなど正直非の付け所がないのですが、惜しむらしくは本作を知るより先に金田一の事件簿を読んでいたこと。金田一、トリックパクってたんかい…。記憶を消して読みたいと思った本は久々でした。そのため秀逸なトリックにも関わらず初見の衝撃はほぼゼロ、☆をひとつ減らしてる理由はそれです。ミステリー好きで金田一の事件簿を読んだことがない方がどれだけいるのかわかりませんがまだ未読ならば本作を先に読むことを強くお勧めします。ほんとに。 | ||||
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仮名遣いが古い箇所があり読みにくさはあったものの、本全体を通しては、文句なく面白かった。 | ||||
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これはやはりすごいトリックです。 海外で評価が高いのもわかる 発表当時はトリックの秀逸さと文章のレベルが取り沙汰されたと言う事だが、この改訂版を読む限りは文章に違和感はない 幸い神田に近い立地に住んでいるため初版を探して見比べたいものだ | ||||
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大昔に読んで、最近久しぶりに読みました。 最初に読んだときのあの衝撃はなかったのですが、今も楽しめました。 読書嫌いの友人にすすめて、3人くらいミステリー好きになりました。 | ||||
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序盤のアゾート殺人の独白ではまた基地外かと思い、げんなりしたが、本当のトリックは堅実な感じでよかった。 メイントリックは、金田一少年の事件簿にパクられていたらしく、とても有名とのこと。 無駄な部分が多く、真相に行くまでテンションが下がってしまった所ぐらいが欠点。 御手洗シリーズの入り口となった作品で、とても思い出のある作品。 この作品が楽しめた方には是非とも他の御手洗シリーズを手に取ってみてほしい。 | ||||
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金田一少年の事件簿が、このトリックを改悪して使っていて、大変残念なことにトリックだけは知っている状態で読んでしまいました。 練られた伏線、展開。ほんと、金田一少年読まなければもっと面白かったー、と思いましたが、それでも一読の価値ありでした。 できるなら、先入観なしでご一読を。面白いですから。 | ||||
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自分史上最高の推理小説でした!なんと言っても、殺人事件が3つ起きてますし。その犯人やトリックを当てられる人はいたら教えて欲しいです。 最後に犯人が当然判明しますが、犯人が解った上で最初からもう一度読むと、二度と楽しめる逸材です。なお、こんな手の込んだ殺人トリック見たこと無いです。 これを越える小説があれば読みたいから、誰か教えて欲しいです。 | ||||
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残念だ…私はレビューを見て評価が高かったので期待してこの本を読んだのだが… とある棄てトリックが出てきた時に、「ん?これどこぞの漫画の数字が名前の主人公が解いてなかった?」と嫌な予感… そしてメイントリックに至る前のヒントで「アアアァァ…まさかあぁぁ」そうです。無許可で有名な探偵の孫を騙る数字が名前のアイツがどや顔で解いてた謎解きだった。 これを読むまで、あれがパクりだとは全く知らなかったので一気にあれに対して腹が立って仕方がなかった!よくもまるまるパクれたもんだよ、許さんぞ! あーあ、私も皆さんのように「うわあ、そうだったのか!」ってスッキリしたかった… | ||||
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読み進めていくと先が気になってどんどん読み進めてしまいました。 のこりページが少なくなってもまだ謎が解けず、最後の展開に驚きました。 これだけ先が読めなかったのは久々でした。 | ||||
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あまりにも有名な本なので、読む前からトリックのネタは知っていた。 知っていたが、実際読んでみて面白かった。 殺人事件は2.26事件が起きた日と同じ日に起こり、迷宮入りとなった。 その四十年後に探偵御手洗潔が、当時警察官であった娘からその事件の解明の依頼を受けるというものである。 小説は、事件が起きた昭和初めからその四十年後の1979年にまたいでいる。 そのため、昭和初め特有のエログロな雰囲気があって、江戸川乱歩の小説のようで楽しめた。 また、世代的に、私は京極夏彦の百鬼夜行シリーズを先に読んでいるので、時代設定的に似たものがあって、すぐに小説の世界に入っていけた。 面白かったです。 | ||||
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いや、思わず冷蔵庫のナスで試したもの。 良く思いついたなぁ…と驚嘆するばかり。 京都観光っぽい気分に浸れるところも良いなぁ、と。 | ||||
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島田荘司 の他の作品は2つほど読んだ事があったが、本書は例の件で話題になるまで知らなかった。そんな訳で、完全に「金田一」目線のレビューになってしまっている事を、お断りしておく。 事実上の原作なのかと思って読んでみたが、物語自体は全く異なる。トリックも、科学捜査という高いハードルが立ちはだかる今となっては、多分、通用しない。金田一少年の事件簿は、その点を、現在でも何とか通用する様に改訂しており、自分は寧ろ肯定的に捉えている。そう、DNA鑑定を欺くには、高温で焼却するしかないのである。ストーリーも、自分は「異人館村」の方が好きだ。金田一の全登場人物でも、異彩を放つダーク・ヒロイン「時田若葉」の人物像には惹かれる物がある。ラストもいいし、ドラマ化や、ソフト化から、葬られてしまっているのは残念だ。 とは言え、あのダビデの星のトリックは、本作が無ければ生まれておらず、また、1作だけ際立って猟奇的なのも、本作を下敷きにしていればこそ。原作に敬意を表しての星5つとさせて頂く。朝のニュースの「占い」に全く興味が無い人間で、知識として、「占星術」 という物が全く分からないので、どうしようもなかったという感じだ(ゴメンよ)。ただ、昔の時代の話としてみれば、独創的だし、印象には残る。何か外国の作品の翻訳みたいな風情があるのが面白い。 | ||||
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私がミステリーを読み始めたときに、評価が高かった本として購入。 確かに最初は読みにくいが、加速度的に面白くなっていく。 トリックばかりがもてはやされるが、そこに至る過程もおもしろく、 若い人にもぜひ読んでいただきたい名作。 | ||||
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ドラマを観てからの島田荘司さんの原作に嵌まってしまいました。 | ||||
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「占星術殺人事件」は島田荘司のデビュー作として、本格ミステリーの代表のひとつを世界に知らせていた。この本をはじめ、私をミステリーの世界に導いていた。 | ||||
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何を書いてもネタバレになりそうですが とにかく、すごいミステリーです。 どうやっても解決策が無さそうな40年前の事件。 それを御手洗は解けるのか… 長編小説ですが、全く飽きさせない文章力。 背景がうかんでくる描写。 全てが素晴らしいです。 ただ仕方が無いのですが、登場人物が多いのだけは大変でした。私は付箋を貼って何度も読み返すハメになりました。 | ||||
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